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マリアナ・フアレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マリアナ・フアレス
基本情報
本名 マリア・アナスタシア・フアレス・トレホ
通称 Barbie
階級 フライ級
身長 167cm
国籍 メキシコの旗 メキシコ
誕生日 (1980-01-29) 1980年1月29日(44歳)
出身地 トラスカラ州サンタ・ウルスラ・シマテペク
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 68
勝ち 54
KO勝ち 18
敗け 10
引き分け 4
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マリアナ・フアレスMariana Juárez1980年1月29日 - )は、メキシコの女子プロボクサー。本名はマリア・アナスタシア・フアレス・トレホ(Maria Anastasia Juárez Trejo)。トラスカラ州サンタ・ウルスラ・シマテペク出身。元WBC女子世界フライ級バンタム級2階級王者。妹のルーデス・フアレスもWBC女子世界スーパーフライ級王座を獲得している[1]

来歴

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1998年5月22日、メキシコシティビルヒニア・エスパルザと対戦し、2回KO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

1998年12月21日、サン・マテオ・アテンコでこの試合がデビュー戦となるマリアナ・デュランと対戦し、2戦目にしてプロ初黒星となる2回TKO負けを喫した。

1999年7月3日、アレナ・メヒコでこの試合がデビュー戦となるアナ・マリア・トーレスと対戦し、デュラン戦に続き2連敗となる1-2の判定負けを喫した。

1999年12月11日、アレナ・メヒコでアナ・マリア・トーレスと対戦し、1-1の判定で引き分けた為5ヵ月ぶりの再戦で雪辱を果たせなかった。

2002年6月26日、メキシコシティでアナ・マリア・トーレスとメキシコ女子バンタム級王座決定戦を行い、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗、3度目の対戦でも雪辱を果たせなかった。

2004年11月14日、龍仁市李仁栄IFBA世界スーパーフライ級王座決定戦を行い、2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2005年3月30日、瀋陽柳明玉と対戦し、10回TKO負けを喫しIFBA世界スーパーフライ級王座の初防衛に失敗、王座から陥落した。

2005年7月28日、アコマ・プエブロモニカ・ロバートIBA女子世界スーパーフライ級王座決定戦を行い、1-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2008年7月17日、メキシコシティでサンドラ・ヘルナンデスの持つメキシコ女子フライ級王座に挑戦し、10回1分54秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2008年9月27日、アレナ・メヒコでスザンナ・ワーナーWBC女子インターナショナルフライ級王座決定戦を行い、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2008年11月29日、アレナ・メヒコでエスメラルダ・モレノと対戦し、3-0の判定勝ちを収めWBC女子インターナショナルフライ級王座の初防衛に成功した。

2009年6月5日、サポパンイルマ・サンチェスとWBC女子世界フライ級暫定王座決定戦を行い、3-0の判定勝ちを収め王座を獲得した。

2009年7月25日、ティフアナカロリーナ・アルバレスと対戦し、8回TKO勝ちを収めWBC女子世界フライ級暫定王座の初防衛に成功した。

2009年9月12日、エンセナーダスザンナ・バスケスと対戦し、7回1分0秒TKO勝ちを収めWBC女子世界フライ級暫定王座の2度目の防衛に成功した。

2009年12月12日、テピクアナヒ・トーレスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めWBC女子世界フライ級暫定王座の3度目の防衛に成功した。

2010年3月6日、ロサリトアビゲイル・ビラーと対戦し、3-0の判定勝ちを収めWBC女子世界フライ級暫定王座の4度目の防衛に成功した。

2010年8月14日、グアサベダイアナ・ゴンザレスと対戦し、5回2分35秒KO勝ちを収めWBC女子世界フライ級暫定王座の5度目の防衛に成功した。

2010年11月20日、モンテレー・アリーナマリベル・ラミレスと対戦し、8回41秒KO勝ちを収めWBC女子世界フライ級暫定王座の6度目の防衛に成功した。

2011年3月11日、メキシコシティで正規王者シモーナ・ガラッシとWBC女子世界フライ級王座統一戦を行い、3-0の判定勝ちを収め王座統一に成功、WBCから正規王座に認定された。(記録上はWBC女子世界フライ級暫定王座の7度目の防衛。)

2011年5月21日、モレリアガブリエラ・ブービエと対戦し、7回1分58秒KO勝ちを収めWBC女子世界フライ級王座の8度目の防衛に成功した。

2011年8月27日、トラスカラ州ウアマントゥラでWBC女子世界フライ級4位の四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽)と対戦し、3-0の判定勝ちを収めWBC女子世界フライ級王座の9度目の防衛に成功した[2]

2011年10月15日、トラスカラ州カルプラルパンガブリエラ・ブービエと対戦し、4回12秒TKO勝ちを収めWBC女子世界フライ級王座の10度目の防衛に成功した。

2011年12月10日、プラヤ・デル・カルメンでダイアナ・ゴンザレスと対戦し、10回判定勝ちを収め1年4ヵ月ぶりの再戦を制しWBC女子世界フライ級王座の11度目の防衛に成功した。

2012年2月25日、アレナ・メヒコでWIBA世界ライトフライ級王者アナスタシア・トクタロヴァと対戦し、4回2分0秒、トクタロヴァの棄権によりWBC女子世界フライ級王座の12度目の防衛に成功した。

2012年5月12日、メキシコシティでWBA女子世界フライ級暫定王者アレリー・ムシーニョと対戦し、2-1の判定勝ちを収めWBC女子世界フライ級王座の13度目の防衛に成功した。

2012年7月14日、シチズン・ビジネス・バンク・アリーナ真道ゴーと対戦し、2-1の判定勝ちを収めWBC女子世界フライ級王座の14度目の防衛に成功した。

2012年10月13日、IBF女子世界フライ級王者アバ・ナイトとWBC女子世界フライ級ダイヤモンド王座決定戦を行い、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。この試合はナイトが勝てばWBC女子世界フライ級王座が空位となる条件で行われた為、WBC女子世界フライ級王座は空位となった。

2012年12月15日、グアダラハラで元WBA女子世界スーパーフライ級王者天海ツナミと対戦し、3-0の判定勝ちを収め再起に成功した。

2013年4月20日、アレナ・メヒコ東郷理代とWBC女子インターナショナルスーパーフライ級王座決定戦を行い、初回1分58秒TKO負けを喫した。

2013年7月13日、レオンで東郷理代と対戦し、3-0の判定勝ちを収め3ヵ月ぶりの再戦で雪辱を果たすと共にWBC女子インターナショナルスーパーフライ級王座の獲得に成功した。

2013年10月12日、プエルト・バヤルタブアゲオ・ワンソンチャイジムと対戦し、3-0の判定勝ちを収めWBC女子インターナショナルスーパーフライ級王座の初防衛に成功した。

2014年2月22日、プエブラメリッサ・マックモローと対戦し、3-0の判定勝ちを収めWBC女子インターナショナルスーパーフライ級王座の2度目の防衛に成功した。

2014年9月6日、プエブラでカーラ・ロミーナ・ウェイスと対戦し、4回1秒、ウェイスの棄権によりWBC女子インターナショナルスーパーフライ級王座の3度目の防衛に成功した。

2015年3月14日、メヒコ州ナウカルパンでWBA女子世界スーパーフライ級王者藤岡奈穂子と対戦し、1-2(96-94、93-98、93-97)の判定負けを喫した[3]

2017年4月1日、メキシコシティでWBC女子世界バンタム級王者キャサリン・フィリと対戦し、10回判定勝ちで王座獲得及び2階級制覇に成功した。

2017年7月8日、サポパンぬきてるみとWBC女子世界バンタム級王座の防衛戦を行い、10回判定勝ちで王座の初防衛に成功した。

2020年10月31日、10度目の防衛戦としてユリアン・ルナと対戦するが、0-3判定で敗れ王座陥落。

獲得タイトル

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  • IFBA世界スーパーフライ級王座
  • メキシコ女子フライ級王座
  • WBC女子インターナショナルフライ級王座
  • WBC女子世界フライ級暫定王座(防衛7)
  • 第3代WBC女子世界フライ級王座(防衛7)
  • WBC女子インターナショナルスーパーフライ級王座
  • 第10代WBC女子世界バンタム級王座(防衛9)

脚注

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  1. ^ Photo: Mariana and Lourdes Juarez - Double Trouble” (英語). Boxing Scene (7 January 2015). 23 December 2020閲覧。
  2. ^ 四ヶ所、大差の判定負け WBC女子フライ級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年8月28日
  3. ^ 藤岡奈穂子がメキシコでフアレスに勝利 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年3月15日

関連項目

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外部リンク

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暫定王座決定戦 対戦者
イルマ・サンチェス
WBC女子世界フライ級暫定王者
2009年6月5日 - 2011年3月11日
次暫定王者
王座統一戦により消滅
前王者
シモーナ・ガラッシ
第3代WBC女子世界フライ級王者

2011年3月11日 - 2012年10月13日

空位
次タイトル獲得者
レナータ・セベレディ
前王者
キャサリン・フィリ
第10代WBC女子世界バンタム級王者

2017年4月1日 - 2020年10月31日

次王者
ユリアン・ルナ