シンシナティ (原子力潜水艦)
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艦歴 | |
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発注 | 1971年2月4日 |
起工 | 1974年4月6日 |
進水 | 1977年2月19日 |
就役 | 1978年6月10日 |
その後 | 原子力艦再利用プログラム |
除籍 | 1996年7月29日 |
性能諸元 | |
排水量 | 満載:6,151 トン、基準:5,767 トン |
全長 | 110.3 m (362 ft) |
全幅 | 10 m (33 ft) |
喫水 | 9.4 m (31 ft) |
機関 | S6G reactor 1基 |
乗員 | 士官12名、兵員98名 |
モットー: |
シンシナティ(USS Cincinnati, SSN-693)は、アメリカ海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦の6番艦。艦名はオハイオ州シンシナティに因んで命名された。その名を持つ艦としてはオマハ級軽巡洋艦3番艦(CL-6)以来4隻目。
艦歴
[編集]シンシナティは1974年4月6日にバージニア州ニューポート・ニューズのニューポート・ニューズ造船所で起工。1977年2月19日にウィリアム・キーティング夫人によって命名、進水し、1978年6月10日にギルバート・V・ウィルクス艦長の指揮下就役する。
1979年8月、フロリダ沖70マイルの海域でフィンランド船籍の貨物船フィンビーヴァーから転落した水夫を事故発生22時間後に救助。
1980年11月、地中海でのパトロール巡航後にリチャード・M・ニクソン前大統領とハイマン・G・リッコーヴァー提督が「親善巡航」のためにシンシナティを訪れた。
1996年7月29日に退役、除籍された。ワシントン州ブレマートンで原子力艦再利用プログラムに基づき解体される予定。シンシナティを博物館で保存しようとする動きがあったが、その試みは実らなかった。