ヤン・ファーブル
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ヤン・ファーブル(Jan Fabre, 1958年 - )は、ベルギー、アントウェルペン出身の美術家、演出家、振付家。男性。アンリ・ファーブルの曾孫。
青インクのボールペンで表面を青く描き埋め尽くしたドローイングや、コガネムシを用いて表面を埋め尽くした彫刻、空間演出で有名である。
1986年より、「トルブレイン」(Troubleyn/Jan Fabre)というシアター・カンパニーを設立、世界的に活動している現代演劇作家でもある。
彫刻作品『十字架をもつ男』がアントウェルペンの聖母大聖堂内に設置されている[1]。
略歴
[編集]- 1958年 - ベルギー・アントウェルペンに生まれる。
- アントウェルペン王立芸術学院卒業。
- 1984年 - ヴェネツィア・ビエンナーレに出展。
- 2001年 - アヴィニョン演劇祭で「我は血」を発表。
- 2005年 - アヴィニョン演劇祭に芸術監督 (Associate Artist) として招かれる。
- 2008年 - ルーブル美術館にて個展。
脚注
[編集]- ^ 『芸術新潮』 2017, p. 87.
参考文献
[編集]- 『芸術新潮』第68巻第7号、新潮社、2017年7月。