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サマンダリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サマンダリン
識別情報
CAS登録番号 467-51-6
146678-51-5(塩酸塩)
PubChem 120690
日化辞番号 J5.909I
RTECS番号 VP2405000
特性
分子式 C19H31NO2
モル質量 305.45 g/mol
外観 固体
融点

187−188 °C

危険性
半数致死量 LD50 0.3 mg/kg(マウス腹腔
1.5 mg/kg(マウス、皮下)
出典
LD50[1][2]、融点[3]
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

サマンダリン(Samandarin、もしくはSamandarine)は、主にファイアサラマンダー (Salamandra salamandra) の皮脂腺に含まれるステロイドアルカロイドである。猛毒で、中枢神経系に作用して呼吸麻痺を起こす。血圧上昇作用、局所麻酔作用もあると言われている。

ファイアサラマンダーに含まれる類縁体としてサマンダリジン英語版(C21H31NO)、サマンダロン (Samanderon、C22H31NO2) がある。

サマンダリジンの構造

脚注

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  1. ^ Shindelman, J.; Mosher, H. S.; Fuhrman, F. A. (1969). “Atelopidtoxin from the Panamanian frog, Atelopus zeteki”. Toxicon 7 (4): 315-319. doi:10.1016/0041-0101(69)90031-2. 
  2. ^ Habermehl, G. (1969). “Chemie und Biochemie von Amphibiengaiften”. Naturwissenschaften 56 (12): 615-622. doi:10.1007/BF01185736. 
  3. ^ Christa-Maria Eulitz (1965). Brockhaus ABC Chemie in zwei Bänden. Bd. 2. L - Z. VEB F. A. Brockhaus Verlag Leipzig. pp. 1222. ASIN B0000BH48S 

関連項目

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