スナイパー -恋の狙撃者-
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『スナイパー』-恋の狙撃者-(スナイパー こいのそげきしゃ)は宝塚歌劇団の舞台作品。花組[1][2]公演。形式名は「ショー[1][2]」。20場[1][2]。
作・演出は石田昌也[1][2]。併演作品は『SPEAKEASY -風の街の純情な悪党たち-[1][2]』。トップコンビの真矢みきと千ほさちの宝塚退団公演であった。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演参考。
公演演目の題名より、「狙うもの」「狙われるもの」をテーマに、真矢みきの持つ魅力を100パーセント引き出した、ストーリー仕立てのバラエティ・ショー[3]。多様なアイデアを駆使しながら、刺激的で現代的な場面やオーソドックスなレビュー場面などを織り交ぜて構成している[3]。東京公演では内容を一部変更[2]。
公演期間と公演場所
[編集]- 1998年5月15日 - 6月22日 宝塚大劇場[1]
- 1998年8月22日 - 10月5日 TAKARAZUKA1000days劇場(東京)[2]
スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」の文字がなければ両劇場共通。
- 作曲・編曲:西村耕次/南安雄/ボブ佐久間/小野寺忠和
- 編曲:小高根凡平
- 音楽指揮:野村陽児
- 振付:山田卓/藍エリナ/関根玲子/入江利明/御織ゆみ乃
- 装置:石濱日出雄
- 衣装:有村淳
- 照明:安藤俊雄
- フライング・デザイナー:ピーター・フォイ
- フライング・コーディネーター:早川保清
- 音響:加門清邦
- 小道具:万波一重
- 効果:扇野信夫
- 演出助手:植田景子/大野拓史
- 装置補:広森守
- 舞台進行:濱野文宏
- 舞台監督:藤村信一(東京)/中村兆成(東京)/山本修司(東京)/香取克英(東京)
- 制作:久保孝満
- 演奏:宝塚管弦楽団
- 衣装生地提供:日東紡績株式会社
主な配役
[編集]宝塚[1]
- スナイパー男S、ジゴロS、歌うパイロットS、マイケル、新郎、ユダヤの青年S、スター、パレードの男S - 真矢みき
- スナイパー女S、村の娘A、歌うパーサーS、ケリー、新婦、ユダヤの娘S、スター、パレードの女S - 千ほさち
- スナイパー男A、ハリマオ、リオの男S、パパラッチ、スター、パレードの男A - 愛華みれ
- 進駐軍A、ウィルバー・ライト、歌うパイロットA、歌う仕立て屋 - 匠ひびき
- スナイパー男、オービル・ライト、歌うパイロットA、ユダヤの青年 - 伊織直加
東京における変更点[2]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。