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オーサムリザルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オーサムリザルト
晩秋ステークス出走時(2023年11月18日)
欧字表記 Awesome Result[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2020年4月2日(4歳)[1]
Justify[1]
Blossomed[1]
母の父 Deputy Minister[1]
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[1]
生産者 Orpendale/Chelston/Wynatt[1]
馬主 (株)インゼルレーシング[1]
調教師 池江泰寿栗東[1]
競走成績
生涯成績 7戦7勝[1]
中央:5戦5勝
地方:2戦2勝
獲得賞金 1億3843万円[1]
中央:6743万円
地方:7100万円
(2024年11月2日現在)
勝ち鞍
JpnII エンプレス杯 2024年
JpnIII ブリーダーズGC 2024年
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オーサムリザルト(欧字名:Awesome Result2020年4月2日 - )は、アメリカ合衆国生産、日本調教の競走馬[1]。主な勝ち鞍は2024年エンプレス杯ブリーダーズゴールドカップ

馬名の意味は、「素晴らしい結果」。

経歴

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2歳(2022年)

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11月26日阪神ダート1800mの2歳新馬戦に武豊鞍上に迎え2番人気で出走。好位追走から直線で鋭く脚を伸ばして先頭に立つと後続に2馬身半差をつけデビュー戦を飾る[2]。レース後、左前球節の剥離骨折が判明し、全治3か月と診断され休養に入った[3]

3歳(2023年)

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6月10日阪神ダート1800mの3歳上1勝クラスで実戦復帰。川田将雅とのコンビで挑み、レースでは道中3・4番手追走から直線で抜け出すと後続に3馬身差をつけ2勝目を挙げる。武豊に鞍上を戻した9月23日阪神ダート1800mの3歳上2勝クラスでは中団待機からしぶとく脚を伸ばすと最後はサイモンザナドゥの追撃を1馬身1/4差振り切り3連勝とすると、戸崎圭太とコンビを組んだ11月18日の晩秋ステークスでは2番手追走から楽に抜け出すと最後は中団から脚を伸ばしたメイプルリッジに2馬身半の差をつけ4勝目をマークしてオープン入りを果たした。

4歳(2024年)

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2月3日のアルデバランステークスでは後方追走から徐々に進出し、直線で一気に先頭に立つと一度はハピに交わされるも最後は差し返してオープン特別初勝利を飾り、5連勝とする[4]。重賞初挑戦となった5月8日のJpnIIエンプレス杯では好スタートからハナを奪うと、最後の直線では中団から追い上げてきたグランブリッジの追撃をクビ差振り切って逃げ切り勝ちを収め、重賞初制覇を果たした[5]

10月、ブリーダーズカップ・ディスタフ出走のため渡米しデルマー競馬場入りする。しかしレース当日の出走前歩様検査で、現地の獣医から「怪我のため出走を認めない」と判断が下された。関係者によれば「元々歩様が独特な馬なので誤解されやすい」「日本での映像なども持っていって(獣医に)見せ、これが正常であると訴えた」ものの判断は覆らず、結局出走取消となった[6]

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[7]およびnetkeiba.com[8]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2022.11.26 阪神 2歳新馬 ダ1800m(稍) 16 4 7 003.80(2人) 01着 R1:53.6(37.4) -0.4 0武豊 54 (クールミラボー) 490
2023.06.10 阪神 3歳上1勝クラス ダ1800m(稍) 13 7 10 001.40(1人) 01着 R1:51.2(36.4) -0.5 0川田将雅 53 (ダンテバローズ) 500
0000.09.23 阪神 3歳上2勝クラス ダ1800m(稍) 16 5 9 001.30(1人) 01着 R1:52.6(37.6) -0.2 0武豊 53 (サイモンザナドゥ) 498
0000.11.18 東京 晩秋S 3勝 ダ2100m(重) 16 7 13 002.30(1人) 01着 R2:09.3(36.8) -0.4 0戸崎圭太 53 (メイプルリッジ) 494
2024.02.03 京都 アルデバランS OP ダ1900m(良) 12 8 12 002.00(1人) 01着 R1:57.4(36.5) -0.1 0武豊 54 (ハピ) 490
0000.05.08 川崎 エンプレス杯 JpnII ダ2100m(稍) 12 7 10 002.60(1人) 01着 R2:14.5(39.3) -0.1 0武豊 55 グランブリッジ 487
0000.08.27 門別 ブリーダーズGC JpnIII ダ2000m(不) 12 8 11 001.10(1人) 01着 R2:04.0(38.6) -1.0 0武豊 57 (デリカダ) 498
  • 競走成績は2024年8月27日現在

血統表

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オーサムリザルト血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ストームキャット系/ストームバード系
[§ 2]

Justify
栗毛 2015
父の父
Scat Daddy
黒鹿毛 2004
*ヨハネスブルグ *ヘネシー
Myth
Love Style Mr. Prospector
Likeable Style
父の母
Stage Magic
栗毛 2007
Ghostzapper Awesome Again
Baby Zip
Magical Illusion Pulpit
Voodoo Lily

Blossomed
鹿毛 2003
Deputy Minister
黒鹿毛 1979
Vice Regent Northern Dancer
Victoria Regina
Mint Copy Bunty's Flight
Shakney
母の母
Texas Cinema
鹿毛 1990
Mt. Livermore Blushing Groom
Flama Ardiente
French Flick Silent Screen
Tres Jolie
母系(F-No.) (FN:16-g) [§ 3]
5代内の近親交配 Deputy Minister:5×2 [§ 4]
出典
  1. ^ [9], [10]
  2. ^ [11]
  3. ^ [9]
  4. ^ [9], [10]

脚注

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注釈

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出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o オーサムリザルト”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年5月9日閲覧。
  2. ^ オーサムリザルト、直線で一気の加速 2馬身半差の完勝 武豊も高評価/新馬戦日刊スポーツ、2022年11月27日配信・閲覧
  3. ^ 新馬完勝のジャスティファイ産駒オーサムリザルトが骨折…全治3カ月サンケイスポーツ、2022年11月28日配信・閲覧
  4. ^ 【アルデバランS】オーサムリザルトが無傷の5連勝でオープン特別初勝利サンケイスポーツ、2024年2月3日配信・閲覧
  5. ^ 【川崎・エンプレス杯結果】オーサムリザルトが逃げ切りV!無傷6連勝で重賞初制覇netkeiba.com、2024年5月8日配信・閲覧
  6. ^ あの朝、何が起きたのか⁈ オーサムリザルトBC取り消しの真相を関係者が語る - Yahoo!Japanニュース・2024年11月12日
  7. ^ オーサムリザルト 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年5月9日閲覧。
  8. ^ オーサムリザルトの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2024年5月9日閲覧。
  9. ^ a b c 血統情報:5代血統表|オーサムリザルト(USA)”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年5月12日閲覧。
  10. ^ a b オーサムリザルトの血統表”. netkeiba.com. 2024年5月12日閲覧。
  11. ^ オーサムリザルト - 競走馬詳細 - UMATOKU”. 馬トク. 報知新聞社. 2024年5月12日閲覧。

外部リンク

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