ゲイリー・クラーク (バスケットボール)
カピタネス・デ・シウダー・デ・メヒコでのクラーク (2021年) | |||||||||||||||
横浜ビー・コルセアーズ No.8 | |||||||||||||||
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ポジション | PF | ||||||||||||||
所属リーグ | B.LEAGUE | ||||||||||||||
基本情報 | |||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||
生年月日 | 1994年11月16日(30歳) | ||||||||||||||
出身地 | ノースカロライナ州スミスフィールド | ||||||||||||||
身長 | 200cm (6 ft 7 in) | ||||||||||||||
体重 | 104kg (229 lb) | ||||||||||||||
キャリア情報 | |||||||||||||||
高校 | クレイトン高等学校 | ||||||||||||||
大学 | シンシナティ大学 | ||||||||||||||
NBAドラフト | 2018年 / ドラフト外 | ||||||||||||||
プロ選手期間 | 2018年–現在 | ||||||||||||||
経歴 | |||||||||||||||
2018–2020 | ヒューストン・ロケッツ | ||||||||||||||
2019 | →リオグランデバレー・バイパーズ | ||||||||||||||
2020–2021 | オーランド・マジック | ||||||||||||||
2021 | デンバー・ナゲッツ | ||||||||||||||
2021 | フィラデルフィア・76ers | ||||||||||||||
2021 | カピタネス・デ・シウダー・デ・メヒコ | ||||||||||||||
2021–2022 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | ||||||||||||||
2022–2023 | カピタネス・デ・シウダー・デ・メヒコ | ||||||||||||||
2023–2024 | イラワラ・ホークス | ||||||||||||||
2024– | 横浜ビー・コルセアーズ | ||||||||||||||
受賞歴 | |||||||||||||||
選手情報 B.LEAGUE.jp | |||||||||||||||
Stats Basketball-Reference.com | |||||||||||||||
代表歴 | |||||||||||||||
キャップ | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||
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ゲイリー・クラーク・ジュニア(Gary Clark Jr., 1994年11月16日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州スミスフィールド出身のプロバスケットボール選手。B.LEAGUEの横浜ビー・コルセアーズに所属している。ポジションはパワーフォワード。
経歴
[編集]ハイスクール
[編集]クレイトン高等学校ではエースとして活躍し、通算得点、リバウンド、ブロックで同校歴代1位を記録した。また、ノースカロライナ州の高校生では史上唯一となるクアドルプル・ダブルを記録した[1]。
ノースカロライナ州立大学からオファーを受けていたが、シンシナティ大学へ進学した[2]。
カレッジ
[編集]1年目の2014-15シーズン、シンシナティ大学ではランス・スティーブンソン以来となる1年生での開幕戦先発出場を果たした。このシーズンは34試合に出場して平均7.8得点・7.2リバウンド・1.3ブロックを記録した。
2015-16シーズンは32試合に出場して平均10.4得点・8.8リバウンド・1.5ブロックを記録し、AACの最優秀守備選手賞を受賞した。
2016-17シーズンは36試合に出場して平均10.8得点・7.9リバウンド・1.2ブロックを記録した。
2017-18シーズンは36試合に出場して平均12.9得点・8.7リバウンド・1.2ブロックを記録し、AACの最優秀選手賞、最優秀守備選手賞を受賞した。
ヒューストン・ロケッツ
[編集]2018年のNBAドラフトでは指名がなく、ドラフト後にヒューストン・ロケッツとツーウェイ契約を結んだ。
2018-19シーズンはNBAで51試合に出場した。また、NBAGリーグのリオグランデバレー・バイパーズでも10試合に出場した。
2019年のサマーリーグにロケッツの一員として参加し、その後再契約した。
2020年1月7日に解雇された。
オーランド・マジック
[編集]2020年1月14日にオーランド・マジックと10日間契約を結んだ[3]。29日に2度目の10日間契約を結び、2月8日にシーズン終了までの契約を結んだ[4]。同年のプレーオフではミルウォーキー・バックスとの1回戦で全5試合に先発出場した。
2020年11月23日にマジックと再契約した[5]。
デンバー・ナゲッツ
[編集]2021年3月25日にゲイリー・ハリス、R・J・ハンプトン、ドラフト1巡目指名権とのトレードで、アーロン・ゴードンと共にデンバー・ナゲッツへ移籍した[6]。移籍後は2試合に出場したが、4月9日に解雇された[7]。
フィラデルフィア・76ers
[編集]2021年5月11日にフィラデルフィア・76ersとツーウェイ契約を結んだ[8]。
カピタネス・デ・シウダー・デ・メヒコ
[編集]2021年11月にNBAGリーグのカピタネス・デ・シウダー・デ・メヒコと契約した。
ニューオーリンズ・ペリカンズ
[編集]2021年12月3日にニューオーリンズ・ペリカンズと契約した。カピタネスの選手がNBAチームと契約したのは史上初であった。2022年1月7日に解雇されたが、2日後にツーウェイ契約を結んだ[9]。
カピタネス復帰
[編集]2022年11月に、前年在籍したカピタネスと再び契約した[10]。
イラワラ・ホークス
[編集]2023年6月24日にNBLのイラワラ・ホークスと契約した[11]。
横浜ビー・コルセアーズ
[編集]2024年6月13日にNBAGリーグのエクスパンションドラフトにて、新たに創設されたバレー・サンズから指名された[12]。しかし、8月6日にB.LEAGUEの横浜ビー・コルセアーズと契約した[13]。
代表歴
[編集]2022年のFIBAアメリカップにアメリカ合衆国代表で出場した。
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
NBA
[編集]レギュラーシーズン
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2018–19 | HOU | 51 | 2 | 12.6 | .331 | .297 | 1.000 | 2.3 | .4 | .4 | .5 | 2.9 |
2019–20 | 18 | 0 | 11.8 | .390 | .353 | .857 | 2.2 | .7 | .1 | .4 | 3.9 | |
2019–20 | ORL | 24 | 5 | 14.8 | .419 | .350 | 1.000 | 2.9 | .2 | .2 | .6 | 3.6 |
2020–21 | 35 | 11 | 18.2 | .305 | .287 | .800 | 3.2 | .9 | .3 | .2 | 3.4 | |
DEN | 2 | 0 | 2.0 | – | – | – | .5 | .0 | .0 | .0 | .0 | |
PHI | 2 | 0 | 6.5 | .000 | .000 | – | 1.0 | .5 | .5 | .0 | .0 | |
2021–22 | NOP | 38 | 1 | 9.9 | .375 | .400 | .700 | 2.4 | .5 | .3 | .2 | 2.7 |
通算 | 170 | 19 | 13.2 | .351 | .326 | .838 | 2.5 | .5 | .3 | .4 | 3.1 |
プレーオフ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | HOU | 2 | 0 | 2.0 | – | – | – | .5 | .0 | .0 | .0 | .0 |
2020 | ORL | 5 | 5 | 28.8 | .333 | .344 | .800 | 5.6 | 1.4 | 1.0 | .4 | 7.4 |
通算 | 7 | 5 | 21.1 | .333 | .344 | .800 | 4.1 | 1.0 | .7 | .3 | 5.3 |
カレッジ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2014–15 | シンシナティ | 34 | 34 | 27.8 | .524 | .000 | .625 | 7.2 | 1.7 | 1.0 | 1.3 | 7.8 |
2015–16 | 33 | 32 | 30.4 | .519 | .520 | .687 | 8.8 | 2.1 | 1.2 | 1.5 | 10.4 | |
2016–17 | 36 | 35 | 28.6 | .529 | .286 | .697 | 7.9 | 2.1 | 1.0 | 1.2 | 10.8 | |
2017–18 | 36 | 36 | 28.5 | .526 | .435 | .741 | 8.7 | 2.1 | 1.4 | 1.2 | 12.9 | |
通算 | 139 | 137 | 28.8 | .525 | .383 | .698 | 8.1 | 2.0 | 1.2 | 1.3 | 10.5 |
脚注
[編集]- ^ Potter, Mike (November 3, 2014). “Freshman and Clayton native Gary Clark is already turning heads at Cincinnati”. The News & Observer 2024年8月26日閲覧。
- ^ Szelest, Jason (March 21, 2018). “Gary Clark: The problem that will never be forgotten”. The News Record 2024年8月26日閲覧。
- ^ “Magic Sign Gary Clark to 10-Day Contract”. NBA.com (January 14, 2020). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “Magic Sign Gary Clark for Remainder of Season”. NBA.com (February 8, 2020). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “Orlando Magic Re-Sign Gary Clark”. NBA.com (November 23, 2020). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “Denver Nuggets acquire Aaron Gordon and Gary Clark from Orlando Magic”. NBA.com (March 25, 2021). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “Denver Nuggets sign guard Shaquille Harrison to two-way contract”. NBA.com (April 9, 2021). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “76ers Sign Gary Clark to Two-Way Contract”. NBA.com (May 11, 2021). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “Pelicans sign Gary Clark to two-way contract”. NBA.com (January 9, 2022). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “Capitanes de Ciudad de México roster 2022-23” (November 4, 2022). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “Hawks Swoop on Import Forward Gary Clark”. Hawks.com.au (June 24, 2023). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “2024-25 NBA G League Expansion Draft”. NBA.com (June 13, 2024). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “Gary Clark ex Illawarra joins B Corsairs”. Asiabasket (August 6, 2024). 2024年8月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、B.LEAGUE
- Cincinnati Bearcats bio
- College stats @ sports-reference.com
- ゲイリー・クラーク (@gary6clark) - Instagram