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ファンアウト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ファンアウト(Fan-out)は、論理ゲートの一つの出力に接続可能な入力回路の最大数である[1] [2]

TTLの場合

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TTLの出力は、流せる最大電流が決まっているので、接続できる入力数に限界がある[1]

IOH:出力回路の最大ソース電流(入力へ送る電流)
IOL:出力回路の最大シンク電流(入力から受ける電流)
IIH:入力回路をHiにするために必要な電流
IIL:入力回路をLoにするために必要な電流

ファンアウト(出力Hi時)= IOH / IIH
ファンアウト(出力Lo時)= IOL / IIL

上述の2つあるファンアウトの中から少ない方のファンアウトを選ぶ。

CMOSの場合

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CMOSの場合、入力回路に電流はほとんど流れない。その反面、出力回路が入力回路の入力容量を充電する必要がある[1][2]

CL:出力回路の負荷容量
CIN:入力回路の入力容量

ファンアウト = CL / CIN

関連項目

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ファンイン - 論理ゲートが処理できる入力数

出典

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  1. ^ a b c "ファンアウトの意味と計算方法". analogista.jp. 2023年1月13日閲覧
  2. ^ a b "ファンアウトとはなんですか?". toshiba.semicon-storage.com. 2023年1月13日閲覧