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上側頭溝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
脳: 上側頭溝
大脳の外側面。赤く塗ってあるところが上側頭溝。
大脳をCG処理して表示した画像。赤い帯を挟んである所が上側頭溝。
名称
日本語 上側頭溝
英語 Superior temporal sulcus
ラテン語 sulcus temporalis superior
略号 sts
関連構造
上位構造 側頭葉
画像
Digital Anatomist 左側面
右側面
左側面+島
関連情報
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上側頭溝(じょうそくとうこう、英:Superior temporal sulcus)は、側頭葉にある脳溝のひとつ。外側溝と平行にそのすぐ下を走り、上側頭回中側頭回を分ける。前端が側頭極、後端が頭頂葉角回まで伸びる。

この領域の機能的側面については、他者がどこを見ているかを認識することと関わるという報告 [1]、また、他者の感情がどこへ向けられているかを判断すること、生物の動き(biological motion)を認識すること、などと関わる[2]といった報告がある。

画像

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脚注

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  1. ^ Campbell, R., Heywood, C.A., Cowey, A., Regard, M., and Landis, T. (1990). Sensitivity to eye gaze in prosopagnosic patients and monkeys with superior temporal sulcus ablation. Neuropsychologia, 28(11), 1123-1142.
  2. ^ Grossman, E. D. & Blake, R. (2001). Brain activity evoked by inverted and imagined biological motion. Vision Research, 41, 1475-1482.