ムアンムックダーハーン郡
座標: 北緯16度32分18秒 東経104度42分54秒 / 北緯16.53833度 東経104.71500度
ムアンムックダーハーン郡 | |
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ムアンムックダーハーン郡の位置 | |
情報 | |
タイ語名 | อำเภอเมืองมุกดาหาร |
県 | ムックダーハーン県 |
地理番号 | 4901 |
郵便番号 | 49000 |
統計 | |
面積 | 1,235.07 km2 |
人口 | 128,005 人 (2005年) |
人口密度 | 103.6 人/km2 |
行政 |
ムアンムックダーハーン郡(ムアンムックダーハーンぐん)は、タイ東北部・ムックダーハーン県の郡(アムプー)。同県の県庁所在地でもある。
名称
[編集]ムックダーハーンとは「瓔珞」という意味である。ムックダーハーン建設時、地元の川からカラスガイの仲間のカープ貝ないしキー貝 (หอยกาบ หรือ หอยกี้) から真珠(ムックダー)が発見されていた。また毎晩、7本のココヤシから不思議な光が発せられていた。当時の国主、チャオ・チャンタキンナリーが地元で真珠が発見されていることを意識してこの光をケーオ・ムックダーハーン(瓔珞の宝石)と呼んだことに由来する。
歴史
[編集]ムックダーハーンはチャオ・チャンタスリヤウォンの息子、チャオ・チャンタキンナリーによって1770年、建てられた。後にトンブリー王朝時代、タークシン王によって、チャオ・チャンタキンナリーはプラヤー・チャンタシースラートウッパラーチャーマンタートゥラートに格上げされた。その後、ムックダーハーンはウドーンターニーの領域となった。
ラーマ5世(チュラーロンコーン)によってモントン制度が導入されると、ムックダーハーンはモントン・ウドーンターニーの県(ムアン)となった。1907年ナコーンパノム県の郡の一つとなり、1982年9月27日、ナコーンパノムから分離。ムックダーハーン県の県庁所在地となった。
地理
[編集]市街地はメコン川の形成した平地にあり、市の主な水源もメコン川である。また郡の北西部、西部、南部は山がちになってお降り、そのうちの南部にはプー・パートゥープ国立公園に指定されている。
交通
[編集]国道212号線が北部に向かって延びており、ナコーンパノム方面と通じている。また国道2042号線が北西に向かって延びておりソムデット方面に通じている。国道212号線が南西に向かって延びており、アムナートチャルーン方面と通じている。また国道2034号線が南東に向かって延びておりケーマラート方面とつながっている。
ラオスのカイソーン・ポムウィハーン郡とメコン川に架かる第2タイ=ラオス友好橋を通って行き来出来、交易が盛んである。
経済
[編集]郡内の主な産業は農業で、コメ、タピオカ、サトウキビ、果物、落花生、野菜などが生産されている。
行政区分
[編集]郡は13のタムボンに分かれ、さらにその下位に143の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。
- テーサバーンムアン・ムックダーハーン・・・タムボン・ムックダーハーンの一部と、タムボン・シーブンルアンの全体
- テーサバーンタムボン・ドンイェン・・・タムボン・ドンイェンの全体
また郡内には12のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。
- タムボン・ムックダーハーン・・・ตำบลมุกดาหาร
- タムボン・シーブンルアン・・・ตำบลศรีบุญเรือง
- タムボン・バーンコーク・・・ตำบลบ้านโคก
- タムボン・バーンサーイヤイ・・・ตำบลบางทรายใหญ่
- タムボン・ポーンサーイ・・・ตำบลโพนทราย
- タムボン・プンデート・・・ตำบลผึ่งแดด
- タムボン・ナーソーク・・・ตำบลนาโสก
- タムボン・ナーシーヌワン・・・ตำบลนาสีนวน
- タムボン・カムパーラーイ・・・ตำบลคำป่าหลาย
- タムボン・カムアーフワン・・・ตำบลคำอาฮวน
- タムボン・ドンイェン・・・ตำบลดงเย็น
- タムボン・ドンモーン・・・ตำบลดงมอน
- タムボン・クットケー・・・ตำบลกุดแข