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リカンカブール (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リカンカブール
欧字表記 Licancabur[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 黒鹿毛[1]
生誕 2019年4月16日(5歳)[1]
シルバーステート[1]
アンブラッセモワ[1]
母の父 Zoffany[1]
生国 日本の旗 日本北海道浦河町[2]
生産者 辻牧場[1]
馬主 (株)ラ・メール[1]
調教師 田中克典栗東[1]
競走成績
生涯成績 13戦5勝[1]
獲得賞金 1億2564万円[1]
(2024年9月22日現在)
勝ち鞍
GIII 中山金杯 2024年
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リカンカブール(欧字名:Licancabur2019年4月16日 - )は、日本競走馬2024年中山金杯の勝ち馬である。

馬名の由来は、チリとボリビアの国境にある山の名前より[2]

戦績

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2021年10月16日、阪神競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝1800m)で、鞍上藤岡康太にてデビューし、6着。年明け2月、藤岡との再コンビで挑んだ小倉競馬場の3歳未勝利戦(芝2000m)で初勝利を収めた。初の重賞挑戦として挑んだ京都新聞杯は12番人気・単勝156.6倍の伏兵扱いだったが、前で粘って4着に力走[3]。8月20日の足立山特別(1勝クラス)で2勝目を挙げた。9月25日の神戸新聞杯は果敢に逃げを打ったが、後続につかまり6着に敗れた。

4歳となった2023年、シーズン初戦の館山特別(2勝クラス)で3勝目、約半年の休養を挟んだ秋の西宮ステークス(3勝クラス)で4勝目を挙げた。年末のチャレンジカップは最後方から上がり2位の末脚で迫ったが、及ばず7着に敗れた。

5歳シーズンは1月6日の中山金杯より始動。道中は4番手に控えて直線で力強く馬群を抜け出し、最後は猛追するククナを半馬身抑え込んで優勝。管理する田中克典調教師共々、重賞初制覇を果たした[4][5]

競走成績

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以下の内容は、netkeiba.com[6]およびJBISサーチ[1]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2021.10.16 阪神 2歳新馬 芝1800m(良) 15 3 4 014.50(5人) 06着 R1:50.4(34.5) -0.7 0藤岡康太 55 フォースクエア 472
2022.02.05 小倉 3歳未勝利 芝2000m(良) 14 3 3 007.50(4人) 01着 R2:02.0(34.9) -0.1 0藤岡康太 56 (プリマヴィータ) 480
0000.05.07 中京 京都新聞杯 GII 芝2200m(良) 12 2 2 156.6(12人) 04着 R2:10.2(36.1) -0.7 0藤岡康太 56 アスクワイルドモア 488
0000.08.20 小倉 足立山特別 1勝 芝2000m(良) 11 4 4 002.50(1人) 01着 R1:57.6(35.0) -0.2 0藤岡康太 54 (サトノマジェスタ) 488
0000.09.25 中京 神戸新聞杯 GII 芝2200m(良) 17 1 1 037.4(11人) 06着 R2:12.0(35.6) -0.9 0藤岡康太 56 ジャスティンパレス 492
0000.12.28 阪神 フォーチュンC 2勝 芝2000m(良) 14 5 8 004.40(2人) 02着 R1:59.8(35.0) -0.1 0藤岡康太 56 ブルーロワイヤル 496
2023.03.18 中山 館山特別 2勝 芝2000m(不) 11 1 1 004.40(2人) 01着 R2:05.4(37.2) -0.2 0戸崎圭太 58 (キントリヒ) 494
0000.09.30 阪神 西宮S 3勝 芝2000m(良) 16 1 1 006.60(4人) 01着 R1:58.3(33.8) -0.0 0武豊 58 (エアサージュ) 494
0000.12.02 阪神 チャレンジC GIII 芝2000m(良) 13 3 3 030.20(7人) 07着 R1:59.3(34.7) -0.5 0藤岡康太 57 ベラジオオペラ 506
2024.01.06 中山 中山金杯 GIII 芝2000m(良) 17 2 3 007.80(5人) 01着 R1:58.9(34.5) -0.1 0津村明秀 56 (ククナ) 494
0000.03.31 阪神 大阪杯 GI 芝2000m(良) 16 8 15 048.7(12人) 16着 R2:00.5(36.7) -2.3 0津村明秀 58 ベラジオオペラ 498
0000.07.14 函館 函館記念 GIII 芝2000m(良) 16 3 6 020.7(11人) 08着 R2:00.3(35.8) -1.1 0津村明秀 58 ホウオウビスケッツ 490
0000.09.22 中山 オールカマー GII 芝2200m(良) 15 8 14 059.8(12人) 03着 R2:12.0(34.6) -0.2 0津村明秀 57 レーベンスティール 490
  • 競走成績は2024年9月22日現在

血統表

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リカンカブール血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

シルバーステート
2013 青鹿毛
父の父
ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
父の母
*シルヴァースカヤ
2001 黒鹿毛
Silver Hawk Roberto
Gris Vitesse
Boubskaia Niniski
Frenetique

*アンブラッセモワ
2013 鹿毛
Zoffany
2008 鹿毛
Dansili *デインヒル
Hasili
Tyranny Machiavellian
Dust Dancer
母の母
Ice Flower
2006 栗毛
Pivotal Polar Falcon
Fearless Revival
*エジラール Caerleon
Genovefa
母系(F-No.) エジラール(IRE)系(FN:4-r) [§ 3]
5代内の近親交配 Nijinsky 5×5、Hail to Reason 5×5(父内)   [§ 4]
出典
  1. ^ [7][8]
  2. ^ [8]
  3. ^ [7][8]
  4. ^ [7]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n リカンカブール”. JBISサーチ. 2023年4月2日閲覧。
  2. ^ a b 競走馬情報 - リカンカブール”. 日本中央競馬会. 2023年1月5日閲覧。
  3. ^ 【京都新聞杯レース後コメント】アスクワイルドモア岩田望来騎手ら”. netkeiba.com. 2024年1月7日閲覧。
  4. ^ 【中山金杯】リカンカブール抜け出しV 田中克師うれし重賞初制覇「この馬で獲れて良かった」”. netkeiba.com. 2024年1月7日閲覧。
  5. ^ 【中山金杯】‘’金杯男‘’津村明秀騎手のリカンカブールが重賞初V!4年目・田中克典調教師も初タイトル”. スポーツ報知. 2024年1月7日閲覧。
  6. ^ リカンカブール”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年1月6日閲覧。
  7. ^ a b c 血統情報:5代血統表|リカンカブール”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年1月6日閲覧。
  8. ^ a b c リカンカブールの血統表|競走馬データ”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年1月6日閲覧。

外部リンク

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