一ツ家
一ツ家 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度46分52秒 東経139度48分47秒 / 北緯35.781117度 東経139.812928度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 足立区 |
人口情報(2024年(令和6年)4月1日現在[1]) | |
人口 | 7,445 人 |
世帯数 | 3,686 世帯 |
面積([2]) | |
0.53647597 km² | |
人口密度 | 13877.6 人/km² |
設置日 | 1975年(昭和50年)10月1日 |
郵便番号 | 121-0075[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 足立 |
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一ツ家(ひとつや)は、東京都足立区の町名。現行行政地名は一ツ家一丁目から四丁目。住居表示実施済み区域。
地理
[編集]東京都足立区中央部に位置する。北で保塚町、東で六町および西加平、南で青井および中央本町、西で平野と隣接する。
地価
[編集]住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、一ツ家4-5-5の地点で33万5000円/m2となっている[5]。
歴史
[編集]現在の一ツ家は平野と同様に、かつては東栗原町・東島根町・竹塚町などのいくつかの町が複雑に入り組んでいる地域であったが、住居表示の実施に伴って町名町界が整理された。なお、平野は古くから地内の耕地名・小字名として使われていたのに対して、一ツ家は耕地名ではなく俗称・汎称地名として使われていた点が異なる。
一ツ家稲荷神社には元禄6年(1693年)の庚申塔が保存されているが、一ツ家の名が初めて明確に記されたのは1909年に参謀本部陸地測量部によって作成された地図によってであり、江戸時代に一ツ家と呼ばれていたことを示す史料は見つかっていない。一ツ家稲荷神社には「栗原新田念仏供養講中」と刻まれている安永9年(1780年)の念仏供養塔が残されているほか、1880年の迅速図にはこの近辺のことを「栗原新田」と記しており、かつてこの一帯が「栗原新田」と呼ばれており、栗原村の人々によって開発された地であることが窺える。
地名の由来
[編集]足立区には一ツ家のほかにも二ツ家や四ツ家といった地名がかつて存在していたほか、五反野駅近くを流れていた堀は三ツ家堀と呼ばれており、これらの名はこの地を開発した入植者の家の軒数を表していると言われている[誰によって?]。「一ツ家」もかつて開拓された当初は湿地帯の中にただ一軒だけの家があるだけだったと考えられている。他の二ツ家や四ツ家の地名は、現在ではバス停や公共施設の建物名に残されているだけだが、一ツ家の名は住居表示後も町名として存続している。
沿革
[編集]世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)4月1日現在(足立区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
一ツ家一丁目 | 860世帯 | 1,770人 |
一ツ家二丁目 | 1,499世帯 | 2,861人 |
一ツ家三丁目 | 1,020世帯 | 2,126人 |
一ツ家四丁目 | 307世帯 | 688人 |
計 | 3,686世帯 | 7,445人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 6,475
|
2000年(平成12年)[7] | 6,338
|
2005年(平成17年)[8] | 6,807
|
2010年(平成22年)[9] | 7,354
|
2015年(平成27年)[10] | 7,292
|
2020年(令和2年)[11] | 7,221
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 2,366
|
2000年(平成12年)[7] | 2,494
|
2005年(平成17年)[8] | 2,796
|
2010年(平成22年)[9] | 3,278
|
2015年(平成27年)[10] | 3,198
|
2020年(令和2年)[11] | 3,300
|
学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[12]。なお、足立区では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能。ただし、小学校に関しては、2018年(平成30年)度から学区域または学区域に隣接する学校のみの選択になる[13]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
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一ツ家一丁目 | 全域 | 足立区立平野小学校 | 足立区立東島根中学校 |
一ツ家二丁目 | 全域 | 足立区立東栗原小学校 | |
一ツ家三丁目 | 全域 | 足立区立栗島中学校 | |
一ツ家四丁目 | 全域 | 足立区立加平小学校 | 足立区立青井中学校 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
一ツ家一丁目 | 70事業所 | 979人 |
一ツ家二丁目 | 101事業所 | 544人 |
一ツ家三丁目 | 69事業所 | 615人 |
一ツ家四丁目 | 29事業所 | 664人 |
計 | 269事業所 | 2,802人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 266
|
2021年(令和3年)[14] | 269
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 2,417
|
2021年(令和3年)[14] | 2,802
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交通
[編集]バス
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
道路
[編集]- 東京都道318号環状七号線 - 地域南辺、当地と中央本町及び青井との境界線上を走っている。
施設
[編集]史跡
[編集]- 一ツ家稲荷神社
- 鈴野稲荷神社
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “足立区の町丁別の世帯と人口(令和6年)” (CSV). 足立区 (2024年4月12日). 2024年4月20日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年10月28日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “一ツ家の郵便番号”. 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “区立小・中学校の通学区域表・通学区域図” (PDF). 足立区 (2023年4月1日). 2023年10月28日閲覧。 “(ファイル元のページ)”
- ^ “学校選択制度について”. 足立区 (2017年6月1日). 2017年12月7日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。