ランジート (駆逐艦)
表示
ローフキイ ランジート | ||
---|---|---|
2007に各国合同で開催された演習に参加した際のランジート | ||
艦歴 | ||
ローフキイ Ловкий | ||
起工 | 1981年10月24日 61人のコミューン参加者記念工場 | |
所属 | ソ連海軍黒海艦隊 | |
進水 | 1979年6月16日 | |
竣工 | 1983年7月20日 | |
除籍 | 1983年11月24日 | |
ランジート INS Ranjit | ||
編入 | 1983年11月24日 | |
所属 | インド海軍 | |
要目 | ||
艦種 | 大型対潜艦 ミサイル駆逐艦 | |
設計 | 61-ME 設計 | |
工場番号 | 2203 | |
排水量 | 基準排水量 | 4,025 t |
満載排水量 | 4,905 t | |
全長 | 146.11 m | |
全幅 | 15.81 m | |
喫水 | 6.83 m | |
機関 | COGAG機関M-3 2 基 | 72,000 馬力 52,900 kWt |
ガスタービン機関M-8E | 4 基 | |
推進 | 2軸推進 | |
電源 | ディーゼル発電機BTU-63 2 基 | 2,400 kW |
速力 | 最大速度 | 30 kn |
巡航速度 | 18 kn | |
航続距離 | 3,800 浬/18 kn | |
行動期間 | 10 日間 | |
乗員 | 士官 | 33 名 |
水兵 | 279 名 | |
武装 | 艦対艦ミサイルP-20「テルミート」単装発射機 | 4 基(弾数4 発) |
76.2 mm連装両用砲AK-726 | 1 基 | |
30 mm機関砲AK-630 | 4 基 | |
個艦防空用艦対空ミサイルZIF-101 M-1「ヴォルナーP」連装発射機 | 2 基(V-601ミサイル32 発) | |
5連装魚雷発射管PTA-53-61 | 1 基 | |
12連装対潜ロケット弾発射機RBU-6000「スメールチ2」 | 2 基(RGB-60ロケット弾192 発) | |
指揮 | 戦闘情報統禦装置「プランシェート61」 | |
レーダー | 水上・対空捜索レーダーRAWL-02 | 1 基 |
対空レーダーMR-500 | 1 基 | |
射撃管制レーダー4R-90「ヤタガーン」(「ヴォルナー」用) | 2 基 | |
射撃管制レーダーMR-105「トゥレーリ」(主砲用) | 1 基 | |
射撃管制レーダーMR-104「ルィーシ」(高角機銃用) | 2 基 | |
水上捜索照準レーダー「ヴォールガ」 | 1 基 | |
タカン | バラートFT13-S/M | 1 基 |
ソナー | 「プラーチナ」 | |
電子戦装備 | 電子戦対抗装置「ザリーフ」 | 1 基 |
電子戦対抗装置「クラープ11」 | 2 基 | |
電子戦対抗装置「クラープ12」 | 2 基 | |
チャフ・フレア発射機PK-16 | 2 基 | |
通信装置 | 装備一式 | |
搭載機 | Ka-25PLOまたはKa-28 | 1 機 |
ランジート(INS Ranjit)は、インド海軍の保有する駆逐艦(Destroyer)である。艦番号はD53。
概要
[編集]ランジートは、インドからの発注に基づきソ連で建造された61-ME 設計の3番艦であった。
工場番号2203艦は、1977年6月29日にウクライナ・ソビエト社会主義共和国ニコラーエフの61人のコミューン参加者記念工場で起工、1981年10月30日には一時的にソ連海軍に編入され、ローフキイ(Ло́вкий)と命名された。これは、「巧みな、器用な、如才ない」といった意味を持つロシア語の形容詞である。1979年6月16日に進水、1983年7月20日に竣工すると、ローフキイは赤旗受賞黒海艦隊に配備された。その後、海上公試などを実施した。
1983年11月24日にはソ連海軍を除籍となり、インドへ引き渡された。インドにおいては、ランジートと改称された。
インド引き渡し後機関砲をAK-230からAK-630へ換装し、対空レーダーもMR-310U「アンガラーM」からオランダ・シグナール社製を国産化したRAWL-02へ換装した。