マレク・プワブゴ
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2015年ペドロカップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フルネーム | マレク・プワブゴ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Marek Plawgo | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | ポーランド | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 (ハードル, 短距離走) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 400mハードル, 400m | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1981年2月25日(43歳) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | ルダ・シロンスカ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 183cm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 72kg | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オリンピック |
400mH 6位 (2004年, 2008年) 4x400mR 6位 (2008年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 |
400mH 3位 (2007年) 4x400mR 3位 (2007年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地域大会決勝 |
ヨーロッパ選手権 400mH 2位 (2006年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最高世界ランク | 400mH 5位 48秒12 (2007年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
100m | 10秒60 (2001年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
200m | 20秒61 (2002年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
400m | 45秒35 (2002年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
60mハードル | 8秒15 (1999年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
400mハードル | 48秒12 (2007年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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編集 |
マレク・プワブゴ(プラヴゴ、プラウゴ、Marek Plawgo、1981年2月25日 ‐ )は、ポーランド・ルダ・シロンスカ出身の陸上競技選手。専門はハードルおよび短距離走。400mハードルで48秒12(ポーランド記録)、400mで45秒35の自己ベストを持つ。2007年大阪世界選手権の男子400mハードルと男子4×400mリレーの銅メダリストである。
オリンピックと世界選手権を通じてポーランド勢初の400mハードルメダリストになった選手である。世界選手権以外では、2004年アテネオリンピックと2008年北京オリンピックの男子400mハードルで6位、2003年バーミンガム世界室内選手権男子4×400mリレーで銅メダル獲得、2007年ワールドアスレチックファイナル男子400mハードルで優勝などの実績を持つ。
経歴
[編集]2000年10月の世界ジュニア選手権男子400mハードルを自己ベスト(当時)の49秒23で制すると[1]、アンカーを務めた男子4×400mリレーでは3位に貢献し[2]、世界ジュニア選手権の400mハードルと4×400mリレーでポーランド勢初のメダルを獲得した[3]。
2011年5月12日の国際グランプリ大阪男子400mハードルで48秒16のポーランド新記録(当時)を樹立。1998年にPawel Januszewskiがマークした48秒17を塗り替えた。
2002年3月のヨーロッパ室内選手権男子400mを大会新記録(当時)およびポーランド新記録の45秒39で制すると、1走を務めた男子4×400mリレーでも3分05秒50をマークしての優勝に貢献し、大会2冠を達成した。
2003年3月のバーミンガム世界室内選手権男子400mと男子4×400mリレーに出場。男子400mは準決勝で組3着に入れば決勝に進出できたが、3着とは0秒21差の4着で決勝進出を逃した[4]。しかし、アンカーを務めた男子4×400mリレーでは3分06秒61をマークしての3位に貢献し[5]、この種目ではポーランド勢3つ目のメダルとなる銅メダルを獲得した[注 1][6]。
2003年7月のヨーロッパU23選手権男子400mハードルを48秒45で制すると、アンカーを務めた男子4×400mリレーも3分03秒32をマークしての優勝に貢献し、大会2冠を達成した。
2004年8月のアテネオリンピック400mハードルと4×400mリレーに出場し、オリンピックデビューを果たした。男子400mハードルは準決勝をポーランド新記録(当時)の48秒16(全体3位)で突破し[7]、この種目では2000年シドニー大会のPaweł Januszewski以来となるポーランド勢2人目のファイナリストになったが[8]、決勝ではタイムを落として49秒00の6位に終わった[9]。アンカーを務めた男子4×400mリレーは3分03秒69で予選敗退に終わった[10]。
2007年8月の大阪世界選手権男子400mと男子4×400mリレーに出場。男子400mは準決勝を全体1位の48秒18で突破すると[11]、決勝では48秒12のポーランド新記録を樹立。カーロン・クレメント(47秒61)、フェリックス・サンチェス(48秒01)に次ぐ3位に入り[12]、この種目ではオリンピックを含めてもポーランド勢初のメダリストになった[13][注 2]。1走を務めた男子4×400mリレーでは3分00秒05の3位に貢献し、世界選手権の4×400mリレーでポーランド勢2つ目(当時)となるメダルを獲得した[注 3][14]。
2007年9月のワールドアスレチックファイナル男子400mハードルで48秒35をマークし、大阪世界選手権金メダリストのカーロン・クレメントに同タイム着差ありで競り勝ち初優勝を達成した[15]。
2008年8月のオリンピック男子400mハードルで2大会連続のファイナリストになるも、前回大会と同じく48秒52の6位に終わった[16]。アンカーを務めた男子4×400mリレーは3分00秒32の7位に貢献した(後に6位に繰り上がった)[17]。
自己ベスト
[編集]記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 10秒60 (+1.2) | 2001年9月22日 | クラクフ | |
200m | 20秒61 (+1.1) | 2002年5月25日 | ビャワ・ポドラスカ | |
300m | 32秒77 | 2002年5月29日 | ビェルスコ=ビャワ | |
400m | 45秒35 | 2002年6月22日 | アヌシー | |
600m | 1分16秒03 | 2005年4月30日 | ボガティニャ | |
400mハードル | 48秒12 | 2007年8月28日 | 大阪 | ポーランド記録 |
室内 | ||||
200m | 21秒30 | 2003年3月2日 | スパワ | |
400m | 45秒39 | 2002年3月3日 | ウィーン | 室内ポーランド記録 |
60mハードル | 8秒15 | 1999年1月23日 | スパワ |
主要大会成績
[編集]備考欄の記録は当時のもの
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1999 | ヨーロッパジュニア選手権 (en) | リガ | 400mH | 4位 | 52秒17 | |
2000 | 世界ジュニア選手権 | サンティアゴ | 400mH | 優勝 | 49秒23 | 自己ベスト |
4x400mR | 3位 | 3分07秒05 (4走) | ||||
2001 | 世界選手権 | エドモントン | 400mH | 準決勝2組7着 | 49秒80 | |
2002 | ヨーロッパ室内選手権 (en) | ウィーン | 400m | 優勝 | 45秒39 | 大会記録 室内ポーランド記録 |
4x400mR | 優勝 | 3分05秒50 (1走) | ||||
ヨーロッパ選手権 (en) | ミュンヘン | 400m | 4位 | 45秒40 | ||
4x400mR | 決勝失格 | DQ (2走) | ||||
2003 | 世界室内選手権 | バーミンガム | 400m | 準決勝2組4着 | 46秒82 | |
4x400mR | 3位 | 3分06秒61 (4走) | ||||
ヨーロッパU23選手権 (en) | ブィドゴシュチュ | 400mH | 優勝 | 48秒45 | ||
4x400mR | 優勝 | 3分03秒32 (4走) | ||||
2004 | オリンピック | アテネ | 400mH | 6位 | 49秒00 | 準決勝48秒16:ポーランド記録 |
4x400mR | 予選2組5着 | 3分03秒69 (4走) | ||||
2006 | ヨーロッパ選手権 | ヨーテボリ | 400mH | 2位 | 48秒71 | |
ワールドカップ (en) | アテネ | 400mH | 3位 | 48秒76 | ||
2007 | 世界選手権 | 大阪 | 400mH | 3位 | 48秒12 | |
4x400mR | 3位 | 3分00秒05 (1走) | ||||
ワールドアスレチックファイナル (en) | シュトゥットガルト | 400mH | 優勝 | 48秒35 | ||
2008 | オリンピック | 北京 | 400mH | 6位 | 48秒52 | |
4x400mR | 6位 | 3分00秒32 (4走) | ||||
ワールドアスレチックファイナル (en) | シュトゥットガルト | 400mH | 6位 | 51秒13 | ||
2012 | ヨーロッパ選手権 | ヘルシンキ | 400mH | 準決勝1組6着 | 50秒77 |
ゴールデンリーグ
[編集]優勝したゴールデンリーグの大会を記載(個人種目のみ)
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 記録 | 備考 |
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2007 | ISTAF | ベルリン | 400mH | 49秒01 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1999年前橋大会の銀メダル、2001年リスボン大会の金メダルに続いて。
- ^ なお、2日後の女子400mハードルでアンナ・イェシェンが銅メダルを獲得し、400mハードルでポーランド勢2人目のメダリスト、女子400mハードルでポーランド勢初のメダリストになっている。
- ^ 当時は1999年セビリア大会の銀メダル以来となるメダル獲得だったが、その後にアメリカ代表のアントニオ・ペティグルーのドーピング処分により、1997年アテネ大会の4位が3位に、1999年セビリア大会の2位が1位に、2001年エドモントン大会の4位が3位に繰り上がった。
出典
[編集]- ^ “2000年世界ジュニア選手権男子400mハードル決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ “2000年世界ジュニア選手権男子4×400mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ Facts and figures - IAAF World U20 Championships Bydgoszcz 2016(P.58参照) 国際陸上競技連盟 (PDF, 1.82 MB) 2017年05月08日閲覧
- ^ “2003年世界室内選手権男子400m準決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ “2003年世界室内選手権男子4×400mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ World Indoor Championships Portland 2016 Athletics Statistics Handbook(P.266参照) 国際陸上競技連盟 (PDF, 24.76 MB) 2017年05月08日閲覧
- ^ “2004年オリンピック男子400mハードル準決勝サマリー”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ Rio 2016 Olympic Games Athletics Statistics Handbook(OLYMPIC ATHLETICS FINALS参照) 国際陸上競技連盟 (PDF, 36.73 MB) 2017年05月08日閲覧
- ^ “2004年オリンピック男子400mハードル決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ “2004年オリンピック男子4×400mリレー予選リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ “2007年世界選手権男子400mハードル準決勝サマリー”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ “2007年世界選手権男子400mハードル決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ “Marek Plawgo”. Sporting Heroes (2007年8月28日). 2016年2月8日閲覧。
- ^ World Championships Beijing 2015 Athletics Statistics Handbook(P.562-563参照) 国際陸上競技連盟 (PDF, 70.89 MB) 2017年05月08日閲覧
- ^ “2007年ワールドアスレチックファイナル男子400mハードルリザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ “2008年オリンピック男子400mハードル決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
- ^ “2008年オリンピック男子4×400mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- マレク・プワブゴ - ワールドアスレティックスのプロフィール
- マレク・プワブゴ - Olympedia
- マレク・プワブゴ - ヨーロッパ陸上競技連盟のプロフィール
- マレク・プワブゴ (@maras400) - X(旧Twitter)
記録 | ||
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先代 Pawel Januszewski (48秒17) 1998年8月20日 |
男子400mハードル ポーランド記録保持者 (48秒16 - 48秒12) 2001年5月12日 - |
次代 未定 |