ファミペイ
開発元 | ファミリーマート |
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種別 | QR・バーコード決済 |
公式サイト |
Android版 iOS版 |
ファミペイは、スマートフォンで利用できる、ファミリーマートの会員証とFamiPayを利用できるアプリケーションの名称。アプリで表示できるバーコードをストアスタッフに提示、またはセルフレジでスキャンすることで、自分が所持しているクーポン・回数券の提示、Tポイント・dポイントまたは楽天ポイントの提示、FamiPayによる決済の3つを同時に行うことができる。
本項では、ファミペイに内包されているバーコード決済サービス・FamiPayについても記述する。
主なサービス
[編集]クーポン・回数券
[編集]クーポンには、登録した情報・店舗での購入実績をもとにして不定期に付与されるもの、アプリ内ミニゲームにより手に入れるもの、対象商品を複数個購入することで手に入れるものがある。対象商品と引き換えられるもの、対象商品が割引されるものの2種類がある。
回数券は、FamiPay残高を利用し、アプリ内で購入する。
クーポン・回数券はアプリ内でセットし、バーコードをレジで提示することで、自動的に割引が適用される。
スタンプ・ゲーム
[編集]スタンプは、バーコードを提示して対象商品を購入することで貯めることができる。規定された数のスタンプを集めると、クーポンが付与される。 ゲームであたりが出ると、商品の無料クーポンが付与される。利用者の特別な操作はなく、アニメーションによるガラポンやくじ引きの演出がされる。
電子レシート
[編集]バーコードを提示した取引は、アプリ内で購入履歴を確認できる。レシートと同じレイアウトで表示されるが、店舗情報・紙レシート下に付く広告やクーポンは表示されない。
ポイントカード
[編集]Vポイント(2024年4月21日まではTポイント)・dポイント・楽天ポイントとアプリを連携することで、バーコード提示でポイントの付与・利用ができる。VポイントはYahoo!JAPANのID、dポイントはdアカウント、楽天ポイントは楽天IDで連携できる。なお、Vポイントカードに付帯して利用出来るVマネー(Tマネー)を利用する際はVポイントカードを連携したファミペイのバーコードでは利用できず、ポイントカードを連携していないファミペイのバーコードとVポイントカードを別々に提示する必要があるが、ファミリーマートにおけるVマネーは2024年6月30日をもって取り扱いが終了する。
また、”ファミリーマート以外で使う”を押すと、Vポイント・楽天ポイントの場合はバーコードが表示され、dポイントの場合はdポイントのアプリが起動され、各ポイントの加盟店でポイントカードが利用できる。
FamiPay
[編集]FamiPayは、ファミマデジタルワンが運営するバーコード決済サービス。主にファミリーマートでの決済に利用する。
チャージについては以下の形式がある。
- 現金によるレジチャージ
- クレジットカードからのチャージ
- 銀行口座からのチャージ
- FamiPayギフト
- ポイント交換サイトで各社ポイントを交換し、発行されたギフトコードを入力することでチャージが可能となる[3]。
- ファミペイ翌月払い
- 2021年9月7日より開始。ファミマデジタルワンが事業者となって、審査条件を満たしたユーザーに向けて提供し、チャージ残高が不足している場合、利用枠内で支払いを翌月以降に繰り越すことが可能となる[4]。
1回の会計が200円以上の場合、200円ごとにFamiPayボーナス1円相当が還元され、FamiPayボーナスを使う設定にしておけば優先的に使用される。ファミリーマートで利用可能な他の電子決済と違い、すべてのPOSAカード・一部のFamiポートサービス・一部の払込票による公共料金や各種料金支払に利用ができる。
FamiPayのチャージ残高が会計金額に不足する場合、現金またはポイントから不足分を支払える。ポイントと併用するときは、ファミペイにポイントを連携するか、FamiPayを引き去る前にポイントカードを提示する必要がある。
2020年10月よりSmart Codeに対応し、Smart Code加盟店でも利用可能になった。これにより、FamiPayがローソンなどファミリーマート以外の店舗で利用可能になった。なお、セブンイレブンはSmart Code加盟店であるが、利用できない。
2023年2月2日からはJCBとの共同でバーチャルカードを発行できるサービス「ファミペイ バーチャルカード」を開始した。これによりFamiPayのチャージ残高をプリペイドカードとしてECサイトで使用できるほか、AndroidスマートフォンのGoogle Payに登録することでQUICPay+による店頭決済も可能となっている[5]。同年5月11日はApple Payにも対応し、iPhoneやApple Watchに登録することでQUICPay+及びJCBのタッチ決済が利用可能となっている[6]。
脚注
[編集]- ^ ファミペイ/クレジットカードチャージにJCBブランドが対応,流通ニュース,2021年9月28日
- ^ FamiPayの利用がますます便利に!FamiPay銀行口座チャージの対応金融機関をさらに拡大~対応金融機関が、5行追加され合計10行に~,ファミリーマート,2020年8月28日
- ^ ファミリーマート/新チャージサービス「FamiPayギフト」開始,流通ニュース,2021年6月3日
- ^ ファミマ40周年「40のいいこと!?」の1つ『「あなた」のうれしい』手持ちがなくても今すぐ払える!チャージ不要の新機能「ファミペイ翌月払い」登場 公共料金・税金の支払いにも使えます!,ファミリーマート,2021年9月3日
- ^ ファミマのアプリ「ファミペイ」の新サービス 誰でも!アプリで!すぐに!JCBプリペイドカードがつくれる! 年会費無料・発行手数料無料・審査なし ~ネットのJCB加盟店で使えて Google Pay™ にも対応~,ファミリーマート,2023年2月2日
- ^ ファミマのアプリ「ファミペイ」がApple Payに対応 かざして、すばやく、カンタンに使える街のお店が拡大! ~「iPhone」や「Apple Watch」で使えます~,ファミリーマート,2023年5月11日