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ニック・コリソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニック・コリソン
Nick Collison
引退
ポジション PF/C
シュート
基本情報
愛称 Border Colley
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1980-10-26) 1980年10月26日(44歳)
出身地 アイオワ州オレンジシティ英語版
身長(現役時) 208cm (6 ft 10 in)
体重(現役時) 115kg (254 lb)
ウィングスパン(現役時) 217cm  (7 ft 2 in)[1]
キャリア情報
出身 カンザス大学
ドラフト 2003年 1巡目 12位 スーパーソニックス
永久欠番 サンダー  4 
選手経歴
2003-2008
2008-2018
シアトル・スーパーソニックス
オクラホマシティ・サンダー
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ニコラス・ジョン・コリソンNicholas John Collison1980年10月26日 - )はアメリカ合衆国アイオワ州オレンジシティ英語版出身の元バスケットボール選手。現役時代にはNBAオクラホマシティ・サンダーフランチャイズ・プレーヤーとして活躍した。主なポジションはパワーフォワード

経歴

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NBA以前

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アイオワ州フォートドッジ英語版で育ったコリソンは1999年、アイオワ・フォールズ高校からマクドナルド・オール・アメリカンに選出された。高校の最終学年において、コリソン率いるチームは1年間で僅か1度しか敗戦を経験しなかった。

カンザス大学に進学したコリソンは同じアイオワ州出身のカーク・ハインリックとコンビを組み、2年連続でNCAAトーナメントのベスト4に進出した。特に2003年にはビッグ12カンファレンスの歴代最高得点を記録した。この年は名門デューク大学との試合において33得点19リバウンドを記録するなどの大活躍を見せたがNCAAトーナメント決勝においてはカーメロ・アンソニー率いるシラキュース大学に81-78の僅差で敗れた。大学在籍中にコリソンは代表チームに選ばれ、2002年のバスケットボール世界選手権にアメリカ代表として出場した[2]。2003年11月25日、4年間の活躍により、コリソンの背番号4はカンザス大学の永久欠番とされた[3]

NBA

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2003年のNBAドラフトにおいてシアトル・スーパーソニックスから1巡目12位で指名されてNBA入り。しかし最初のシーズンは両肩の故障に見舞われ、翌年2004年11月3日ロサンゼルス・クリッパーズ戦でデビューを果たす。

その後、2008-09シーズンよりチーム移転に伴い "オクラホマシティ・サンダー" として再出発してからも、コリソンは1チーム一筋で活躍している。 2015年2月3日、サンダーと2年750万ドルで契約を延長した[4][5]。 2017年7月14日、コリソンはサンダーと1年契約で再契約し、2017-18シーズン限りで引退することを表明した[6]。 2018年5月10日、引退を発表した[7][8]。シアトル時代も含め910試合に出場した。

2019年1月12日、サンダーはコリソンが着用した背番号「4」を永久欠番とすることを表明。サンダー史上初の永久欠番となった[9]

プレースタイル

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リバウンドに強いインサイドプレーヤー。ポジショニングに優れ、ゴール下から確実に得点を重ねることが出来る。アンセルフィッシュで戦術理解が早く、周りを活かすパスを出せることからアメリカ代表チームの常連でもあり、2008年北京オリンピックの際も最終選考まで名前が残っていた。

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

NBAレギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2004–05 SEA 82 4 17.0 .537 .000 .703 4.6 .4 .4 .6 5.6
2005–06 66 27 21.9 .525 .000 .699 5.6 1.1 .3 .5 7.5
2006–07 82 56 29.0 .500 .000 .774 8.1 1.0 .6 .8 9.6
2007–08 78 35 28.5 .502 .000 .737 9.4 1.4 .6 .8 9.8
2008–09 OKC 71 40 25.8 .568 .000 .721 6.9 .9 .7 .7 8.2
2009–10 75 5 20.8 .589 .250 .692 5.1 .5 .5 .6 5.9
2010–11 71 2 21.5 .566 --- .753 4.5 1.0 .6 .4 4.6
2011–12 63 0 20.7 .597 .000 .710 4.3 1.3 .5 .4 4.5
2012–13 81 2 19.5 .595 .000 .769 4.1 1.5 .6 .4 5.1
2013–14 81 0 16.7 .556 .235 .710 3.6 1.3 .4 .3 4.2
2014–15 66 2 16.7 .419 .267 .692 3.8 1.4 .5 .4 4.1
2015–16 59 4 11.8 .459 .000 .697 2.9 .9 .3 .3 2.1
2016–17 20 0 6.4 .609 000 .625 1.6 .5 .1 .1 1.7
2017–18 15 0 5.0 .684 --- .385 1.3 .3 .0 .0 2.1
通算:14年 910 177 20.4 .534 .208 .723 5.2 1.0 .5 .5 5.9

NBAプレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2005 SEA 11 0 19.8 .607 1.000 .630 5.0 .5 .3 .5 8.4
2010 OKC 6 0 21.5 .333 .000 .429 4.7 .3 .8 .2 3.2
2011 17 0 24.3 .632 --- .783 5.8 .9 .9 .9 6.7
2012 20 0 16.6 .647 --- .429 3.4 1.0 .6 .3 3.5
2013 11 0 16.2 .468 --- .917 4.6 1.1 .5 1.0 5.0
2014 17 2 10.8 .414 .400 .700 2.2 .8 .2 .4 1.9
2016 9 0 8.8 .667 --- .500 1.2 .6 .9 .0 1.0
出場:7回 91 2 16.8 .558 .429 .682 3.8 .8 .6 .5 4.3

通算記録

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  • 通算得点:5359
  • 通算リバウンド:4701
  • 通算アシスト:939
  • 通算スティール:446
  • 通算ブロック:469

1試合記録

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脚注

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外部リンク

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