ハーフビーク (潜水艦)
USS ハーフビーク | |
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基本情報 | |
建造所 | エレクトリック・ボート造船所 |
運用者 | アメリカ海軍 |
艦種 | 攻撃型潜水艦 (SS) |
級名 | バラオ級潜水艦 |
艦歴 | |
起工 | 1944年7月6日 |
進水 | 1946年2月19日 |
就役 | 1946年7月22日 |
退役 | 1971年7月1日 |
除籍 | 1971年7月1日 |
その後 | 1972年7月13日、スクラップとして売却。 |
要目 | |
水上排水量 | 1,526 トン |
水中排水量 | 2,424 トン |
全長 | 311フィート9インチ (95.02 m) |
水線長 | 307フィート (93.6 m) |
最大幅 | 27フィート3インチ (8.31 m) |
吃水 | 16フィート10インチ (5.1 m) |
主機 | ゼネラルモーターズModel 16 V16ディーゼルエンジン×4基 |
電源 | ゼネラル・エレクトリック製発電機×2基 |
出力 | 5,400馬力 (4.0 MW) |
電力 | 2,740馬力 (2.0 MW) |
最大速力 |
水上:20.25ノット 水中:8.75ノット |
航続距離 | 11,000海里/10ノット時 |
航海日数 | 潜航2ノット時48時間、哨戒活動75日間 |
潜航深度 | 試験時:400フィート (120 m) |
乗員 | 士官10名、兵員71名 |
兵装 |
ハーフビーク (USS Halfbeak, SS-352) は、アメリカ海軍の潜水艦。バラオ級潜水艦の一隻。艦名はサヨリ科の総称に因んで命名された。
艦歴
[編集]ハーフビークは1944年7月6日にコネチカット州グロトンのエレクトリック・ボート社で起工した。1946年2月19日にウィリアム・クレイグ夫人によって命名、進水し、1946年7月22日に艦長エヴァン・T・シェパード中佐の指揮下就役する。
カリブ海およびパナマ運河地帯からエクアドル、コロンビアまでのラテンアメリカ沿岸での整調後、ハーフビークは第8潜水戦隊に所属しコネチカット州ニューロンドンを拠点として3年間を訓練および艦隊演習に費やした。1949年9月12日にポーツマス海軍造船所に入渠し、GUPPY II 改修が行われた。この改修によりシュノーケルが装備され水中での行動時間が拡大し、船体構造も流線型に改良された。ハーフビークは1950年1月13日にポーツマスを出航し、ニューロンドンで研究開発グループに配備された。新型音響機材の試験期間中の1951年冬、ハーフビークはイギリス海域に巡航し、ヤンマイエン島沖で活動した。
ハーフビークは1954年11月10日までカリブ海での訓練に従事し、その後初の地中海配備に就く。ジブラルタル、ナポリ、マルセイユ、リスボンおよびバレンシアを訪問し、1955年2月2日にニューロンドンに帰還した。1956年も同様の巡航を行ったものの、その巡航は10月末のスエズ危機で中断された。ハーフビークは第6艦隊と共に1957年1月まで地中海東部に留まり、中東海域における平和維持活動に従事した。
1958年7月28日に新たな任務を与えられたハーフビークは、北極へ向けて出航した。原子力潜水艦スケート (USS Skate, SSN-578) と共に極北の氷山の近くで国際地球観測年の調査活動を行う。この活動中にスケートは北極の海氷下を巡航し、8月11日に北極点に到達した。その後も付近での巡航を続け、6日後に再び極点に到達した。
その後ハーフビークは沿岸での作戦活動および演習、カリブ海での艦隊演習および潜水演習、NATO軍との合同演習を1963年まで行う。1963年からはニューロンドンで再び研究開発任務を再開し、ソナーおよびその他の水中音響装置の評価試験に従事した。
ハーフビークは1966年と1967年に戦闘効率賞を受賞した。ハーフビークは1971年7月1日に退役、同日除籍された。その後1972年7月13日にスクラップとして売却された。
外部リンク
[編集]- history.navy.mil: USS Halfbeak - ウェイバックマシン(2004年3月15日アーカイブ分)
- navsource.org: USS Halfbeak
- hazegray.org: USS Halfbeak