ダイヴァー・ダウン
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『ダイヴァー・ダウン』 | ||||
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ヴァン・ヘイレン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
プロデュース | テッド・テンプルマン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ヴァン・ヘイレン アルバム 年表 | ||||
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ダイヴァー・ダウン(Diver Down)は、ヴァン・ヘイレンが1982年に発表したアルバム。通算5作目。
解説
[編集]12曲中5曲がカヴァー(各々のオリジナルは下記参照)。インストゥルメンタルも2曲あり、「大聖堂」はボリューム奏法を駆使した曲で、「リトル・ギター (イントロ)」はガット・ギターを使用。
アルバムは全米3位に達し、先行シングル「オー・プリティ・ウーマン」は全米12位、メインストリーム・ロック・チャートでは1位を獲得[1]。第2弾シングル「ダンシング・イン・ザ・ストリート」は全米38位、メインストリーム・ロック・チャートでは3位[1]。更に「シークレット」「リトル・ギター」「ザ・フル・バグ」「グッド・タイムズ」もメインストリーム・ロック・チャートにチャート・インを果たした[1]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はメンバー4人の共作。
- グッド・タイムズ - "Where Have All the Good Times Gone!" (Ray Davies) - 3:02
- キンクスのカヴァー。ヴァン・ヘイレンがキンクスの曲を取り上げるのは「ユー・リアリー・ガット・ミー」に続いて2度目。
- ハング・エム・ハイ - "Hang 'Em High" - 3:28
- 大聖堂 - "Cathedral" - 1:20
- シークレット - "Secrets" - 3:25
- イントゥルーダー - "Intruder" - 1:39
- オー・プリティ・ウーマン - "(Oh) Pretty Woman" (William Dees, Roy Orbison) - 2:53
- ダンシング・イン・ザ・ストリート - "Dancing in the Street" (Marvin Gaye, Ivy Hunter, William Stevenson) - 3:43
- マーサ&ザ・ヴァンデラスが1964年に全米2位に送り込んだ曲のカヴァー。
- リトル・ギター (イントロ) - "Little Guitars (Intro)" - 0:42
- リトル・ギター - "Little Guitars" - 3:47
- ビッグ・バッド・ビル - "Big Bad Bill (Is Sweet William Now)" (Milton Ager, Jack Yellen) - 2:44
- 1924年に作られたスタンダード・ナンバー。
- ヴァン・ヘイレン兄弟の父ヤンもクラリネットで参加している。
- ザ・フル・バグ - "The Full Bug" - 3:18
- ハッピー・トレイルズ - "Happy Trails" (Dale Evans) - 1:03
- ロイ・ロジャースと、作者であるデイル・エヴァンスが出演していたテレビ番組『The Roy Rogers Show』のエンディング・テーマ曲。本作ではア・カペラで歌われている。
参加ミュージシャン
[編集]- デイヴィッド・リー・ロス - ボーカル
- エドワード・ヴァン・ヘイレン - ギター、キーボード、ボーカル
- マイケル・アンソニー - ベース、ボーカル
- アレックス・ヴァン・ヘイレン - ドラムス
ゲスト・ミュージシャン
- ヤン・ヴァン・ヘイレン - クラリネット(on 10.)
脚注
[編集]- ^ a b c d Van Halen | Awards | AllMusic
- ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.87