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テンカジョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

競走馬におけるテンカジョウとは、

  1. 日本2002年生まれの競走馬。父アフリート、母父Nishapour。中央で24戦1勝[1]
  2. 日本の2021年生まれの競走馬。本項にて記述。両馬とも同一の馬主。

テンカジョウ
欧字表記 Tenka Jo[2]
品種 サラブレッド[2]
性別 [2]
毛色 鹿毛[2]
生誕 2021年2月3日(3歳)[2]
サンダースノー[2]
フィオレロ[2]
母の父 エンパイアメーカー[2]
生国 日本の旗 日本北海道浦河町[2]
生産者 杵臼牧場[2]
馬主 河内孝夫[2]
調教師 岡田稲男栗東[2]
競走成績
生涯成績 5戦4勝[2]
中央:4戦3勝
地方:1戦1勝
獲得賞金 5740万円[2]
中央:2740万円
地方:3000万円
(2024年9月26日現在)
勝ち鞍
JpnIII マリーンC 2024年
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テンカジョウ(欧字名:Tenka Jo2021年2月3日 - )は、日本競走馬[2]2024年マリーンカップの勝ち馬である。

馬名の意味は、天下冠名[3]

経歴

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3歳(2024年)

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2024年2月3日、京都競馬場第4レースの3歳新馬戦(ダート1800m)で、鞍上に国分優作を起用しデビュー。単勝13番人気の60.5倍で迎えたレースだった。中団から追走し、直線では前団を差し切り新馬勝ち[4]。さらに3連単が72万5600円となる波乱を演出した[5]。続く1勝クラスは後方から追い込むも、前団に届かず3着[6]。2度目の1勝クラスでは、最後方から追走し、直線で3F最速の脚で一気に差し切り2勝目[7]。2勝クラスはスタートが出遅れ、馬群に離れた形で追走。2コーナーでは馬群に追いつき、直線では前団を差し切り3勝目を挙げた[8]

陣営は初の重賞挑戦となるマリーンカップを選択。道中は後方2番手から追走し、4コーナーでは中団の位置へ。直線ではアンモシエラやザオを交わし先頭に立つと、後続に5馬身差をつけ、3連勝で重賞初制覇を飾った[9][10]。またJBCレディスクラシックへの優先出走権も獲得し、陣営も参戦を表明した[11]

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[12]およびnetkeiba.com[13]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2024.02.03 京都 3歳新馬 ダ1800m(良) 16 7 13 060.5(13人) 01着 R1:55.0(37.9) -0.2 0国分優作 55 (エアサンサーラ) 476
0000.03.02 阪神 3歳1勝クラス ダ1800m(稍) 6 3 3 013.80(5人) 03着 R1:53.0(38.1) -0.5 0国分優作 55 ハビレ 474
0000.03.30 阪神 3歳1勝クラス ダ1800m(稍) 11 8 11 007.10(6人) 01着 R1:52.2(37.5) -0.4 0国分優作 55 (ポルポラジール) 474
0000.06.08 京都 3歳上2勝クラス ダ1800m(良) 10 8 9 002.00(1人) 01着 R1:52.5(37.6) -0.4 0国分優作 53 (テーオールビー) 486
0000.09.26 船橋 マリーンC JpnIII ダ1800m(良) 6 6 6 003.10(2人) 01着 R1:53.5(39.7) -1.1 0国分優作 55 (クラヴィコード) 490
  • 競走成績は2024年9月26日現在

血統表

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テンカジョウ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 デインヒル系ダンジグ系
[§ 2]

*サンダースノー
2014 鹿毛
父の父
Helmet
2008 栗毛
Exceed And Excel *デインヒル
Patrona
Accessories Singspiel
Anna Matrushka
父の母
Eastern Joy
2006 鹿毛
Dubai Destination Kingmambo
Mysterial
Red Slippers Nureyev
Morning Devotion

フィオレロ
2014 黒鹿毛
*エンパイアメーカー
2000 黒鹿毛
Unbridled Fappiano
Gana Facil
Toussaud El Gran Senor
Image of Reality
母の母
*グリーンインディ
1996 鹿毛
A.P. Indy Seattle Slew
Weekend Surprise
Valthea Antheus
Green Valley
母系(F-No.) グリーンインディ(USA)(FN:16-c) [§ 3]
5代内の近親交配 Mr. Prospector:S5×M5
Northern Dancer:S5×M5×M5 
[§ 4]
出典
  1. ^ [14][15]
  2. ^ [15]
  3. ^ [14][15]
  4. ^ [14]

脚注

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  1. ^ テンカジョウ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年9月26日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o テンカジョウ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年9月26日閲覧。
  3. ^ 競走馬情報 テンカジョウ”. 日本中央競馬会. 2024年9月26日閲覧。
  4. ^ サンダースノー産駒13番人気テンカジョウが波乱演出、国分優騎手「これからの馬」/新馬戦」『日刊スポーツ』。2024年9月26日閲覧。
  5. ^ 【京都4R・3歳新馬】13番人気テンカジョウ完勝で3連単72万円超 今年初勝利の国分優作騎手「バネの強い馬」」『スポーツ報知』。2024年9月26日閲覧。
  6. ^ 【3歳1勝クラス】(阪神6R)ハビレが好位から楽に抜け出して快勝」『ラジオNIKKEI』。2024年9月26日閲覧。
  7. ^ 【3歳1勝クラス】(阪神5R)大外から突っ込んできたテンカジョウが他馬を突き放し2勝目」『ラジオNIKKEI』。2024年9月26日閲覧。
  8. ^ 【マリーンC】レース展望」『サンスポZBAT!』。2024年9月26日閲覧。
  9. ^ 【マリーンC】テンカジョウが5馬身差の圧勝 6頭立てでも3連単は2万円超え 國分優作「もっと良くなってくる」」『東京スポーツ』。2024年9月26日閲覧。
  10. ^ 【マリーンC】テンカジョウが5馬身差で重賞初V 国分優作騎手「これから先、もっと良くなると思います」」『スポーツ報知』。2024年9月26日閲覧。
  11. ^ 【船橋11R・マリーンカップ】テンカジョウ 差し切って重賞初V 岡田師「次はJpn1へ行く」」『スポーツニッポン』。2024年9月26日閲覧。
  12. ^ テンカジョウ 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年9月26日閲覧。
  13. ^ テンカジョウの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2024年9月26日閲覧。
  14. ^ a b c 血統情報:5代血統表|テンカジョウ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年9月26日閲覧。
  15. ^ a b c テンカジョウの血統表|競走馬データ”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年9月26日閲覧。

外部リンク

[編集]