ニック・アーメド

ニック・アーメド
*Nick Ahmed*
ロサンゼルス・ドジャース #12
	アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代; (2019年6月11日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	マサチューセッツ州ハンプデン郡イーストロングメドウ
生年月日	1990年3月15日（34歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 201 lb ＝約91.2 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	遊撃手
プロ入り	2011年 MLBドラフト2巡目
初出場	2014年6月29日
年俸	$7,000,000(2020年)
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	イースト・ロングメドウ高等学校（英語版）; コネチカット大学; アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2014 - 2023); サンフランシスコ・ジャイアンツ (2024); ロサンゼルス・ドジャース (2024 - );
	この表について

ニコラス・マーク・アーメド（Nicholas Mark Ahmed, 1990年 3月15日 - ）は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ハンプデン郡イーストロングメドウ出身のプロ野球選手（内野手）。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。

経歴

プロ入りとブレーブス傘下時代

2011年のMLBドラフト2巡目（全体85位）でアトランタ・ブレーブスから指名され、6月16日に契約を結んだ。この年、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級ダンビル・ブレーブス（英語版）でプロデビューすると、59試合に出場して打率.262、4本塁打、24打点、18盗塁を記録した。

2012年はA+級リンチバーグ・ヒルキャッツでプレーし、130試合に出場して打率.269、6本塁打、49打点、40盗塁を記録した。

ダイヤモンドバックス時代

2013年1月24日にクリス・ジョンソン、ジャスティン・アップトンとのトレードで、ランドール・デルガド、ブランドン・ドルーリー、ジーク・スプライル、マーティン・プラドと共にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した^[2]。この年は傘下のAA級モービル・ベイベアーズでプレーし、136試合に出場して打率.236、4本塁打、46打点、26盗塁を記録した。

2014年はAAA級リノ・エーシズで開幕を迎えた。79試合に出場して打率.324、2本塁打、36打点、10盗塁と好成績を残し、6月29日にダイヤモンドバックスとメジャー契約を結んだ^[3]。メジャーデビューとなった同日のサンディエゴ・パドレス戦では「8番・遊撃手」で先発起用され、3打数1安打を記録した^[4]。この年メジャーでは25試合に出場してメジャー初本塁打も放ったが、打率は.200に留まった。

2015年は遊撃手のレギュラーに定着し、134試合に出場して打率.226、9本塁打、34打点、4盗塁を記録した。

2016年は90試合に出場して打率.218、4本塁打、20打点、5盗塁を記録した。

2017年は53試合に出場して打率.251、6本塁打、21打点、3盗塁を記録した。

2018年は153試合に出場して打率.234、16本塁打、70打点、5盗塁を記録した。オフにゴールドグラブ賞を初めて受賞した。

2019年は158試合に出場して打率.254、19本塁打、82打点、8盗塁、ナショナルリーグ最多の12犠飛を記録した。オフに2年連続でゴールドグラブ賞を受賞した。

2020年は57試合に出場して打率.266、5本塁打、29打点、4盗塁を記録した。

2021年は129試合に出場して打率.221、5本塁打、38打点、7盗塁を記録した。

2022年は17試合の出場にとどまった。

2023年は7試合の出場で打率.212、2本塁打、17打点に留まり、9月6日に翌7日付でDFAとなることが報じられ^[5]、9月11日に自由契約となった^[6]。

ジャイアンツ時代

2024年2月26日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び^[7]、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった^[7]。3月28日に開幕ロースターに選出された^[8]。52試合の出場で打率.232、1本塁打、15打点に留まり、7月9日に自由契約となった^[9]。

ドジャース時代

2024年7月24日にロサンゼルス・ドジャースと契約した^[10]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2014	ARI	25	75	70	9	14	2	0	1	19	4	0	1	2	0	3	0	0	10	2	.200	.233	.271	.504
2015		134	459	421	49	95	17	6	9	151	34	4	5	5	3	29	1	1	81	4	.226	.275	.359	.634
2016		90	308	284	26	62	9	1	4	85	20	5	2	2	3	15	3	4	58	9	.218	.265	.299	.564
2017		53	178	167	24	42	8	1	6	70	21	3	4	0	0	10	3	1	39	6	.251	.298	.419	.717
2018		153	564	516	61	121	33	5	16	212	70	5	4	1	5	40	2	2	109	15	.234	.290	.411	.700
2019		158	625	556	79	141	33	6	19	243	82	8	2	1	12	52	2	4	113	15	.254	.316	.437	.753
2020		57	217	199	29	53	10	1	5	80	29	4	0	0	0	18	0	0	46	3	.266	.327	.402	.729
2021		129	473	434	46	96	30	3	5	147	38	7	2	2	1	34	3	2	104	9	.221	.280	.339	.619
2022		17	54	52	7	12	2	0	3	23	7	0	1	0	0	2	0	0	15	2	.231	.259	.442	.702
2023		72	210	198	14	42	10	1	2	60	17	5	1	0	0	12	0	0	52	0	.212	.257	.303	.560
2024	SF	52	172	155	13	36	6	1	1	47	15	1	1	3	3	10	0	1	35	6	.232	.278	.303	.581
	LAD	17	49	48	6	11	0	0	1	14	2	1	0	0	0	1	0	0	14	0	.229	.245	.292	.537
	SD	2	7	7	1	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	.143	.143	.143	.286
'24計	SD	71	228	210	20	48	6	1	2	62	17	2	1	3	3	11	0	1	51	6	.229	.267	.295	.562
MLB：11年		959	3391	3107	364	726	160	25	72	1152	339	43	23	16	27	226	14	15	678	71	.234	.287	.371	.657

2024年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年度	球団	二塁（2B）						遊撃（SS）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2014	ARI	2	2	5	0	2	1.000	18	25	40	2	11	.970
2015		-						129	190	368	13	84	.977
2016		-						88	111	273	10	61	.975
2017		-						48	44	140	5	29	.974
2018		-						148	165	432	9	98	.985
2019		-						158	207	412	13	79	.979
2020		-						57	61	121	7	33	.963
2021		-						127	170	302	9	59	.981
2022		-						16	16	41	1	6	.983
2023		-						65	75	133	8	26	.963
2024	SF	-						51	61	134	3	33	.985
	LAD	-						16	13	33	0	7	1.000
	SD	1	2	3	0	0	1.000	1	1	5	0	0	1.000
'24計	SD	1	2	3	0	0	1.000	68	75	172	3	40	.988
MLB		3	4	8	0	2	1.000	922	1139	2434	80	526	.978

2024年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高
各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞

表彰

ゴールドグラブ賞（遊撃手部門）：2回（2018年、2019年）
フィールディング・バイブル・アワード：1回（2019年）

背番号

13（2014年 - 2023年）
16（2024年 - ）

脚注

^ “Nick Ahmed Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年12月13日閲覧。
^ “D-backs acquire Prado, Delgado, Ahmed, Spruill and Drury from Braves”. MLB.com (January 24, 2013). July 25, 2014閲覧。
^ “D-backs place Owings on 15-day disabled list, select Ahmed from Triple-A Reno”. MLB.com (2014年6月29日). 2014年7月25日閲覧。
^ “Scores for Jun 29, 2014”. ESPN (2014年6月29日). 2014年7月25日閲覧。
^ Anthony Franco (2023年9月6日). “Diamondbacks Designate Nick Ahmed For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年9月14日閲覧。
^ Anthony Franco (2023年9月11日). “Diamondbacks Release Nick Ahmed” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年9月14日閲覧。
^ ^a ^b Steve Adams (2024年2月26日). “Giants Sign Nick Ahmed To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年2月27日閲覧。
^ “Giants Option Marco Luciano, Select Nick Ahmed, Release Pablo Sandoval” (英語). MLB Trade Rumors (2024年3月28日). 2024年3月29日閲覧。
^ Anthony Franco and Darragh McDonald (2024年7月9日). “Giants Designate Nick Ahmed For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年7月25日閲覧。
^ Anthony Franco (2024年7月24日). “Dodgers, Nick Ahmed Agree To Major League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年7月25日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Nick Ahmed stats MiLB.com （英語）
Nick Ahmed (@NickAhmed_) - X（旧Twitter）

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[1] “Nick Ahmed Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年12月13日閲覧。

[2] “D-backs acquire Prado, Delgado, Ahmed, Spruill and Drury from Braves”. MLB.com (January 24, 2013). July 25, 2014閲覧。

[3] “D-backs place Owings on 15-day disabled list, select Ahmed from Triple-A Reno”. MLB.com (2014年6月29日). 2014年7月25日閲覧。

[4] “Scores for Jun 29, 2014”. ESPN (2014年6月29日). 2014年7月25日閲覧。

[5] Anthony Franco (2023年9月6日). “Diamondbacks Designate Nick Ahmed For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年9月14日閲覧。

[6] Anthony Franco (2023年9月11日). “Diamondbacks Release Nick Ahmed” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年9月14日閲覧。

[:0-7] Steve Adams (2024年2月26日). “Giants Sign Nick Ahmed To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年2月27日閲覧。

[8] “Giants Option Marco Luciano, Select Nick Ahmed, Release Pablo Sandoval” (英語). MLB Trade Rumors (2024年3月28日). 2024年3月29日閲覧。

[9] Anthony Franco and Darragh McDonald (2024年7月9日). “Giants Designate Nick Ahmed For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年7月25日閲覧。

[10] Anthony Franco (2024年7月24日). “Dodgers, Nick Ahmed Agree To Major League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年7月25日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]

表話編歴ロサンゼルス・ドジャースロースター
投手	43 アンソニー・バンダ 57 ライアン・ブレイジア 78 ベン・カスパリウス（英語版） -- ジャック・ドレイヤー（英語版） 79 ニック・フラッソー 31 タイラー・グラスノー 26 トニー・ゴンソリン 48 ブルスダー・グラテロル 29 マイケル・グローブ 60 エドガルド・ヘンリケス（英語版） 63 カイル・ハート 96 ランドン・ナック 45 マイケル・コペック 85 ダスティン・メイ 28 ボビー・ミラー 59 エバン・フィリップス 77 リバー・ライアン 80 エメット・シーハン -- ブレイク・スネル 35 ギャビン・ストーン 49 ブレイク・トレイネン 51 アレックス・ベシア 70 ジャスティン・ロブレスキー 18 山本由伸
二刀流選手	17 大谷翔平
捕手	15 オースティン・バーンズ 76 ディエゴ・カルタヤ 67 ハンター・フェデュシア（英語版） 16 ウィル・スミス
内野手	50 ムーキー・ベッツ 25 トミー・エドマン 5 フレディ・フリーマン 9 ギャビン・ラックス 13 マックス・マンシー 11 ミゲル・ロハス
外野手	-- マイケル・コンフォルト 33 ジェームズ・アウトマン 44 アンディ・パヘス 3 クリス・テイラー -- アンドリュー・トールズ（制限リスト）
監督・コーチ	30 デーブ・ロバーツ（監督） 71 ダニー・リーマン（英語版）（ベンチコーチ） 72 ロバート・バンスコヨック（打撃コーチ） 65 アーロン・ベイツ（英語版）（打撃コーチ補佐） 92 マーク・プライアー（投手コーチ） 87 コナー・マグギネス（英語版）（投手コーチ補佐） -- クリス・ウッドウォード（一塁コーチ） 91 ディノ・イーベル（英語版）（三塁コーチ） 54 ジョシュ・バード（ブルペンコーチ） 88 ボブ・ゲレン（フィールドコーディネイター） 82 スティーブ・シラディ（英語版）（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年12月10日更新

表話編歴ナショナルリーグゴールドグラブ賞（遊撃手）
1950年代	57 ロイ・マクミラン（英語版） 58 ロイ・マクミラン（英語版） 59 ロイ・マクミラン（英語版）
1960年代	60 アーニー・バンクス 61 モーリー・ウィルス 62 モーリー・ウィルス 63 ボビー・ワイン（英語版） 64 ルーベン・アマロ（英語版） 65 レオ・カルデナス（英語版） 66 ジーン・アレー（英語版） 67 ジーン・アレー（英語版） 68 ダル・マックスビル（英語版） 69 ドン・ケッシンジャー
1970年代	70 ドン・ケッシンジャー 71 バド・ハレルソン（英語版） 72 ラリー・ボーワ 73 ロジャー・メッツガー（英語版） 74 デーブ・コンセプシオン 75 デーブ・コンセプシオン 76 デーブ・コンセプシオン 77 デーブ・コンセプシオン 78 ラリー・ボーワ 79 デーブ・コンセプシオン
1980年代	80 オジー・スミス 81 オジー・スミス 82 オジー・スミス 83 オジー・スミス 84 オジー・スミス 85 オジー・スミス 86 オジー・スミス 87 オジー・スミス 88 オジー・スミス 89 オジー・スミス
1990年代	90 オジー・スミス 91 オジー・スミス 92 オジー・スミス 93 ジェイ・ベル 94 バリー・ラーキン 95 バリー・ラーキン 96 バリー・ラーキン 97 レイ・オルドニェス 98 レイ・オルドニェス 99 レイ・オルドニェス
2000年代	00 ネイフィ・ペレス 01 オーランド・カブレラ 02 エドガー・レンテリア 03 エドガー・レンテリア 04 シーザー・イズトゥリス 05 オマー・ビスケル 06 オマー・ビスケル 07 ジミー・ロリンズ 08 ジミー・ロリンズ 09 ジミー・ロリンズ
2010年代	10 トロイ・トゥロウィツキー 11 トロイ・トゥロウィツキー 12 ジミー・ロリンズ 13 アンドレルトン・シモンズ 14 アンドレルトン・シモンズ 15 ブランドン・クロフォード 16 ブランドン・クロフォード 17 ブランドン・クロフォード 18 ニック・アーメド 19 ニック・アーメド
2020年代	20 ハビアー・バエズ 21 ブランドン・クロフォード 22 ダンズビー・スワンソン 23 ダンズビー・スワンソン
投手捕手一塁手二塁手三塁手外野手

表話編歴フィールディング・バイブル・アワード (遊撃手)
2000年代	06 アダム・エバレット 07 トロイ・トゥロウィツキー 08 ジミー・ロリンズ 09 ジャック・ウィルソン
2010年代	10 トロイ・トゥロウィツキー 11 トロイ・トゥロウィツキー 12 ブレンダン・ライアン 13 アンドレルトン・シモンズ 14 アンドレルトン・シモンズ 15 アンドレルトン・シモンズ 16 アンドレルトン・シモンズ 17 アンドレルトン・シモンズ 18 アンドレルトン・シモンズ 19 ニック・アーメド
2020年代	20 ハビアー・バエズ 21 カルロス・コレア 22 ホルヘ・マテオ 23 ダンズビー・スワンソン 24 メイシン・ウィン
投手捕手一塁手二塁手三塁手遊撃手左翼手中堅手右翼手マルチポジション

経歴