ニコラ・ミロティッチ
FCバルセロナでのミロティッチ (2022年) | ||||||||||||
オリンピア・ミラノ No.33 | ||||||||||||
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ポジション | PF/SF | |||||||||||
基本情報 | ||||||||||||
愛称 | Niko , Miro | |||||||||||
セルビア語 | Никола Миротић | |||||||||||
国籍 |
スペイン モンテネグロ | |||||||||||
生年月日 | 1991年2月11日(33歳) | |||||||||||
出身地 |
ユーゴスラビア モンテネグロ ポドゴリツァ | |||||||||||
身長 | 208cm (6 ft 10 in) | |||||||||||
体重 | 108kg (238 lb) | |||||||||||
キャリア情報 | ||||||||||||
出身 | レアル・マドリード・バロンセスト | |||||||||||
ドラフト | 2011年 1巡目 23位 HOU | |||||||||||
選手経歴 | ||||||||||||
2008-2014 2014-2018 2018-2019 2019 2019-2023 2023- |
レアル・マドリード・バロンセスト シカゴ・ブルズ ニューオーリンズ・ペリカンズ ミルウォーキー・バックス FCバルセロナ・バスケット オリンピア・ミラノ | |||||||||||
受賞歴 | ||||||||||||
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Stats Basketball-Reference.com | ||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||
キャップ | スペイン 2015- | |||||||||||
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ニコラ・ミロティッチ・スタヨヴィッチ(Nikola Mirotić Stajović, 1991年2月11日 - )は、スペインのバスケットボール選手。スペイン代表。ポジションはパワーフォワード。モンテネグロのポドゴリツァ出身。
経歴
[編集]生い立ち
[編集]ミロティッチは幼年期をモンテネグロで過ごし、ポドゴリツァの学校でバスケットボールを始めた。
2005年の夏、ミロティッチが14歳の時にレアル・マドリード・バロンセストのジュニアチームと契約を結んだ。
レアル・マドリード・バロンセスト(2008-2014)
[編集]2006年から2008年までレアル・マドリード・バロンセストのジュニアチームでプレイした後、2008年にレアルのシニアチームと契約を結んだ。
2010-2011のユーロリーグで、ミロティッチはチームで最も優れた選手の一人になり、ユーロリーグ・ライジング・スター賞(22歳以下の選手の中で最も優秀な選手に贈られる賞)を受賞した。
2011-2012にもユーロリーグ・ライジング・スター賞に輝いており、この賞が設立されてから初めて複数回受賞した選手となった。
2011年4月、ミロティッチはレアルと5年間の契約延長を果たした。そしてレアルは2012年にスペイン国王杯とスペイン・スーパーカップ (en: Supercopa de España de Baloncesto)、2つの栄冠に輝いた。
2011年6月23日、ミロティッチは2011年のNBAドラフトでヒューストン・ロケッツに全体23位で指名された。その後、ミロティッチとの交渉権はミネソタ・ティンバーウルブズを経てシカゴ・ブルズへと移動した。
2012-13ユーロリーグシーズンにおいて、ミロティッチはユーロリーグ・ライジング・スター賞で2番目の投票数を得た(選出されたのはコスタス・パパニコラウ)。そして、オール・ユーロリーグ・セカンドチームに名を連ねた。
2014年5月、ミロティッチは昨年に引き続いて2年連続でオール・ユーロリーグ・セカンドチームに選出された。
シカゴ・ブルズ
[編集]2014年7月18日、ミロティッチはシカゴ・ブルズと3年1660万ドルで契約をした。レアル・マドリード・バロンセストとの間に残っていた契約については、ブルズが金額の一部を負担してバイアウトで合意した。
2014年12月19日のメンフィス・グリズリーズ戦で、ミロティッチは6本の3ポイントシュートをすべて沈めてNBAでのキャリアハイとなる27点を記録し、試合にも103-97で勝利した。
2015年1月5日にはイースタン・カンファレンスの12月度の月間新人賞を獲得した。
2015年3月1日のロサンゼルス・クリッパーズ相手にキャリアハイを更新する29点を記録するも、試合には86-96で敗北した。その勢いのまま2015年3月は好調を維持し、1試合平均20.8得点(その内20得点以上を取った試合が8試合)、ルーキー2位となる7.6リバウンド1.2ブロックと圧巻の成績を記録している。その結果、2015年4月3日に12月度以来2回目のイースタン・カンファレンス月間新人賞に選出。新人ながら全82試合に出場。NBAオールルーキーチームのファーストチームに選出された。
2017年夏、制限付きFAとなったミロティッチだったが、再契約交渉は難航を極め、トレーニングキャンプ前の9月24日に漸く2年2700万ドルで再契約に合意した[1]。しかし、シーズン開幕直前の全体練習中にボビー・ポーティスと乱闘騒ぎを起こし、顔面骨折の重傷を負い、2017-18シーズンは、開幕から欠場。ブルズにトレードを要求したと報じられた[2]。
ニューオーリンズ・ペリカンズ
[編集]2018年2月1日、オメル・アーシュク、トニー・アレン、ジャミーア・ネルソン、2018年のドラフト1順目指名権、2021年のドラフト2順目指名権を交換する権利とミロティッチ、2018年のドラフト2順目指名権とのトレードでニューオーリンズ・ペリカンズに移籍した[3]。2018年4月6日に行われたフェニックス・サンズ戦でシーズン・ハイとなる31得点、16リバウンドを記録、試合はペリカンズが122-103で勝利した[4]。2018年のプレーオフ1回戦、対ポートランド・トレイルブレイザーズの3戦目でプレーオフベストの30得点、8リバウンドを記録、試合は119-102で勝利した[5]。
ミルウォーキー・バックス
[編集]2019年2月8日、ジェイソン・スミス、スタンリー・ジョンソン、2019年のドラフト2巡目指名権、2020年のドラフト2巡目指名権2つ、2021年ドラフト2巡目指名権とのトレードでミルウォーキー・バックスに移籍した[6]。
FCバルセロナ
[編集]2019年6月29日、NBAを離れてのFCバルセロナ・バスケットと契約した[7]。
スペイン代表
[編集]ミロティッチは、スペインのジュニアナショナルチームのメンバーに選ばれていた。
ミロティッチは2010年のFIBAバスケットボール欧州U-20選手権でスペインが銅メダルを勝ち取るための助けとなり、大会のオール・トーナメントチームに選出された。
また、翌年の2011年大会ではスペインを金メダルへと導いている。その大会でミロティッチは試合平均27点10リバウンドを記録し、最優秀選手と得点王に輝いた。
ミロティッチはフル代表としてはモンテネグロ代表、スペイン代表のどちらでプレイをするか注目されていたが、2015年FIBAヨーロッパ選手権でスペイン代表デビューを果たし[8]、2016年リオデジャネイロオリンピックにも出場している。
タイトル、記録など
[編集]タイトル
[編集]- スペイン国王杯:2012, 2014
- スペイン・スーパーカップ:2012, 2013
- ACBチャンピオン:2013
受賞歴
[編集]- NBAオールルーキーチーム 1stチーム:2015
- オール・ユーロリーグ・セカンドチーム:2013, 2014
- リーガACB最優秀選手:2013
- オールACBチーム:2013, 2014
- スペイン国王杯最優秀選手賞:2014
- ユーロリーグ・ライジング・スター賞:2011, 2012
- FIBAバスケットボール欧州U-20選手権3位:2010
- FIBAバスケットボール欧州U-20選手権オールトーナメントチーム:2010
- FIBAバスケットボール欧州U-20選手権優勝:2011
- FIBAバスケットボール欧州U-20選手権オールトーナメントチーム:2011
- FIBAバスケットボール欧州U-20選手権最優秀選手賞:2011
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
NBAレギュラーシーズン
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2014–15 | CHI | 82 | 3 | 20.2 | .405 | .316 | .803 | 0.8 | 1.2 | .7 | .7 | 10.2 |
2015–16 | CHI | 66 | 38 | 24.9 | .407 | .390 | .807 | 5.5 | 1.5 | .9 | .7 | 11.8 |
2016–17 | CHI | 70 | 15 | 24.0 | .413 | .342 | .773 | 5.5 | 1.1 | .8 | .8 | 10.6 |
2017–18 | CHI | 25 | 3 | 24.9 | .474 | .429 | .823 | 6.4 | 1.6 | .6 | .5 | 16.8 |
2017–18 | NOP | 30 | 11 | 29.1 | .427 | .335 | .810 | 8.2 | 1.4 | 1.0 | .9 | 14.6 |
Career | 273 | 70 | 23.7 | .419 | .357 | .801 | 5.7 | 1.3 | .8 | .7 | 11.8 |
プレーオフ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2016 | CHI | 11 | 0 | 14.9 | .303 | .233 | .800 | 2.7 | .8 | .5 | .5 | 5.7 |
2017 | CHI | 6 | 6 | 27.0 | .340 | .286 | .800 | 5.0 | 1.5 | .7 | .5 | 8.7 |
Career | 17 | 6 | 19.2 | .319 | .262 | .800 | 3.5 | 1.1 | .6 | .5 | 6.8 |
脚注
[編集]- ^ Bulls agreed to a two-year $27 mln deal with Nikola Mirotic
- ^ ニコラ・ミロティッチがブルズにトレードを要求!? NBA.com JAPAN
- ^ “Pelicans Acquire Nikola Mirotić”. NBA.com (2018年2月1日). 2018年2月2日閲覧。
- ^ “Mirotic, Davis lead Pelicans to blowout win over Suns” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年4月6日). 2018年4月8日閲覧。
- ^ “Mirotic, Davis lead Pelicans to 3-0 series lead over Blazers” (英語). ESPN.com (2018年4月19日). 2018年4月21日閲覧。
- ^ “Milwaukee Bucks Acquire Nikola Mirotic In Three-Team Deal” (英語). NBA.com (2019年2月8日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ “NBAキャリア5年目を終えたニコラ・ミロティッチがスペインのバルセロナに移籍へ”. バスケットボールキング (2019年6月30日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ GASOLS, MIROTIC ON POWERFUL SPAIN ROSTER
外部リンク
[編集]- NBA.com ニコラ・ミロティッチ
- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference
- ニコラ・ミロティッチ --- ドラフト情報 --- DraftExpress.com
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