三位一体 (アルバム)
『三位一体』 | ||||
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THE ALFEE の スタジオアルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | Virgin Music | |||
プロデュース | THE ALFEE | |||
チャート最高順位 | ||||
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THE ALFEE アルバム 年表 | ||||
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『三位一体』収録のシングル | ||||
『三位一体』(さんみいったい)は2015年12月23日に発売されたTHE ALFEE24枚目のオリジナルアルバム。
概要
[編集]約6年振りのオリジナルアルバム。
読み方は「さんみいったい」が正しく、TVやラジオなどのプロモーション、本作初回限定盤B「ライナーノーツトークセッション」でもこう発音している。
詳しくは三位一体を参照。
ジャケットとボーナスCDの異なる初回限定盤3種と通常盤の4形態で発売(詳細は後述)。
高見沢俊彦によると、タイトルは「3人のボーカル」という意味を込めており[1]、現時点(2015年)のTHE ALFEEを表す言葉として最適な題名だという[2]。
「三人全員がリード・ヴォーカルをとれる」というTHE ALFEEの強みを生かし、曲中でヴォーカルが変わる「スイッチ・ヴォーカル」を多用している。[3]
2016年1月4日付のオリコン週間アルバムランキングで3位獲得。オリジナルアルバムとしては『夢幻の果てに』(1995年1月20日発売/最高2位)以来、20年11か月振りのトップ3入り[4]。
収録曲と曲解説
[編集]全作詞・全作曲:高見沢俊彦
「或いはノイシュヴァンシュタイン城の伝言」作詞のみ橋本淳。
- Orionからの招待状
- 碧空の記憶
- 先輩バンドであるガロへの敬意を示した楽曲。ライナーノーツには、「With our respect to GARO」と記載されている。
- 或いはノイシュヴァンシュタイン城の伝言
- G.S. I Love You -あの日の君へ-
- Manhattan Blues
- THE ALFEEには珍しいジャジーな曲。過去には『冒険者たち』があるがこちらは本作とは違い、速くてハードな曲風となっている[3]。なお歌詞に出てくるColtraneとは、有名なサックスプレーヤージョン・コルトレーンのことである。
- 無情の愛 X
- Xはエックスと読む。スイッチ・ヴォーカルの曲。初の試みとして、歌詞の女と男のパートで歌い分けを行なっている[3]。
- 恋の花占い II
- 原曲「恋の花占い」は、高見沢ソロ楽曲(「誘惑の太陽」カップリング曲)で、本作の為にリメイクされ、スイッチ・ヴォーカルに変更された。
- One Step 〜再始動
- 2015年大阪国際女子マラソンイメージソング
- 英雄の詩
- GLORIOUS
- 2013年テレビ東京系ドラマ『刑事吉永誠一 涙の事件簿』主題歌。
BONUS CD
[編集]初回限定盤A(Bonus CD Special Live Tracks」T HE ALFEE 2500回記念雷舞 祝!桜井賢還暦コンサートat昭和女子大学人見記念講堂|人見記念講堂 Jan.31, 2015付
[編集]- オープニング ~ ふたりだけの夜
- 真夜中のロマンス
- 挽歌
- 星空のディスタンス
- SAVED BY THE LOVE SONG
- Over The Rainbow ~ ジェネレーション・ダイナマイト
- ONE
- 冬将軍
- 明日に架ける橋
- Pride
初回限定盤B (Bonus CD「三位一体 Liner Notes Talk Session」)
[編集]- Opening
- アルバム「三位一体」について
- 楽曲解説Part1(Orionからの招待状、碧空の記憶、或いはノイシュヴァンシュタイン城の伝言、G.S. I Love You -あの日の君へ-、英雄の詩)
- Free Talk
- 楽曲解説Part2(無情の愛 X、 Manhattan Blues、恋の花占い Ⅱ、 One Step 〜再始動、GLORIOUS)
- Ending
初回限定盤C (Bonus CD「THE ALFEE Best Hit Non-Stop Mix by TURNTABLE JUNKIES」)
[編集]- THE ALFEE BEST HIT MEGA MIX
- メリーアン
- SWEAT & TEARS
- シンデレラは眠れない
- Final Wars!
- 太陽は沈まない
- 100億のLove Story
- タンポポの詩
- 冒険者たち
- Juliet
- Brave Love ~Galaxy Express 999
- Justice For True Love
- サファイアの瞳
- 希望の鐘が鳴る朝に
- 星空のディスタンス
- もう一度ここから始めよう
※それぞれ初回封入特典として、メンバーの写真入り名刺が付いており、記載された電話番号に電話をかけると、メンバーからのメッセージを聞くことができた。
参加ミュージシャン
[編集]- 鎌田雅人 - Programming&Arrangement(M-2、3、4、5、7、10)
- 本田優一郎 - Programming&Arrangement(M-1、6、8、9)
- 吉田太郎 - Drums(M-1、3、4、5、6、7、8、9)
- 岸利至 - Keyboards(M-1)
スタッフ
[編集]Produced by THE ALFEE
Sound Produced by Toshihiko Takamizawa
Director: Masanao Ozawa, Kazuei Fujino
Mastered by Tom Coyne (Sterling Sound)
Mixed by Minoru Yasuda (all songs except M-10)、Tomonobu Akiba(M-10)
Recorded by Minoru Yasuda
Recording Studios: STUDIO Somewhere, Burnish Stone, HeartBeat RECORDING STUDIO, Studio T
Assistant Engineers: Yohei Horiuchi, Toru Mabu, Kesuke Narita (F.B. Communications)
Chief Manager: Tohru Tanase
Manager: Shigeru “Andore” Katoh, Yumiko Kondo
Executive Producer: Noboru Sekiguchi, Kimitaka Kato
脚注
[編集]- ^ “3世代ファン急増中 「アルフィー」から漂う“現役感”の秘訣”. 日刊ゲンダイDIGITAL. (2015年12月31日) 2016年4月10日閲覧。
- ^ a b “アーティストインタビュー:THE ALFEE「三位一体」”. JOYSOUND (2016年1月). 2016年4月10日閲覧。
- ^ a b c d 初回限定盤B「ライナーノーツトークセッションCD」より
- ^ “THE ALFEE、約21年ぶりに新アルバムTOP3”. ORICON STYLE. オリコン. (2015年12月29日) 2016年4月10日閲覧。