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グレッグ・モンロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グレッグ・モンロー
Greg Monroe
デトロイト・ピストンズでのモンロー
(2014年)
フリーエージェント
ポジション PF / C
シュート
基本情報
愛称 Moose
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1990-06-04) 1990年6月4日(34歳)
出身地 ルイジアナ州ニューオーリンズ
身長 208cm (6 ft 10 in)
体重 113kg (249 lb)
ウィングスパン 218cm  (7 ft 2 in)[1]
キャリア情報
高校 ヘレンコックス高等学校英語版
大学 ジョージタウン大学
NBAドラフト 2010年 / 1巡目 / 全体7位[1]
プロ選手期間 2010年–現在
経歴
20102015デトロイト・ピストンズ
20152017ミルウォーキー・バックス
2017–2018フェニックス・サンズ
2018ボストン・セルティックス
2018–2019トロント・ラプターズ
2019ボストン・セルティックス※
2019フィラデルフィア・76ers
2019–2020FCバイエルン・ミュンヘン英語版
2020–2021BCヒムキ
2021キャピタルシティ・ゴーゴー
2021–2022ミネソタ・ティンバーウルブズ
2022ワシントン・ウィザーズ
2022キャピタルシティ・ゴーゴー
2022ミルウォーキー・バックス※
2022キャピタルシティ・ゴーゴー
2022ユタ・ジャズ
2022ミネソタ・ティンバーウルブズ
2022-2023山西汾酒猛龍籃球倶楽部
2023オソス・デ・マナティ
2023四川金強藍鯨籃球倶楽部
10日間契約での在籍
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

グレゴリー・キース・モンロー・ジュニアGregorey Keith Monroe Jr. , 1990年6月4日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のプロバスケットボール選手。ポジションはパワーフォワードまたはセンター

学生時代

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ルイジアナ州ハーベイ英語版の高校を卒業後、ジョージタウン大学に進学。1年生時に、ビッグイーストの新人王を受賞。2年生終了後、2010年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。

NBAキャリア

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デトロイト・ピストンズ

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2010年のNBAドラフトにおいて、デトロイト・ピストンズから全体7位指名を受けた[2]

ミルウォーキー・バックス

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2016年のモンロー

2015年7月2日、ミルウォーキー・バックスと3年5000万ドルの契約を締結[3]。2015年12月12日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦では、チーム最多の28得点11リバウンドを記録し、開幕24連勝中だったウォリアーズの快進撃を止める原動力となった[4]。しかし、ディフェンスのまずさを当時のHCジェイソン・キッドに疎遠され、翌2016-17シーズン以降はシックスマンに降格させられた。

フェニックス・サンズ

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2017年11月7日、エリック・ブレッドソーとのトレードでフェニックス・サンズに移籍[5]。2018年2月1日、サンズから解雇された[6]

ボストン・セルティックス

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2018年2月8日、ボストン・セルティックスと契約した[7]。2018年4月6日に行われたシカゴ・ブルズ戦でキャリア2度目のトリプル・ダブルとなる19得点、11リバウンド、10アシストを記録、試合はセルティックスが111-104で勝利した[8]

トロント・ラプターズ

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2018年8月10日、トロント・ラプターズと契約した[9]

セルティックス復帰

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ラプターズに解雇されボストン・セルティックスと10日間契約を結ぶ。

フィラデルフィア・76ers

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4月4日、フィラデルフィア・76ersとシーズン終了までの契約を結んだ。

欧州でのキャリア、Gリーグ

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2019年7月25日、バスケットボールブンデスリーガユーロリーグに所属するFCバイエルン・ミュンヘン英語版との契約が発表された[10]。国内リーグでは19試合に出場し、1試合平均20.5分の出場で、13.2得点、5.5リバウンド、3.0アシスト、1.5スティールという成績、ユーロリーグでは28試合に出場し、1試合平均23.7分の出場で、12.9得点、6.8リバウンド、2.5アシスト、1.3スティールという成績を残した[11]

2020年7月30日、VTBユナイテッドリーグとユーロリーグに所属するBCヒムキ(英語版)との契約が発表された[12]。2021年1月23日、ジョナス・イェレブコと共に契約解除が発表された[13]

2021年11月7日にキャピタルシティ・ゴーゴーと契約。GリーグからNBA復帰を目指すことになった[14]

ミネソタ・ティンバーウルブズ

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2021年12月27日にミネソタ・ティンバーウルブズ10日間契約を結んだ[15]

ワシントン・ウィザーズ

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2022年1月6日にワシントン・ウィザーズと10日間契約を結んだ[16]

バックス復帰

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2022年2月5日にミルウォーキー・バックスと10日間契約を結んだ[17]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  リーグリーダー

NBA

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2010–11 DET 80 48 27.8 .551 .000 .622 7.5 1.3 1.2 .6 9.4
2011–12 DET 66* 66* 31.5 .521 .000 .739 9.7 2.3 1.3 .7 15.4
2012–13 DET 81 81 33.2 .486 .000 .689 9.6 3.5 1.3 .7 16.0
2013–14 DET 82 82 32.8 .497 .000 .657 9.3 2.1 1.1 .6 15.2
2014–15 DET 69 57 31.0 .496 - .750 10.2 2.1 1.1 .5 15.9
2015–16 MIL 79 67 29.3 .522 .000 .740 8.8 2.3 .9 .8 15.3
2016–17 MIL 81 0 22.5 .534 .000 .741 6.6 2.3 1.1 .5 11.7
2017–18 MIL 5 0 15.8 .485 - .500 5.0 1.0 0 0 6.8
2017–18 PHX 20 14 23.3 .626 - .674 8.0 2.5 .8 .3 11.3
2017–18 BOS 26 0 19.1 .530 - .797 6.3 2.3 1.1 .7 10.2
2018–19 TOR 38 2 11.1 .460 .000 .574 4.1 .4 .3 .2 4.8
2018–19 BOS 2 0 2.5 .600 - - 1.5 .5 .0 .0 3.0
2018–19 PHI 3 0 17.3 .653 1.000 .909 4.3 2.3 .3 .0 13.7
2021–22 MIN 3 0 21.0 .643 .400 7.0 3.7 .7 1.3 6.7
2021–22 WAS 2 0 9.0 .500 5.0 .5 .5 .5 4.0
通算 638 417 27.5 .514 .059 .704 8.3 2.1 1.1 .6 13.1

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2017 MIL 6 0 23.5 .529 - .833 7.3 1.7 1.3 .5 13.2
2018 BOS 11 0 9.5 .500 - .682 3.2 .5 .2 .2 4.8
2019 PHI 10 1 9.0 .400 .250 .788 3.1 .4 .5 .4 4.0
通算 27 1 12.4 .481 .250 .770 4.1 .7 .6 .3 6.4

カレッジ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2008–09 ジョージタウン 31 31 30.9 .570 .333 .700 6.6 2.6 1.8 1.4 12.7
2009–10 ジョージタウン 34 33 34.2 .525 .259 .660 9.7 3.7 1.2 1.5 16.2
通算 65 64 32.6 .542 .273 .677 8.2 3.2 1.5 1.5 14.5

ドラフト時の評価

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211cmの長身ながらパス能力が高いビッグマン。NBA選手ではラマー・オドムに例えられる。

プレドラフトキャンプ時の身体データ

ウイングスパン ジャンプ力 スプリント ベンチプレス
219cm 63.5cm 3.35秒 15回

※スプリントはコート3/4(約21m)走。ベンチプレスは約84kg。

脚注

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  1. ^ Greg-Monroe”. draftexpress.com (2009年). 2022年2月6日閲覧。
  2. ^ Pistons sign rookie Greg Monroe”. InsideHoops.com (July 6, 2010). August 13, 2014閲覧。
  3. ^ Greg Monroe agrees to contract with Bucks”. USA Today (July 2, 2015). 2015年7月3日閲覧。
  4. ^ Bucks snap weary Warriors' record streak to start season at 24 games
  5. ^ Suns trading Eric Bledsoe to Bucks for Greg Monroe and a 1st rounder
  6. ^ Phoenix Suns waive Greg Monroe” (英語). NBA.com (2018年2月1日). 2018年2月2日閲覧。
  7. ^ Celtics Sign Veteran Big Man Greg Monroe” (英語). NBA.com (2018年2月8日). 2018年2月9日閲覧。
  8. ^ Celtics' Greg Monroe: Triple-doubles in Friday's victory” (英語). cbssports.com. CBS Sports (2018年4月7日). 2018年4月8日閲覧。
  9. ^ Raptors Sign Greg Monroe” (英語). NBA.com (2018年8月10日). 2018年8月18日閲覧。
  10. ^ Bayern excited for NBA center Greg Monroe”. fcbayern.com. 2019年7月25日閲覧。
  11. ^ GREG MONROE GAME BY GAME 2019-2020”. Proballers. 2020年3月8日閲覧。
  12. ^ KHIMKI MOSCOW REGION ADDS GREG MONROE”. bckhimki.com. 2020年7月30日閲覧。
  13. ^ Khimki parts ways with Greg Monroe and Jonas Jerebko”. Eurohoops.net. 2021年1月23日閲覧。
  14. ^ GO-GO ADD NBA VETERAN GREG MONROE” (英語). Capital City Gy-Go (2021年11月7日). 2021年11月9日閲覧。
  15. ^ Timberwolves Sign Center Greg Monroe to 10-Day Contract” (英語). Minnesota Timberwolves (2021年12月27日). 2021年12月28日閲覧。
  16. ^ Wizards sign Greg Monroe to 10-day contract”. www.nba.com. 2022年1月6日閲覧。
  17. ^ Milwaukee Bucks Sign Greg Monroe To A 10-day Contract”. NBA. February 5, 2022閲覧。

外部リンク

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