テマの一覧
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テマの一覧では、899年に作成された「フィロテオスのクレートロロギオン(フィロテオス文書)」に登場しているテマ長官の一覧表(括弧内は主な都市[1][2])[3]をもとに東ローマ帝国のテマを列挙する。
小アジア
[編集]- テマ・アナトリコン(イコニオン、アモリオン、アクロイノン、ポリュボトス)
- テマ・アルメニアコン(アマセイア、シノペ、アミソス、エウカイタ)
- テマ・カッパドキアス(コロン、テュアナ、ナジアンゾス、ボタンドス)
- テマ・カルシアノン(カイサレイア、カルシアノン)
- テマ・トラケシオン(コーナイ、ラオディケイア、フィラデルフィア)
- テマ・オプシキオン(ニカイア、プルサ、ドリュライオン)
- テマ・オプティマトン(ニコメディア)
- テマ・ブーケラリオン(アンキュラ、ヘラクレイア・ポンティカ)
- テマ・パフラゴニアス(アマストリス)
- テマ・カルディアス(トラペズス、パイペルト)
- テマ・メソポタミアス(カマカ)
- テマ・コローネイアス(コロネイア)
- テマ・セバステイアス(セバステイア)
- テマ・リュカンドン(リュカンドス)
- テマ・セレウケイアス(セレウケイア)
- テマ・キビュライオタイ(アッタレイア)(海軍[4])
- テマ・キプロス(レウコシア)
- テマ・サモス(スミルナ、エフェソス、サモス島)(海軍[4])
- テマ・アンガイオン・ペラゴス(エーゲ海)(エーゲ海諸島)(海軍[4])
バルカン半島
[編集]- テマ・トラケース(コンスタンティノープル、アルカディオポリス)
- テマ・マケドニアス(ハドリアノポリス、フィリッポポリス)
- テマ・ストリュモーノス(セレス)
- テマ・テサロニケース(テサロニキ)
- テマ・ヘラス(アテネ、テーベ)
- テマ・ペロポネスウ(コリントス、モネンヴァシア)
- テマ・ケファレーニアス(ケファロニア島、イオニア諸島)
- テマ・ニコポレオース(ナフパクトス、アルタ)
- テマ・デュラキウ(デュラキオン)
- テマ・ダルマティアス(イアデイラ、ラグーザ、スパラトゥム)
クリミア半島
[編集]イタリア半島
[編集]脚注
[編集]- ^ J.Haldon[2005]
- ^ G.Ostrogorsky(原著) 和田広(訳)[2001]
- ^ 井上浩一[1982]
- ^ a b c ヒース2001、p.6。
参考文献
[編集]- J.Haldon著『The Palgrave Atlas Of Byzantine History』Palgrave Macmillan,2005年,ISBN 978-1403917720
- ゲオルグ・オストロゴルスキー 著、和田廣 訳『ビザンツ帝国史』恒文社、2001年。ISBN 9784770410344。
- 井上浩一『ビザンツ帝国』岩波書店、1982年。ISBN 4000045555。
- イアン・ヒース 著、柊史織 訳『ビザンティン帝国の軍隊 886-1118 ローマ帝国の継承者』新紀元社、2001年。ISBN 4775300253。