ディレクトワール様式
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ディレクトワール様式(ディレクトワールようしき、Directoire_style、フランス語:Directoire)、またはディレクトアール様式[1]は、フランス革命により総裁政府が発足した1795年頃から、ナポレオン1世が皇帝に即位した1804年までの執政官政府時代の、衣服や家具等の様式[2][1]。
解説
[編集]ルイ16世様式からアンピール様式への過渡期にあたり、16世紀様式の特徴である古代ギリシアやローマ時代の影響を引き続き受けている[2]。例えば、ギリシア時代を代表するフォルムが美しい椅子、クリスモス。その優雅なカーブを描く脚のラインは、ディレクトワール時代の椅子にも取り入れられた[2]。
脚注
[編集]- ^ a b 中山公男「ディレクトアール様式」『改訂新版 世界大百科事典』 。コトバンクより2024年4月16日閲覧。
- ^ a b c 西川栄明『新版 名作椅子の由来図典:歴史の流れがひと目でわかる 年表&系統図付き』誠文堂新光社、2021年、106頁。
参考文献
[編集]- Abbott, James Archer (2007). Jansen Furniture. New York: Acanthus Press. ISBN 978-0-926494-45-9
- Honour, Hugh, Neo-classicism. Style and Civilisation 1968,(Reprinted 1977)
- Pegler, Martin M; Carboni, Ron (2006). The Fairchild Dictionary of Interior Design (2nd ed.). New York: Fairchild Fashion Group. ISBN 978-1-56367-444-0
外部リンク
[編集]- 『Directoire』 - コトバンク