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ローレンス (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ローレンス
ジョン・ダンスの勝負服(赤帽はフランスでのもの)
欧字表記 Laurens
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2015年4月12日(9歳)
Siyouni
Recambe
母の父 Cape Cross
生国 フランスの旗 フランス
生産者 Bloodstock Agency Ltd
馬主 John Dance
調教師 Karl R.Burke(イギリスの旗 イギリス
競走成績
生涯成績 17戦8勝
勝ち鞍
GI フィリーズマイル 2017年
GI サンタラリ賞 2018年
GI ディアヌ賞 2018年
GI メイトロンステークス 2018年
GI サンチャリオットステークス 2018年
GI ロートシルト賞 2019年
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ローレンス:Laurens)は、イギリス競走馬。主な勝ち鞍に2017年フィリーズマイル2018年サンタラリ賞ディアヌ賞メイトロンステークスサンチャリオットステークス、2019年ロートシルト賞がある。

戦績

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2歳(2017年)

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7月20日ドンカスター競馬場の未勝利戦でデビュー勝ちする。8月のカルヴァドス賞2着のあと、9月のメイヒルステークスを制して重賞初勝利を飾る。G1初挑戦となったフィリーズマイルでは6番人気であったが、道中軽快に逃げると直線でも脚色は衰えることなくそのまま逃げ切り、G1初制覇を挙げた[1]

3歳(2018年)

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3歳初戦となった1000ギニーでは好スタートからハナを奪って逃げるも直線でBillesdon Brookにかわされ惜しくも2着[2]。中距離路線に矛先を変えて挑んだサンタラリ賞ではウィズユーに頭差で競り勝ち1000ギニーの雪辱を果たす[3]。続くディアヌ賞では道中2番手追走から抜け出すと直線でムーシースアミーカ、ホメリック、ハッピリー、ウィズユーとの激しいたたき合いを制し、G1レース3勝目を飾る[4]。しかし8月のヨークシャーオークスシーオブクラスの6着に終わった。

秋にはメイトロンステークスサンチャリオットステークスを連勝し、年間のG1勝ち数を4に伸ばした。年内最終戦として牡馬相手のクイーンエリザベス2世ステークスに挑戦したが、8着に敗れた[5]

4歳(2019年)

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始動戦のロッキンジステークスでは2着となる。クイーンアンステークス5着を挟んで、ロートシルト賞でG1・6勝目を挙げた[5]。その後、8月のシティオブヨークステークスで2着に敗れると、連覇がかかったメイトロンステークスとサンチャリオットステークスでは共に着外に終わり、この年をもって現役を引退し繁殖牝馬となった。

血統表

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ローレンス血統 (血統表の出典)
父系 ヌレイエフ系

Siyouni
2007
父の父
Pivotal
1993
Polar Falcon Nureyev
Marie d'Argonne
Fearless Revival Cozzene
Stufida
父の母
Sichilla
2002
*デインヒル Danzig
Razyana
Slipstream Queen Conquistador Cielo
Country Queen

Recambe
2005
Cape Cross
1994
Green Desert Danzig
Foreign Courier
Park Appeal Ahonoora
Balidaress
母の母
Raana
1992
Kahyasi *イルドブルボン
Kadissya
Raysiya Cure The Blues
Rilasa


脚注

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  1. ^ G1フィリーズマイル、ディープ産駒セプテンバーがハナ差2着JRA-VAN、2017年10月14日公開 2018年9月4日閲覧
  2. ^ 英1000ギニー、最低人気のブルックVサンケイスポーツ、2018年5月8日公開 2018年9月4日閲覧
  3. ^ 英1000ギニー2着のローレンス、仏G1サンタラリ賞を競り勝ちJRA-VAN、2018年5月28日公開 2018年9月4日閲覧
  4. ^ ローレンスが大接戦の仏オークスを制しG1・3勝目netkeiba.com、2018年6月18日公開 2018年9月4日閲覧
  5. ^ a b Laurens”. Racing Post. 2019年8月27日閲覧。

外部リンク

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