ニルヴァーナ (ハービー・マン&ビル・エヴァンス・トリオのアルバム)
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『ニルヴァーナ』 | ||||
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ハービー・マン&ビル・エヴァンス・トリオ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1961年12月8日(#1, #3, #4, #5)、1962年5月4日(#2, #6) ニューヨーク[1] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース | ネスヒ・アーティガン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ハービー・マン アルバム 年表 | ||||
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『ニルヴァーナ』(Nirvana)は、ハービー・マンとビル・エヴァンス・トリオの連名で1961年から1962年に録音され、1964年にマンの所属レーベルであるアトランティック・レコードから発売されたスタジオ・アルバム。
解説
[編集]スコット・ラファロの死後、ビル・エヴァンス・トリオはチャック・イスラエルを新ベーシストとして迎え[2]、本作のために行われた1961年12月8日のセッションは、イスラエル加入後としては最初期のスタジオ・レコーディングに当たる[1]。なお、ハービー・マンとエヴァンスは、1958年にもミシェル・ルグランのアルバム『ルグラン・ジャズ』、チェット・ベイカーのアルバム『チェット』のセッションで共演した[1]。
ケン・ドライデンはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「抑制的な"Willow Weep for Me"と、印象派の作曲家エリック・サティの"Gymnopedie"は、トリオのバッキングは極めて控え目だが、マンの演奏のリリシズムが引き出されている」「ハービー・マン、ビル・エヴァンスのいずれのファンも、この楽しめる曲集を入手しておきたいことだろう」と評している[3]。
収録曲
[編集]- ニルヴァーナ - "Nirvana" (Herbie Mann) - 5:51
- ジムノペディ - "Gymnopedie" (Erik Satie) - 3:18
- アイ・ラヴ・ユー - "I Love You" (Cole Porter) - 7:17
- 柳よ泣いておくれ - "Willow Weep for Me" (Ann Ronell) - 5:34
- ラヴァー・マン - "Lover Man" (Jimmy Davis, Ram Ramirez, James Sherman) - 4:52
- カシミア - "Cashmere" (H. Mann) - 6:45
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “Bill Evans Discography”. Jazz Discography Project. 2018年2月3日閲覧。
- ^ Simon, Elliott (2007年1月17日). “Chuck Israels”. All About Jazz. 2018年2月3日閲覧。
- ^ Dryden, Ken. “Nirvana - Herbie Mann, Bill Evans Trio”. AllMusic. 2018年2月3日閲覧。