デイナ・イブランド

獲得メダル
アメリカ合衆国
男子野球
WBSCプレミア12

デイナ・イブランド
*Dana Eveland*
	ニューヨーク・メッツ時代; (2014年8月7日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ワシントン州サーストン郡オリンピア
生年月日	1983年10月29日（41歳）
身長; 体重	6' 1" ＝約185.4 cm; 235 lb ＝約106.6 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	投手
プロ入り	2002年 MLBドラフト16巡目(全体469位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名
初出場	MLB / 2005年7月16日ワシントン・ナショナルズ戦; KBO / 2013年3月31日
最終出場	MLB / 2016年6月2日; KBO / 2013年10月2日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	パームデール高等学校（英語版）; ヒル・カレッジ（英語版）; カレッジ・オブ・ザ・キャニオンズ（英語版）; ミルウォーキー・ブルワーズ (2005 - 2006); アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2007); オークランド・アスレチックス (2008 - 2009); トロント・ブルージェイズ (2010); ピッツバーグ・パイレーツ (2010); ロサンゼルス・ドジャース (2011); ボルチモア・オリオールズ (2012); ハンファ・イーグルス (2013); ニューヨーク・メッツ (2014); アトランタ・ブレーブス (2015); タンパベイ・レイズ (2016); プエブラ・パロッツ (2017);
国際大会
代表チーム	アメリカ合衆国
プレミア12	2015年
	この表について

デイナ・ジェイムズ・イブランド（Dana James Eveland, 1983年 10月29日 - ）は、アメリカ合衆国ワシントン州サーストン郡オリンピア出身の元プロ野球選手（投手）。左投左打。

経歴

2008年は29試合に先発して初の規定投球回数に到達、自己最多の9勝を記録した。2009年は防御率7点台と不振に終わった。

ブルージェイズ時代

2010年 2月6日に金銭トレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した^[3]。スプリングトレーニング中のオープン戦で好投して開幕ローテーション入りを果たしたが、防御率6点台と振るわず5月に25人枠を外れた。

パイレーツ時代

2010年6月1日にロナルド・ウビエドとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツに移籍した。しかし、パイレーツでは3試合に登板しただけでDFAとなった^[4]。11月6日にFAとなった。

ドジャース時代

2010年11月22日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ。

2011年のシーズン終盤に昇格し、5試合に先発して3勝2敗・防御率3.03だった。

オリオールズ時代

2011年12月8日にトレードで、ボルチモア・オリオールズに移籍した^[5]。

2012年 10月17日にFAとなった。

ハンファ時代

2012年12月17日に韓国プロ野球のハンファ・イーグルスと契約した。2013年は主に先発として起用され6勝14敗で、ハンファが最下位に低迷したこともあり韓国プロ野球の最多敗戦投手となり、同年限りで自由契約となった。

メッツ時代

2014年 2月18日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。開幕後はAAA級ラスベガス・フィフティワンズで12試合に登板し、4勝1敗・防御率3.91だった。6月1日にメッツとメジャー契約を結んだ^[6]。オフに、FAとなった。

ブレーブス時代

2015年 1月20日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結ぶ。6月5日に契約破棄条項を行使して自由契約となり、7日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結ぶ。11日にメジャー契約となり25人枠入りする^[7]。10試合に登板し0勝1敗・防御率5.40の成績で、7月6日にDFAとなり^[8]、翌7日にFAとなる。21日にオリオールズとマイナー契約を結んだが、9月16日にFAとなる。11月には第1回WBSCプレミア12にアメリカ合衆国代表として出場した^[9]。

レイズ時代

2015年12月18日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ。

2016年は開幕25人枠入りした。6月15日にDFAとなり、18日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級ダーラム・ブルズへ配属された。その後、6月28日に再びメジャー契約を結んで25人枠入りして4試合に登板したが結果を残せず、7月6日に再度DFAとなった。9月12日に3度目のメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。度重なる契約と契約解除がありながら33試合にリリーフ登板したが、防御率9.00・WHIP2.22・与四球率7.4と大荒れの投球に終始した。10月8日にFAとなったが、31日にマイナー契約で再契約した^[10]。

メキシカンリーグ時代

2017年5月9日、メキシカンリーグのプエブラ・パロッツと契約^[11]。

投球スタイル

速球が平均89mph（約143.2km/h）程度と球威があまり無い割には与四球率が高く、メジャーでは安定した成績を残せていない。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2005	MIL	27	0	0	1	1	1	7	.500	146	31.2	40	2	18	3	1	23	1	0	21	21	5.97	1.83
2006	MIL	9	5	0	0	3	0	0	.000	141	27.2	39	4	16	2	5	32	2	0	25	25	8.13	1.99
2007	ARI	5	1	0	1	0	0	0	1.000	28	5.0	8	0	5	0	0	3	1	0	8	8	14.40	2.60
2008	OAK	29	29	1	9	9	0	0	.500	737	168.0	172	10	77	2	12	118	6	1	82	81	4.34	1.48
2009	OAK	13	9	0	2	4	0	0	.333	221	44.0	70	4	26	1	0	22	2	0	39	35	7.16	1.91
2010	TOR	9	9	0	3	4	0	0	.429	213	44.2	57	4	27	1	2	21	3	0	35	32	6.45	1.89
2010	PIT	3	1	0	0	1	0	0	.000	49	9.2	15	0	5	1	2	3	1	0	9	9	8.38	2.07
'10計	PIT	12	10	0	3	5	0	0	.375	262	54.1	72	4	32	2	4	24	4	0	44	41	6.79	1.91
2011	LAD	5	5	0	3	2	0	0	.600	118	29.2	28	1	6	0	2	16	0	0	10	10	3.03	1.15
2012	BAL	14	2	0	0	1	0	0	.000	145	32.1	32	3	13	3	5	18	0	0	18	17	4.73	1.39
2014	NYM	30	0	0	1	1	1	2	.500	115	27.1	24	2	6	1	4	27	0	0	8	8	2.63	1.10
2015	ATL	10	0	0	0	1	0	1	.000	18	3.1	5	1	3	1	0	4	1	0	2	2	5.40	2.40
2016	TB	33	0	0	0	1	0	3	.000	119	23.0	32	3	19	3	3	21	0	0	23	23	9.00	2.22
MLB：11年		187	61	1	20	28	2	13	.417	2050	446.1	522	34	221	18	36	308	17	1	280	271	5.46	1.66

2017年度シーズン終了時

背番号

37（2005年 - 2006年、2011年 - 2013年）
39（2007年）
35（2008年 - 同年途中）
30（2008年途中 - 2010年途中）
59（2010年途中 - 同年終了）
61（2014年）
56（2015年）
51（2016年）

代表歴

2015 WBSCプレミア12 アメリカ合衆国代表

脚注

^ Dana Eveland Baseball Stats. The Baseball Cube(英語). 2012年1月22日閲覧
^ "A's trade RHP Dan Haren to Arizona in eight-player deal" (Press release) (英語). MLB.com (Oakland Athletics). 14 December 2007. 2008年4月24日閲覧。
^ Blue Jays acquire pitcher Eveland from Athletics. TSN.ca(英語). 2012年1月22日閲覧
^ Dejan Kovacevic (2010年6月24日). “Pirates cut recently acquired pitcher”. Pittsburgh Post-Gazette 2010年6月24日閲覧。
^ Brittany Ghiroli (2011年12月8日). “O's swing trade, land Eveland from Dodgers” (英語). MLB.com. 2016年9月12日閲覧。
^ Anthony DiComo (2014年6月1日). “Mets option den Dekker to bring in a pitcher”. MLB.com. 2014年6月2日閲覧。
^ Carlos Collazo (2015年6月11日). “Braves designate Cahill, promote Eveland”. MLB.com 2015年7月7日閲覧。
^ Sean d'Oliveira (2015年7月5日). “Braves DFA Nick Masset, Dana Eveland on Sunday”. FANTASY NEWS (CBSSports.com) 2015年7月7日閲覧。
^ 2015 USA Baseball Premier12™ roster announced^{[リンク切れ]} Official Websitr of USA Baseball （英語） (2015年10月21日) 2015年10月24日閲覧
^ MLB公式プロフィール参照。2017年2月5日閲覧。
^ “Mexican League Transactions” (English). MiLB. (9 May 2017) 12 May 2017閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
選手の各国通算成績 KBO
Dana Eveland (@DanaEveland) - X（旧Twitter）

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[1] Dana Eveland Baseball Stats. The Baseball Cube(英語). 2012年1月22日閲覧

[2] "A's trade RHP Dan Haren to Arizona in eight-player deal" (Press release) (英語). MLB.com (Oakland Athletics). 14 December 2007. 2008年4月24日閲覧。

[3] Blue Jays acquire pitcher Eveland from Athletics. TSN.ca(英語). 2012年1月22日閲覧

[ppg_24June2010-4] Dejan Kovacevic (2010年6月24日). “Pirates cut recently acquired pitcher”. Pittsburgh Post-Gazette 2010年6月24日閲覧。

[5] Brittany Ghiroli (2011年12月8日). “O's swing trade, land Eveland from Dodgers” (英語). MLB.com. 2016年9月12日閲覧。

[6] Anthony DiComo (2014年6月1日). “Mets option den Dekker to bring in a pitcher”. MLB.com. 2014年6月2日閲覧。

[7] Carlos Collazo (2015年6月11日). “Braves designate Cahill, promote Eveland”. MLB.com 2015年7月7日閲覧。

[8] Sean d'Oliveira (2015年7月5日). “Braves DFA Nick Masset, Dana Eveland on Sunday”. FANTASY NEWS (CBSSports.com) 2015年7月7日閲覧。

[9] 2015 USA Baseball Premier12™ roster announced^{[リンク切れ]} Official Websitr of USA Baseball （英語） (2015年10月21日) 2015年10月24日閲覧

[MLBstats-10] MLB公式プロフィール参照。2017年2月5日閲覧。

[11] “Mexican League Transactions” (English). MiLB. (9 May 2017) 12 May 2017閲覧。

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表話編歴野球アメリカ合衆国代表 - 2015 WBSCプレミア12 2 準優勝
監督	12 ウィリー・ランドルフ
投手	22 ジェイク・バレット 37 ジョン・チャーチ 5 ケイシー・コールマン 45 ジョーイ・デナト 36 デイナ・イブランド 50 コディ・フォーサイス 34 ジャレット・グルーベ 32 アーロン・ラフィー 55 コーディ・サターホワイト 40 ザック・セゴビア 17 セス・シモンズ 18 ジーク・スプライル 15 アンソニー・バスケス 14 J.B.ウェンデルケン 35 ブルックス・パウンダーズ
捕手	21 パーカー・モーリン 26 ダン・ロールフィング
内野手	44 ダン・ブラック 2 アダム・フレイジャー 27 カイル・マーティン 8 タイラー・パストルニッキー
外野手	9 ブレット・アイブナー 3 ジェイコブ・メイ 19 マット・マクブライド 6 ブレット・フィリップス
ユーティリティー	7 ジョー・スクラファニ 4 エリオット・ソト

経歴

プロ入りとブルワーズ時代

ダイヤモンドバックス時代

アスレチックス時代