コンテンツにスキップ

マーク・クレイトン (1961年生のアメリカンフットボール選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マーク・クレイトン
Mark Clayton
基本情報
ポジション ワイドレシーバー
生年月日 (1961-04-08) 1961年4月8日(63歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
インディアナ州インディアナポリス
身長: 5' 9" =約175.3cm
体重: 177 lb =約80.3kg
経歴
大学 ルイビル大学
NFLドラフト 1983年 / 8巡目全体223位
初出場年 1983年
初出場チーム マイアミ・ドルフィンズ
所属歴
1983-1992 マイアミ・ドルフィンズ
1993 グリーンベイ・パッカーズ
受賞歴・記録
プロボウル選出(5回)
1984, 1985, 1986, 1988, 1991
NFL 通算成績
レシーブ 582回
レシーブ獲得ヤード 8,974ヤード
タッチダウンレシーブ 84回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

マーク・クレイトン(Mark Clayton 1961年4月8日- )はインディアナ州インディアナポリス出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはワイドレシーバー。彼はダン・マリーノの好んだレシーバーであり、彼とマーク・デューパーマーク・ブラザーズと呼ばれた[1][2][3]

経歴

[編集]

選手時代

[編集]

ルイビル大学から[4]1983年のNFLドラフト8巡でマイアミ・ドルフィンズに指名されて入団した。

1年目の1983年にはほとんど活躍しなかったが、2年目の1984年にはこの年、5000ヤード以上を投げて、NFLのシーズンタッチダウン記録を更新する48TDを投げたダン・マリーノのエースターゲットとなり[2]、73回のキャッチで1,389ヤードを獲得、当時NFL記録となる18TDレシーブをあげた[1][5]。この記録は1987年ジェリー・ライスに破られたものの現在も歴代3位の記録となっている。1984年12月17日のダラス・カウボーイズとのマンデーナイトフットボールでは3TDをあげた[6]

1988年には自己ベストの86回のキャッチで1,129ヤードを獲得、NFLトップの14タッチダウンをあげた[5]。この年、ニューヨーク・ジェッツ戦で10キャッチで153ヤードを獲得、2タッチダウンをあげた。ドルフィンズのレシーバーで10キャッチ以上、複数タッチダウンをあげた選手は2013年リシャード・マシューズまで現れなかった[7]

1993年、1シーズンだけグリーンベイ・パッカーズでプレーし、現役を引退した。11シーズンで582回のキャッチで8,974ヤードを稼いだ。

現役引退した時点では、歴代13位のレシーブ数、14位タイのレシーブ獲得ヤード、6位のTDレシーブ数であった[5]

プロボウル1984年1985年1986年1988年1991年の5回選出されている[8]。 彼は現在もドルフィンズの通算レシーブTD記録(81)[1][8]、通算レシーブ数記録、シーズンレシーブ獲得ヤード記録を保持している。

現役引退後

[編集]

2003年に元同僚のマーク・デューパーと共にドルフィンズのリング・オブ・ホナーに選ばれた。

2005年にマリーノがプロフットボール殿堂に選出されて、カントンでの表彰を記念したスピーチを行った際にも群衆の中から走り寄って、パスを捕球した[9]

記録

[編集]

1984年にマリーノからあげた18TDは、シーズン中同一QBからのTD記録としては、トム・ブレイディランディ・モスが2007年に作った23TDに次いで歴代2位タイ(1994年のブレット・ファーヴスターリング・シャープとのタイ記録)

人物

[編集]

彼はダン・マリーノブレット・ファーヴの2人からタッチダウンパスを受けた[5]3人のうちの1人である。残りの2人はキース・ジャクソンマーク・イングラム英語版である。

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 懐かしのレジェンド集結! ~ドルフィンズ~”. NFL JAPAN (2011年7月20日). 2012年7月23日閲覧。
  2. ^ a b Matt Stein (2011年7月5日). “NFL: 50 Best Receiving Corps in League History 6. 1984 Miami Dolphins”. bleacherreport.com. 2011年8月4日閲覧。
  3. ^ Matt Stein (2011年7月5日). “NFL: 50 Best Receiving Corps in League History 9. 1986 Miami Dolphins”. bleacherreport.com. 2011年8月4日閲覧。
  4. ^ Mark Clayton College & Pro Football Statistics”. totalfootballstats.com. 2011年8月4日閲覧。
  5. ^ a b c d The 10 Best Wide Receivers Not in the Pro Football Hall of Fame”. bleacherreport.com (2009年6月21日). 2011年8月4日閲覧。
  6. ^ MNF History: 1984”. ABC (2002年8月29日). 2013年6月1日閲覧。
  7. ^ Matt Kelley (2013年11月23日). “Rishard Matthews goes from long shot to making history for Miami Dolphins”. マイアミ・ヘラルド. 2013年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月18日閲覧。
  8. ^ a b Scott Altman (2010年11月3日). “Miami Dolphins: The 100 Greatest Players in Team History”. bleacherreport.com. 2013年1月6日閲覧。
  9. ^ "One more Mark, just one more pass to my all-time favorite receiver and target."...-DAN MARINO HALL OF FAME CEREMONY INDUCTION SPEECH PRIOR TO TOSSING THE BALL PERFECTLY TO MARK CLAYTON.”. thesportslegends.com. 2011年8月4日閲覧。

外部リンク

[編集]