中島国彦
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人物情報 | |
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生誕 |
1946年1月17日(78歳) 日本東京都 |
出身校 | 早稲田大学 |
学問 | |
研究分野 | 日本近代文学 |
研究機関 | 早稲田大学文学学術院 |
学位 | 博士(文学)(早稲田大学) |
学会 |
日本近代文学会 日本比較文学会 |
主な受賞歴 | やまなし文学賞(評論・研究部門) |
脚注 |
中島 国彦(なかじま くにひこ、1946年1月17日[3] - )は、日本の日本近代文学研究者、早稲田大学名誉教授、日本近代文学館理事長[4]。
人物・来歴
[編集]東京生まれ[5]。1968年早稲田大学文学部国文科卒業、1973年同大学大学院博士課程中退。1970年早稲田実業学校教諭、1972年早稲田大学文学部助手、1976年専任講師、1979年助教授、1984年教授。2004年早稲田大学文学学術院教授。2016年定年退職、名誉教授。2021年、坂上弘の死にともない日本近代文学館理事長となる[4]。1995年『近代文学にみる感受性』でやまなし文学賞受賞[5]。1996年同著作で早稲田大学文学博士。『白秋全集』『荷風全集』の編纂に参加。やまなし文学賞(評論部門)選考委員[6]。
著書
[編集]- 『近代文学にみる感受性』筑摩書房、1994年10月
- 『漱石の地図帳 歩く・見る・読む』大修館書店、2018年7月
- 『森鷗外 学芸の散歩者』岩波書店〈岩波新書〉、2022年7月。ISBN 9784004319375。
編著
[編集]- 『日本文学研究資料新集 石川啄木と北原白秋 思想と詩語』上田博共編、有精堂出版、1989年11月
- 『夏目漱石の手紙』長島裕子共著、大修館書店、1994年4月
- 『文藝時評大系 明治篇』全15巻 ゆまに書房、2005年
- 『文藝時評大系 明治篇 別巻』ゆまに書房、2006年5月
- 『明治名作集 新日本古典文学大系 明治編 30』岩波書店、2009年3月
- 松原岩五郎「最暗黒の東京(抄)」(担当校注)
- 『新現代文学名作選』塩澤寿一、馳川澄子、堀内雅、横堀利明 編著、明治書院、2012年1月
- 『漱石の愛した絵はがき』長島裕子共編、岩波書店、2016年9月
- 『日本近代文学年表』石﨑等、石割透、大屋幸世、木谷喜美枝、鳥羽耕史共編、鼎書房、2017年2月
- 『断腸亭日乗』永井荷風(全9冊、多田蔵人共校注)岩波文庫、2024年7月-
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ “早稲田大学研究者データベース研究者詳細 - 中島 国彦”. 早稲田大学. 2021年9月20日閲覧。
- ^ “中島 国彦 (Kunihiko Nakajima) - やまなし文学賞(評論・研究部門) - 受賞 - researchmap”. researchmap.jp. 2021年9月20日閲覧。
- ^ 『文藝年鑑』2016
- ^ a b “理事長就任にあたって”. 公益財団法人日本近代文学館. 2021年10月閲覧。
- ^ a b “地図を手に森鷗外と東京を歩く(中島国彦)”. yab.yomiuri.co.jp. 読売新聞. 2021年10月6日閲覧。
- ^ “やまなし文学賞”. 山梨県立文学館 | YAMANASHI PREFECTURAL MUSEUM of LITERATURE. 2021年10月6日閲覧。