グスタフ・クローン
表示
グスタフ・クローン Gustav Kron | |
---|---|
生誕 |
1874年8月29日 ドイツ帝国 ブラウンシュヴァイク公国、ブラウンシュヴァイク[1] |
死没 | 不明[2] |
学歴 | 王立音楽院 (ドレスデン) |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト、指揮者、音楽教師 |
グスタフ・クローン(Gustav Kron, 1874年8月29日 - 没年不明)は、ドイツ出身のヴァイオリニスト、指揮者、音楽教師。
経歴
[編集]ブラウンシュヴァイクに生まれる。1889年にヴァイマルに移り、同地でハリックスにヴァイオリンを、カール・ミュラーハルトゥングにピアノと音楽理論を師事。1892年にドレスデンの王立音楽院に入学し、カポルティとフェリクス・ドレーゼケに師事。1896年から1898年までハンブルクの楽友協会で楽長とソリスト、1900年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のソリストを務める。アウグスト・ユンケルの後任の外国人教師として来日し、1913年1月から1921年6月までと1922年2月から1925年3月まで、東京音楽学校で弦楽、声楽、和声学、作曲、合唱、管弦楽を担当した[1][3]。
教え子
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 東京芸術大学百年史 東京音楽学校篇 第2巻 2003, pp. 1222–1223, 第3章 大正・昭和の東京音楽学校. 第5節 教職員. 2 外国人教師. (3) グスタフ・クローン Gustav Kron.
- ^ 東京芸術大学百年史 東京音楽学校篇 第2巻 2003, p. 1557.
- ^ 東京芸術大学百年史 東京音楽学校篇 第2巻 2003, p. 1596.
- ^ 大日本音楽協会 編「多 忠亮」『音楽年鑑 昭和16年度』共益商社書店、1941年、84頁 。
- ^ “高階 哲夫”. コトバンク. 新撰 芸能人物事典 明治 - 平成. 2020年1月3日閲覧。
- ^ “近衛 秀麿”. コトバンク. 新撰 芸能人物事典 明治 - 平成. 2020年1月3日閲覧。
- ^ 日本の作曲家 2008, pp. 108, 内田 元.
- ^ “橋本 國彦”. ピティナ・ピアノ曲事典. 2020年1月5日閲覧。
参考文献
[編集]- 東京芸術大学百年史編集委員会 編『東京芸術大学百年史 東京音楽学校篇 第2巻』音楽之友社、2003年。ISBN 978-4-2760-0615-7。
- 細川周平、片山杜秀 監修『日本の作曲家 : 近現代音楽人名事典』日外アソシエーツ、2008年。ISBN 978-4-8169-2119-3。