上松駅
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上松駅 | |
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駅舎(2008年8月) | |
あげまつ Agematsu | |
◄CF30 木曽福島 (7.3 km) (6.6 km) 倉本► | |
所在地 | 長野県木曽郡上松町駅前通り[1] |
駅番号 | CF 29 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 |
271.1km(東京起点) 名古屋から125.8 km |
電報略号 | アマ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
167人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1910年(明治43年)10月5日[1][2] |
備考 |
簡易委託駅[3] マルス端末設置 標高:708.6m[1] |
上松駅(あげまつえき)は、長野県木曽郡上松町駅前通り二丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である[1]。駅番号はCF29。
歴史
[編集]1975年(昭和50年)までは木曽森林鉄道が運行されていた[4]。
年表
[編集]- 1910年(明治43年)10月5日:官設鉄道が須原駅から延伸した際の終着駅として開業[1][5][6]。旅客および貨物の取扱を開始[2]。
- 1911年(明治44年)5月1日:線路名称改定[5]。当駅を含む中央西線が中央本線に編入される[5]。
- 1951年(昭和26年)4月:鉄筋コンクリート造の現駅舎が建設される[3][8]。
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)3月22日:業務委託駅となる[9]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[2][10]。
- 1992年(平成4年)11月:みどりの窓口営業開始[11]。
- 1997年(平成9年):業務委託化。
- 2012年(平成24年)10月1日:簡易委託化[3][12]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。1・3番線が本線、2番線が副本線となっており、2番線は主として特急の待ち合わせを行う普通列車や、当駅始発の下り列車が使用する。
木曽福島駅管理の簡易委託駅[3]。かつては東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばが設置されていた[3]。駅に隣接して町の観光案内所がある[13]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 中央本線 | 上り | 中津川・名古屋方面[14] | 特急しなの含む |
2 | 一部列車 | |||
下り | 木曽福島・長野方面[14] | |||
3 | 特急しなの含む |
利用状況
[編集]「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
- 2007年度 - 288人[1]
- 2009年度 - 262人[1]
- 2010年度 - 275人[3]
- 2011年度 - 267人[15]
- 2012年度 - 238人[16]
- 2013年度 - 216人[17]
- 2014年度 - 202人[18]
- 2015年度 - 189人[19]
- 2016年度 - 183人[20]
- 2017年度 - 177人[21]
- 2018年度 - 167人[22]
駅周辺
[編集]中山道上松宿を中心としたエリアで現在も上松町の玄関駅でもある。 駅東側に南北に長い市街地を形成している。
バス路線
[編集]- 上松町コミュニティバス
- 上松町営バス赤沢線(季節運行)
隣の駅
[編集]※当駅に一部が停車する特急「しなの」の隣の停車駅は、列車記事を参照のこと。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、171頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、186頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、21頁。
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 18頁
- ^ a b c d 『歴史でめぐる鉄道全路線』 23頁
- ^ 「鉄道院告示第87号」『官報』1910年10月03日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道院告示第109号」『官報』1910年11月24日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「第8章 施設/2 営業用建物」『長鉄局二十年史』日本国有鉄道長野鉄道管理局、1971年3月30日、477頁。
- ^ 「来月から、4駅で無人化実施」『日本経済新聞』日本経済新聞社、1984年9月27日、地方経済面/長野、3面。
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 27頁
- ^ JR時刻表1992年11月号・12月号
- ^ 吉川翔大 (2012年9月15日). “従業員雇用し駅員に”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 21(長野総合)
- ^ 「松本平タウン情報」2012年7月28日号3面
- ^ a b “在来線携帯時刻表” (PDF). 東海旅客鉄道 (2017年3月). 2017年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月21日閲覧。
- ^ “平成23年長野県統計書” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. p. 196 (2014年1月). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月21日閲覧。
- ^ “平成24年長野県統計書” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. p. 194 (2015年2月). 2017年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月21日閲覧。
- ^ “平成25年長野県統計書” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. p. 194 (2016年1月). 2017年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月21日閲覧。
- ^ “平成26年(2014年)長野県統計書” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. p. 194 (2017年1月). 2017年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月21日閲覧。
- ^ “平成27年(2015年)長野県統計書” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. p. 194 (2018年1月). 2018年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月11日閲覧。
- ^ “平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
- ^ “平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月13日閲覧。
- ^ “平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。