ローゼンホーマ記念
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ローゼンホーマ記念(ローゼンホーマきねん)は福山競馬場で行われていたアラブ系古馬による重賞競走(平地競走)である。
概要
[編集]福山競馬場で活躍した名馬ローゼンホーマを記念して、1990年に創設された。距離はダート1800m。「福山グランプリ」の副称で、会計年度末の3月に行われていた。当初はファン投票により出走馬を選抜していた[1]。
長らく福山所属馬限定の競走であったが、2007年のみ「全日本ローゼンホーマ記念」と題して地方競馬全国交流競走として行われた。他地区からの登録馬についてはファン投票が行われ[2]、出走馬選定の参考とされた[3]。
2007年度(2007年4月〜2008年3月)以降は施行されておらず[4]、代わってサラブレッド系・アラブ系混合の「ファイナルグランプリ」が施行されている。
第7回の優勝馬ハギノハートリングはローゼンホーマの産駒である。
歴代優勝馬
[編集]回次 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 騎手 | 調教師 |
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第1回 | 1990年3月25日 | キタノテイモオー | 牡8 | 福山 | 2:01.4 | 末廣卓己 | 東森實 |
第2回 | 1991年3月24日 | アサリユウセンプー | 牡6 | 福山 | 1:59.6 | 那俄性哲也 | 濱田輝和 |
第3回 | 1992年3月22日 | ムサシボウホマレ | 牡6 | 福山 | 2:00.2 | 石井幸男 | 石井勝教 |
第4回 | 1993年3月21日 | イムラッドキング | 牡5 | 福山 | 2:03.2 | 岡田祥嗣 | 高本修一 |
第5回 | 1994年3月27日 | オールセンプー | 牡5 | 福山 | 2:01.2 | 末廣卓己 | 寺田孝 |
第6回 | 1995年3月21日 | ヒヨシサト | 牝7 | 福山 | 1:59.9 | 渡辺博文 | 上原齊 |
第7回 | 1996年3月18日 | ハギノハートリング | 牡7 | 福山 | 2:01.7 | 藤本三郎 | 濱田輝和 |
第8回 | 1997年3月23日 | サンワテイオー | 牡5 | 福山 | 1:59.4 | 岡崎準 | 黒川都起哉 |
第9回 | 1998年3月22日 | ミナミセンプウ | 牡8 | 福山 | 2:02.1 | 岡崎準 | 弓削和彦 |
第10回 | 1999年3月21日 | アキフジクラウン | 牡5 | 福山 | 1:59.5 | 岡田祥嗣 | 吉井英隆 |
第11回 | 2000年3月19日 | パッピーケイオー | 牡6 | 福山 | 1:59.0 | 藤本三郎 | 番園一男 |
第12回 | 2001年3月20日 | ホマレスターライツ | 牡5 | 福山 | 2:01.7 | 片桐正雪 | 那俄性哲也 |
第13回 | 2002年3月17日 | ホマレエリート | 牝4 | 福山 | 2:01.6 | 鋤田誠二 | 堀部重昭 |
第14回 | 2003年3月16日 | ドリーミング | 牝7 | 福山 | 1:59.3 | 渡辺博文 | 田代専二 |
第15回 | 2004年3月14日 | ユノエージェント | 牡4 | 福山 | 2:00.5 | 嬉勝則 | 番園一男 |
第16回 | 2005年3月20日 | スイグン | 牡5 | 福山 | 1:59.8 | 片桐正雪 | 千同武治 |
第17回 | 2006年3月19日 | ユキノホマレ | 牡7 | 福山 | 1:59.9 | 三村展久 | 田代専二 |
第18回 | 2007年3月25日 | ユノフォーティーン | 牡5 | 福山 | 2:00.8 | 渡辺博文 | 桧山龍二郎 |
競走結果の出典
[編集]- ローゼンホーマ記念 歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会
脚注
[編集]- ^ 『ハロン』1990年5月号、p.19
- ^ “「福山グランプリ全日本ローゼンホーマ記念」ファン投票結果について”. 2012年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月19日閲覧。
- ^ “「福山グランプリ全日本ローゼンホーマ記念」ファン投票について”. 2012年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月19日閲覧。
- ^ 福山競馬場公式サイト“重賞・特別競走(2007年4〜9月)”. 2007年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年9月15日閲覧。 “重賞・特別競走(2007年10月〜2008年3月)”. 2008年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年9月15日閲覧。による。