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フマル酸ヒドラターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フマル酸ヒドラターゼ
大腸菌由来フマラーゼC(PDB: 1FUO​)
識別子
EC番号 4.2.1.2
CAS登録番号 9032-88-6
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
検索
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フマル酸ヒドラターゼ(fumarate hydratase, FH)またはフマラーゼ(fumarase)はクエン酸回路を構成する酵素の1つで、フマル酸リンゴ酸の相互変換を触媒する除去付加酵素である。

(S)-リンゴ酸 フマル酸 + H2O

分類

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四次構造や熱安定性の観点から、進化的起源の異なる2つに分類されている[1]

クラス1
ホモ2量体の鉄硫黄タンパク質で熱失活しやすい。原核生物に多く、真核生物でも幅広く存在しているが脊椎動物真菌には知られていない。
クラス2
4量体で熱に対して比較的安定。鉄イオンを要求しない。真正細菌古細菌真核生物いずれにも知られている。

参考文献

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  1. ^ Woods et al. (1988). “Two biochemically distinct classes of fumarase in Escherichia coli”. Biochim. Biophys. Acta 954 (1): 14-26. doi:10.1016/0167-4838(88)90050-7.