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トウケイホープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トウケイホープ
欧字表記 Tokei Hope
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1976年4月25日
死没 1990年4月17日
抹消日 1985年3月4日
イースタンフリート
エリモグレース
母の父 Sassafras
生国 日本の旗 日本北海道えりも町
生産者 えりも牧場
馬主 高橋文男
→上野助治
→小野寺三男
調教師 大山末治(大井
→坂田正行(栗東
→千葉忠一(岩手
競走成績
生涯成績 53戦22勝
獲得賞金 2億2013万円
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トウケイホープは、日本競走馬種牡馬である。当初は南関東公営競馬で、のちに岩手競馬に移籍して活躍した。日本国内の競馬での連続連対記録(41連対、2008年現在)を持つトウケイニセイは唯一の牡馬の産駒である。

競走成績

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馬齢は、旧表記を用いる。

1976年に生まれたトウケイホープは、大井競馬場の大山末治厩舎に入る。

3歳時は、2着2回。4歳になって初勝利をあげたあと、この年は5勝をあげる。

5歳になり、条件戦を3連勝する。その勢いで臨んだ帝王賞で最下位に沈んだあとなかなか勝ちきれずに人気を落とすが、関東盃で初重賞制覇を果たす。重賞で2着を続けて臨んだ年末の大一番東京大賞典では、逃げ切り優勝。

6歳時は報知オールスターカップに勝利するも、ほかのレースでは凡走が続く。

7歳になり中央競馬入りするが、スワンステークスではいいところがなく、その後岩手県盛岡競馬場に転厩する。岩手時代の強さは圧倒的であった。2連勝したあと、東北サラブレッド大賞典北上川大賞典桐花賞と重賞を3連勝。さらに8歳になっても赤松杯桂樹杯に勝ち7連勝を飾る。続くみちのく大賞典では2着に敗れるも、シアンモア記念、桐花賞と連勝。9歳となってからも赤松杯に勝ったが、その後は惜敗が続き引退した。

繁殖成績

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引退後は種牡馬となったが、競走馬として登録された産駒はわずか4頭しかおらず、牡馬は1頭しかいなかった。しかし、その唯一の牡馬こそが父が名を馳せた岩手競馬に所属し、当地の大レースを勝ちまくり、通算43戦39勝という成績を挙げ地方競馬史上に残る名馬となったトウケイニセイである[1]。トウケイニセイ以外の3頭も岩手競馬で勝ち星を挙げており、出走した産駒すべてが勝ち上がっている。

血統表

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トウケイホープ血統ナスルーラ系 / Nearco4×5×5=12.50%、Blenheim II4×5=9.38%、Bull Dog4×5=9.38% (血統表の出典)

*Eastern Fleet
1968 鹿毛
父の父
Fleet Nasrullah
1955 鹿毛
Nasrullah Nearco
Mumtaz Begum
Happy Go Fleet Count Fleet
Draeh
父の母
Amoret
1952 鹿毛
Bull Lea Bull Dog
Rose Leaves
Mar-Kell Blenheim II
Nellie Flag

エリモグレース
1972 鹿毛
Sassafras
1967 鹿毛
Sheshoon Principitation
Noorani
Ruta *Ratfication
Dame D'Atour
母の母
*Fughetta
1967 鹿毛
Ribot Tenerani
Romanella
Noblesse Mossborough
Duke's Delight F-No.14-f


脚注

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  1. ^ 馬情報”. JBISサーチ. 2021年9月8日閲覧。

外部リンク

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