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「アイ・フォウト・ザ・ロウ」(I Fought the Law)は、アメリカ合衆国のバンド、ザ・クリケッツ(英語版)が1959年に発表した楽曲。
メンバーのソニー・カーティス(英語版)が加入前に作詞・作曲、事故死したバディ・ホリーの代わりに加入したクリケッツで発表、1965年にボビー・フラー・フォー(英語版)のカバーにより一躍有名になった。だが、ボビー・フラーは、曲がビルボード・チャートに登場してから6カ月後に、車の中で窒息しているのが発見され、警察は自殺と断定したが、ファンの中には彼が殺害されたと信じる者もいたという[1]。
2004年に偉大な500曲のローリングストーンのリストに第177位にランクされた。
多くのアーティストによってカヴァーされているが、ザ・クラッシュ(1979年)のバージョン(初代日産・エクストレイルのCM曲として用いられている)が一番よく知られていると共に、この他にも、クリス・クリストファーソン&リタ・クーリッジ(1978年)、ストレイ・キャッツ(1993年)、真島昌利(1993年)、THE MODS(2003年、LIVE EPIC 25でのライブ演奏他多数)、グリーン・デイ(2004年)などのカバーが存在する。