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ナウ・ユー・シー・イット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ナウ・ユー・シー・イット』
マイケル・ブレッカースタジオ・アルバム
リリース
録音 パワー・ステーション[1]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル GRPレコード
プロデュース ドン・グロルニック
専門評論家によるレビュー
マイケル・ブレッカー アルバム 年表
ドント・トライ・ジス・アット・ホーム
(1988年)
ナウ・ユー・シー・イット
(1990年)
テイルズ・フロム・ザ・ハドソン
(1996年)
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ナウ・ユー・シー・イット』(原題:Now You See It... (Now You Don't))は、アメリカ合衆国ジャズサクソフォーン奏者、マイケル・ブレッカー1990年に発表した、単独リーダー作としては3作目のスタジオ・アルバム

背景

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前2作に引き続きドン・グロルニックがプロデューサーに起用され、グロルニックは演奏には参加しなかったが2曲を提供した[2]。音作りに関しては、以前の作品と比べてテクノロジーやパーカッションが多用されている[2]

反響・評価

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母国アメリカの『ビルボード』では、コンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで7位に達した[3]スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「ジム・ビアードのシンセサイザーは、ファンキーなグルーヴのお膳立て、或いはリーダーであるブレッカーの演奏の背景といった雰囲気作りに役立っている」「ジョン・コルトレーンをアップデートしたような曲もあれば、まるでウェザー・リポートのような曲もある」と評している[4]

トラック・リスト

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特記なき楽曲はマイケル・ブレッカー作。

#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「エッシャー・スケッチ - Escher Sketch (A Tale Of Two Rhythms)」  
2.「ミンスク - Minsk」(Don Grolnick)  
3.「オード・トゥ・ザ・ドゥ・ダ・デイ - Ode to the Doo Da Day」(Jim Beard)  
4.「ネヴァー・アローン - Never Alone」  
5.「ピープ - Peep」  
6.「ドッグズ・イン・ザ・ワイン・ショップ - Dogs in the Wine Shop」(D. Grolnick)  
7.「クワイエット・シティ - Quiet City」(J. Beard)  
8.「ミーニング・オブ・ザ・ブルース - The Meaning of the Blues」(Bobby Troup, Leah Worth)  

パーソネル

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脚注

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  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b Kelman, John (2015年1月1日). “Michael Brecker: Now You See It...(Now You Don't)”. All About Jazz. 2022年1月30日閲覧。
  3. ^ Michael Brecker - Awards”. AllMusic. 2016年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月30日閲覧。
  4. ^ Yanow, Scott. “Now You See It... Now You Don't - Michael Brecker”. AllMusic. 2022年1月30日閲覧。

外部リンク

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