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ベック・ボガート & アピス (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ベック・ボガート & アピス』
ベック・ボガート & アピススタジオ・アルバム
リリース
録音 1972年11月
ジャンル ハードロック
時間
レーベル エピック・レコード
プロデュース ドン・ニックス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 12位(アメリカ[1]
  • 22位(日本[2]
  • 28位(イギリス[3]
  • ベック・ボガート & アピス アルバム 年表
    ベック・ボガート & アピス
    (1973年)
    ベック・ボガート & アピス・ライヴ・イン・ジャパン
    (1973年)
    テンプレートを表示

    ベック・ボガート & アピス (Beck, Bogert & Appice)は、1973年に発表されたベック・ボガート & アピス(BBA)のデビュー・アルバム。ジェフ・ベック(ギター)、ティム・ボガート(ベース)、カーマイン・アピス(ドラムス)が結成した同トリオの唯一の公式オリジナル・アルバムである。

    解説

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    BBAはザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスクリームの流れを継ぐスーパー・トリオだった。力強い音を出すボガートとアピスのリズム隊とベックの対決のような構図も彼等の特徴だった。

    本作はベックにとっては『ジェフ・ベック・グループ』(1972年)、ボガートとアピスにとってはカクタスの『汗と熱気』(1972年)に続くアルバムに相当する。収録曲9曲のうちオリジナルは4曲で、カクタスのピーター・フレンチ[4]が2曲、同じくカクタスのデュアン・ヒッチングス[5]が1曲の共作者に名を連ねている。「黒猫の叫び」と「スウィート・スウィート・サレンダー」は本作のプロデューサーであるドン・ニックス[注釈 1]、「迷信」はスティーヴィー・ワンダー[注釈 2]、「ホワイ・シュッド・アイ・ケアー」はレイ・ケネディ、「アイム・ソー・プラウド」はカーティス・メイフィールドの楽曲である。

    スリー・ドッグ・ナイトダニー・ハットンジム・グリーンスプーン、ヒッチングスがゲスト参加した。

    ポップな「迷信」や「アイム・ソー・プラウド」などにも支えられ、売り上げは悪くなかった。力強いステージ・パフォーマンスもあってツアーも好評だった。

    収録曲

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    1. 黒猫の叫び - Black Cat Moan (Nix)
    2. レディー - Lady (Appice, Beck, Bogert, French, Hitchings)
    3. オー・トゥー・ラヴ・ユー - Oh To Love You (Appice, Beck, Bogert)
    4. 迷信 - Superstition (Wonder)
    5. スウィート・スウィート・サレンダー - Sweet Sweet Surrender (Nix)
    6. ホワイ・シュッド・アイ・ケアー - Why Should I Care (Kennedy)
    7. 君に首ったけ - Lose Myself With You (Appice, Beck, Bogert, French)
    8. リヴィン・アローン - Livin' Alone (Appice, Beck, Bogert)
    9. アイム・ソー・プラウド - I'm So Proud (Mayfield)

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ ベックは彼にとって前作に当たるアルバム『ジェフ・ベック・グループ』でも、二ックスの「ゴーイング・ダウン」を取り上げていた。
    2. ^ ワンダーがベックに提供した。

    出典

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    1. ^ Beck Bogert & Appice - Beck, Bogert & Appice : Awards : AllMusic
    2. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.264
    3. ^ ChartArchive - Jeff Beck Tim Bogert And Carmine Appice
    4. ^ Discogs”. 2024年9月2日閲覧。
    5. ^ Discogs”. 2024年9月2日閲覧。

    外部リンク

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