ローレンス郡 (オハイオ州)
オハイオ州ローレンス郡 | |
---|---|
設立 | 1815年12月21日[1] |
郡名の由来 | ジェイムズ・ローレンス |
郡庁所在地 | アイアントン |
最大の都市 | アイアントン |
面積 - 総面積 - 陸 - 水 |
1,184 km2 (457.28 mi2) 1,174 km2 (453.37 mi2) 10 km2 (3.90 mi2), 0.85% |
人口 - (2010年) - 密度 |
62,450人 53人/km2 (137.7人/mi2) |
標準時 | 東部: UTC-5/-4 |
ローレンス郡(英: Lawrence County)は、アメリカ合衆国オハイオ州の最南部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は62,450人であり、2000年の62,319人から0.2%増加した[2]。郡庁所在地はアイアントン市(人口11,129人[3])であり、同郡で人口最大の都市でもある。
ローレンス郡はウェストバージニア州とケンタッキー州に跨るハンティントン・アシュランド大都市圏に属している。2000年時点の都市圏人口は 288,649人だった。郡名は「艦を諦めるな」というセリフで名高い米英戦争の海軍士官ジェイムズ・ローレンスに因んで名付けられた。
歴史
[編集]1796年、この地域の初期開拓者であるルーク・ケリーとその家族、およびメイ・カイザーがオハイオ川沿いのハンギングロックに入植した[4]。ローレンス郡は1816年12月20日に、ガリア郡とサイオト郡の一部を合わせて設立された。郡庁所在地はバーリントンだった[5]。1851年、郡庁はバーリントンから現在のアイアントンに移された。当時新しい郡庁舎が建設されたが、1857年の火事で焼けた。現在の郡庁舎は1908年に建設された。
ローレンス郡民は米墨戦争に出陣し、少なくとも1人が戦死した。南北戦争では1862年までに約3,200人が北軍に参加した[6]。第一次世界大戦では、2,200人の郡民がアメリカ軍に従軍し、99人が戦死した[7]。
開拓が始まったときからローレンス郡は、鉄、木材、石炭、天然ガス、石油、塩など天然資源が豊富だった。20世紀が始まるまでに、これらの多くは枯渇していた。
地理
[編集]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は457.28平方マイル (1,184.3 km2)であり、このうち陸地453.37平方マイル (1,174.2 km2)、水域は3.90平方マイル (10.1 km2)で水域率は0.85%である[8]。ローレンス郡はオハイオ州の最南端に位置している。
隣接する郡
[編集]- ジャクソン郡 - 北
- ガリア郡 - 北東
- キャベル郡 (ウェストバージニア州) - 南東
- ウェイン郡 (ウェストバージニア州) - 南
- ボイド郡 (ケンタッキー州) - 南西
- グリーナップ郡 (ケンタッキー州) - 南西
- サイオト郡 - 北西
サイオト郡 | ジャクソン郡 | ガリア郡 | ||
ローレンス郡 | ||||
グリーナップ郡 (ケンタッキー州) ボイド郡 (ケンタッキー州) |
ウェイン郡 (ウェストバージニア州) | キャベル郡 (ウェストバージニア州) |
国立保護地域
[編集]- ウェイン国立の森(部分)
人口動態
[編集]人口推移 | |||
---|---|---|---|
年 | 人口 | %± | |
1820 | 3,499 | — | |
1830 | 5,367 | 53.4% | |
1840 | 9,738 | 81.4% | |
1850 | 15,246 | 56.6% | |
1860 | 23,249 | 52.5% | |
1870 | 31,380 | 35.0% | |
1880 | 39,068 | 24.5% | |
1890 | 39,556 | 1.2% | |
1900 | 39,534 | −0.1% | |
1910 | 39,488 | −0.1% | |
1920 | 39,540 | 0.1% | |
1930 | 44,541 | 12.6% | |
1940 | 46,705 | 4.9% | |
1950 | 49,115 | 5.2% | |
1960 | 55,438 | 12.9% | |
1970 | 56,868 | 2.6% | |
1980 | 63,849 | 12.3% | |
1990 | 61,834 | −3.2% | |
2000 | 62,319 | 0.8% | |
2010 | 62,450 | 0.2% | |
[9] |
基礎データ
人種別人口構成
|
年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
|
収入[編集]収入と家計 |
郡区
[編集]ローレンス郡は下記14の郡区に分割されている。
|
|
|
|
都市
[編集]村
[編集]
|
|
国勢調査指定地域
[編集]- バーリントン
未編入の町
[編集]
|
|
|
脚注
[編集]- ^ “Ohio County Profiles: Lawrence County” (PDF). Ohio Department of Development. 2007年4月28日閲覧。
- ^ Quickfacts.census.gov - Lawrence County Archived 2011年7月13日, at WebCite - accessed 2011-12-06.
- ^ Quickfacts.census.gov - Ironton, Ohio - accessed 2011-12-06.
- ^ Brown, Paul M. (1966). A Story About Lawrence County, Ohio (Report). Huntington, WV: Paul Brown Publishing Co. p. 15 (unnumbered). OCLC 2667859。
- ^ Brown, Paul M. (1966). A Story About Lawrence County, Ohio (Report). Huntington, WV: Paul Brown Publishing Co. p. 10 (unnumbered). OCLC 2667859。
- ^ "'Ironton Register, October 9, 1862
- ^ “WW I Stories”. 2012年12月17日閲覧。
- ^ “Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2011年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月6日閲覧。