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ザ・クラッシュ・コーラス'80

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ザ・クラッシュ・コーラス'80』
ザ・クラッシュライブ・ビデオ
リリース
録音 1980年
ジャンル パンク・ロック
時間
レーベル バップ
プロデュース ドナルド・ケント
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ザ・クラッシュ・コーラス'80(THE CLASH CHORUS '80)は、イギリスロックバンドザ・クラッシュ」のライブ・ビデオ。

解説

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3作目のアルバム『ロンドン・コーリング』リリース後にフランスのテレビ番組『コーラス』で放送されたライヴを収録した作品である。映像はそれまで海賊版で流通していたが、2007年にようやく正式にリリースされた。

ライヴ映像だけではなく、「トレイン・イン・ヴェイン」の後には番組パーソナリティによる音楽紹介コーナーが入る。ここでウィルコ・ジョンソンの名が挙がるが、彼はジョー・ストラマーのギター・スタイルに大きな影響を与えた人物である。そのストラマーはほとんどの曲でいつものテレキャスターではなく、白いエスクワイヤーを使っている。「ジェニー・ジョーンズ」の冒頭でトラブルを起こしたエスクワイヤーをスタッフに向かって放り投げ、次の「コンプリート・コントロール」ではお馴染みのテレキャスターを使用している。

収録曲の半分は『ロンドン・コーリング』の収録曲。ステージ上には『ロンドン・コーリング』後、クラッシュのライヴ、レコーディングに欠かせなくなったミッキー・ギャラガーの姿も確認できる。

収録曲

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  1. ジミー・ジャズ
  2. ロンドン・コーリング
  3. プロテックス・ブルー
  4. トレイン・イン・ヴェイン
  5. コカ・コーラ
  6. アイ・フォート・ザ・ロウ
  7. スペイン戦争
  8. ロンゲム・ボヨ
  9. ステイ・フリー
  10. ジェニー・ジョーンズ
  11. コンプリート・コントロール
  12. ガレージ・ランド
  13. トミー・ガン