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ハニー・ナイツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハニー・ナイツ
出身地 日本の旗 日本
ジャンル CMソング
アニメソング
活動期間 1958年 - 1974年
レーベル ユニオンレコード
メンバー 葵まさひこ
宍戸二郎
赤間寛
野村忠久

ハニー・ナイツは、日本の男性コーラス・グループである。

1958年結成[1]。当時のリーダーは野村忠久。その後葵まさひこに交代。1974年に解散。解散後もレコーディングのために再結成されたことがある。

東芝音楽工業(現:ユニバーサル ミュージック ジャパン)、テイチク(現:テイチクエンタテインメント)、ビクターレコード(現:ビクターエンタテインメント)などからレコードを出した[2]

解散までに吹き込んだCMソングアニメソングの総数は5000曲に達する[3]

青山和子の「愛と死をみつめて」などでバックコーラスを担当している。

メンバー

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平浩二バス・ストップ」などの歌謡曲や『ウルトラマンA』『へんしん!ポンポコ玉』『ケンにいちゃん』などの子供向け番組主題歌、『マイルドセブン』『明治ボーデンチーズ』『白鶴』などのCMソングやジングルを多数作曲した[1]。晩年は体調を崩しがちで、1984年9月29日に肝硬変のため入院先の病院で死去。享年47。
解散後は食品関係の会社に勤務。2017年テレビ東京家、ついて行ってイイですか?』に出演[4][5]

代表曲(あるいはコーラスとして参加した楽曲)

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コマーシャル

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アニメ

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特撮

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テレビドラマ

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その他

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  • オー・チン・チン(1969年、作詞:里吉しげみ、作曲:小林亜星
    • 幼い頃の陰茎を懐かしむ内容の曲。
    • シングルレコードのジャケットは作詞者里吉しげみの妻でもある水森亜土によるイラスト。1998年岩田光央がカバーした。『人志松本の○○な話』の「チンさむロード」でも使用している。
    • メジャー(コロムビア)盤とアストロミュージック盤では、4番の歌詞が異なる。
    • アストロミュージック盤では4番の台詞を白石冬美が担当している。こちらの音源はCD『SHOW WA! -ハレンチ・パラダイス-』などに収録されている。
  • 白い小径(1969年、鈴木雅彦ソロ)
  • 港のためいき(1970年、鈴木雅彦ソロ)
  • 待ちぼうけ(1973年、作詞:千家和也、作曲:葵まさひこ)
  • ある日突然に(1973年、作詞:加能彰也、作曲:葵まさひこ)
  • 哀しみの涙(作詞・作曲:フォーメン、編曲:池多孝春)
  • ワイン小唄(1973年)
  • 奥さま8時半です (モーニングジャンボ奥さま8時半ですテーマ曲) (作詞伊藤アキラ、作曲小林亜星)

アルバム

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  • オー・チン・チン~ハニー・ナイツ 有線ヒット曲をうたう(コロムビア/DENON、CD-4005)
  • ファースト・アルバム あなたのためなら/ふりむかないで(テイチク/UNION、ULP-2007)

脚注

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  1. ^ a b c d e f 日外アソシエーツ編集部 編『新撰芸能人物事典 明治〜平成』日外アソシエーツ、2010年11月25日、3頁。ISBN 978-4-8169-2283-1 
  2. ^ ハニー・ナイツ Discogs
  3. ^ 「ひげまろの昭和CMソングMEMORIES ふりむかないで(4)」、『デイリースポーツ』2012年9月7日付、21面、12版。
  4. ^ 病と闘いながらもとっても明るいお嫁さんを持つ女性、旦那さんは往年のムード歌謡歌手だった!:家、ついて行ってイイですか?、テレビ東京、2017年10月31日。
  5. ^ 「家、ついて行ってイイですか?」 2017年10月11日(水)放送内容、価格.com テレビ紹介情報。
  6. ^ 奈良20市町村、「ふりむかないで」など懐メロ替え歌でPR ネット、カラオケ配信も、産経WEST、2017年12月8日 09:06更新。
  7. ^ 昭和のヒット曲「ふりむかないで」替え歌で奈良の観光PR「通りすぎないで 観光の人」県内20市町村がカラオケ配信、産経WEST、2017年11月25日 12:00更新。
  8. ^ ヒット曲『ふりむかないで』の替え歌を活用した観光プロモーションについて、奈良県、2017年11月16日。