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ゴッシペチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴッシペチン
識別情報
CAS登録番号 489-35-0
PubChem 5280647
日化辞番号 J94.551J
KEGG C04109
ChEMBL CHEMBL253570
特性
化学式 C15H10O8
モル質量 318.23 g/mol
精密質量 318.037567
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ゴッシペチン(gossypetin)は、フラボノイドの一種であるフラボノールの一つである。アオイ科フヨウ属ローゼル (Hibiscus sabdariffa) の花および萼から単離され、強力な抗菌活性を示す[1]

代謝

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8-ヒドロキシクェルセチン 8-O-メチルトランスフェラーゼは、S-アデノシルメチオニンとゴッシペチンを基質とし、S-アデノシルホモシステインと3,5,7,3',4'-ペンタヒドロキシ-8-メトキシフラボンを生成する。

脚注

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  1. ^ Mounnissamy VM; Kavimani S; Gunasegaran R (2002). “Antibacterial activity of gossypetin isolated from Hibiscus sabdariffa. The Antiseptic 99 (3): 81-82. http://medind.nic.in/imvw/imvw289.html.