フォード・コンノ
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獲得メダル | ||
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アメリカ合衆国 | ||
競泳 | ||
オリンピック | ||
金 | 1952 ヘルシンキ | 1500m自由形 |
金 | 1952 ヘルシンキ | 800m自由形リレー |
銀 | 1952 ヘルシンキ | 400m自由形 |
銀 | 1956 メルボルン | 800m自由形リレー |
フォード・ヒロシ・コンノ(Ford Hiroshi Konno、日本語表記はフォード・紺野[1]/紺野 裕〈こんの ひろし〉[2]、1933年1月1日 - )は、アメリカ合衆国の競泳選手。1952年ヘルシンキオリンピックの金メダリストである。
人物
[編集]ハワイ州出身の日系人。ホノルルのマッキンリー・ハイスクール、オハイオ州立大学でも競泳選手として活躍。
1950年、日米水泳大会に来日。1500m自由形で1位、18分44秒4は当時の世界記録となった[3]。
1952年ヘルシンキオリンピックと1956年メルボルンオリンピックに出場。ヘルシンキでは1500m自由形で18分30秒3のオリンピック新記録で金メダル。400m自由形でも銀メダルを獲得。さらに4×200m自由形リレーでも金メダルと、3個のメダルを獲得。4年後のメルボルンオリンピックでも4×200m自由形リレーで銀メダルを獲得した。なお、ヘルシンキ大会の1500m自由形では日本の橋爪四郎が銀メダル。日系ブラジル人のテツオ・オカモトが銅メダルを獲得している。
また、コンノは、1953年・1954年に来日して日本選手権水泳競技大会男子400mに出場、連続優勝を果たした[1]。1954年には200m自由形と400m自由形で世界新記録を樹立している(200m自由形:2分03秒9、400m自由形:4分26秒7)。
コンノは、同じハワイ州からヘルシンキオリンピックの競泳に出場し、女子400m自由形、4×100m自由形リレーで銅メダルを獲得したエヴェリン・カワモトと結婚した。
脚注
[編集]- ^ a b 歴代日本選手権獲得者(男子400m自由形) 第89回日本選手権水泳競技大会
- ^ Hawaii Times 1952.09.19: Page 5 — 邦字新聞デジタル・コレクション
- ^ 「1500m自由形」『日本経済新聞』昭和25年8月5日3面