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ボンバイ礁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボンバイ礁
外交紛争のある島
現地名: 英語: Bombay Reef
ベトナム語Đá Bông Bay / 𥒥艽𩙻
中国語: 浪花礁
ボンバイ礁
地理
ボンバイ礁の位置(南シナ海内)
ボンバイ礁
所在地南シナ海
座標北緯16度03分 東経112度33分 / 北緯16.050度 東経112.550度 / 16.050; 112.550座標: 北緯16度03分 東経112度33分 / 北緯16.050度 東経112.550度 / 16.050; 112.550
所属群島西沙諸島(パラセル諸島)
実効支配
 中華人民共和国
海南省
地級市三沙市
領有権主張
 中華民国
 ベトナム
西沙諸島(パラセル諸島)
南東端がボンバイ礁

ボンバイ礁[1]英語: Bombay Reefベトナム語Đá Bông Bay / 𥒥艽𩙻中国語: 浪花礁)は、西沙諸島(パラセル諸島)北東部のアンフィトリテ諸島[2]英語: Amphitrite Group中国語: 宣徳環礁)の最南端に位置する環礁である。

地理

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東西の長さは10カイリ[3]、南北の長さは3.6カイリ[4]。環礁には4つの岩が海面上に露出しているほか、多数の難破船の残骸があるが[3]

中華民国台湾)での旧名は蓬勃礁[4][5]

領有

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この礁は中華人民共和国(中国)に実効支配されており、海南省三沙市に組み込まれている。中国はこの礁の浅瀬に灯台を建設している。一方、中華民国(台湾)とベトナムもこの礁に対して主権を主張している[6]

脚注

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  1. ^ 中国、越漁船の待避拒否=南シナ海で荒天時 時事ドットコムニュース、2016年8月15日
  2. ^ 南シナ海における中国の海洋進出および「海洋権益」維持活動について (PDF) 国立国会図書館調査及び立法考査局外交防衛課 小谷俊介、レファレンス 平成25年11月号
  3. ^ a b Sailing Directions (Enroute). 161 - South China Sea And The Gulf Of Thailand (Fifteenth ed.). Springfield, Virginia: アメリカ国家地球空間情報局. (2014-11-15). p. 7. ISBN 978-1-57785-652-8. オリジナルの2004時点におけるアーカイブ。. https://books.google.com/books?id=_Cavs681Ym8C&pg=PA7 2017年2月26日閲覧。 
  4. ^ a b 浪花礁 南海诸岛网(中国語)
  5. ^ 齋藤道彦「南シナ海問題と中華民国外交部檔案 (PDF) 」 中央大学経済研究所年報 第48号 pp. 327-361、2016年
  6. ^ 中国の大型巡視船「海巡21」、海南省三沙の永興島を巡航