コンテンツにスキップ

クリアルジ・エンターテインメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリアルジ・エンターテインメント
KriArj Entertainment
種類 非公開会社
本社所在地 インドの旗 インド
マハーラーシュトラ州ムンバイ
事業内容 映画製作
代表者 プリルナ・アローラ
アルジュン・N・カプール
テンプレートを表示

クリアルジ・エンターテインメント(KriArj Entertainment)は、インド映画製作会社。プリルナ・アローラとアルジュン・N・カプールが設立した会社であり[1][2]、社名は『バガヴァッド・ギーター』のクリシュナアルジュナから採用されている[3]。2016年に最初の作品『ルストムの裁判英語版』を製作し、これ以降『Toilet: Ek Prem Katha』『パッドマン 5億人の女性を救った男』『Pari』を製作している[4][5][6]

作品

[編集]
作品 監督 主要キャスト
2016 ルストムの裁判英語版 ティヌ・スレーシュ・デサイ英語版 アクシャイ・クマールイリアナ・デクルーズアルジャン・バージワー英語版エシャ・グプタ
2017 Toilet: Ek Prem Katha シュリー・ナラヤン・シン英語版 アクシャイ・クマール、ブーミー・ペードネーカルアヌパム・カーディヴイェンドゥ英語版
2018 パッドマン 5億人の女性を救った男 R・バールキ アクシャイ・クマール、ソーナム・カプールラーディカー・アープテー
Pari プロシット・ロイ アヌシュカ・シャルマパランブラタ・チャテルジーラージャト・カプール英語版リタバリ・チャクラボルティー英語版

トラブル

[編集]

2018年12月、クリアルジ・エンターテインメント代表のプリルナ・アローラが逮捕された。報道によると、彼女は映画の製作費を着服してスニール・シェッティ英語版の不動産会社から8,000万ルピーのバンガローを購入し、さらに総額2億9,400万ルピーのブランド品などを購入したとされている[7]。また、『Fanney Khan』の製作に際して、ヴァシュ・バグナーニ英語版プージャ・エンターテインメント英語版に「独占的配給権」を売却して1億ルピーを受け取っていたが、同作の製作会社T-Seriesはクリアルジ・エンターテインメントに配給権を売却する権限がなかったことを明言している[8]。この他にジョン・エイブラハムのJAエンターテインメントなど複数の製作会社との間でトラブルを起こして訴訟問題に発展している[9]

出典

[編集]
  1. ^ We Only Want To Entertain: The Founders Of KriArj On Breaking Into The Movies - Film Companion”. Film Companion (24 July 2017). 5 February 2018閲覧。
  2. ^ Bhanushali, Aarti (18 August 2016). “Prerna Arora’s aura for reel stories”. Deccan Chronicle. http://www.deccanchronicle.com/entertainment/bollywood/180816/prerna-aroras-aura-for-reel-stories.html 17 December 2017閲覧。 
  3. ^ Sawant, Viraj (13 August 2016). “The woman behind RUSTOM”. The Free Press Journal. http://www.freepressjournal.in/entertainment/the-woman-behind-rustom/909850 11 November 2017閲覧。 
  4. ^ “For any film, the producer has a huge responsibility: KriArj Entertainment's Prernaa Arora”. The Economic Times. (4 September 2017). https://economictimes.indiatimes.com/magazines/panache/for-any-film-the-producer-has-a-huge-responsibility-kriarj-entertainments-prernaa-arora/articleshow/60356622.cms 11 November 2017閲覧。 
  5. ^ “‘More Foot Soldier, Less Producer’”. Mumbai Mirror. (17 October 2017). http://punemirror.indiatimes.com/entertainment/bollywood/more-foot-soldier-less-producer/articleshow/61108594.cms 11 November 2017閲覧。 
  6. ^ “How KriArj has made an impact by producing movies with a social message”. Mint. (2 March 2018). http://www.livemint.com/Consumer/SVqoA5MFf8wVMmbS1nkskL/How-KriArj-has-made-an-impact-by-producing-movies-with-a-soc.html 15 March 2018閲覧。 
  7. ^ Producer Prernaa Arora allegedly used funds from film financiers to buy bungalow, designer clothes”. Firstpost. 2019年8月17日閲覧。
  8. ^ Fanney Khan, Again: Producer Prernaa Arora Vs The World - A Short History”. NDTV. 2019年8月17日閲覧。
  9. ^ KriArj Entertainment's Prerna Arora gets arrested for alleged fraud”. PINKVILLA. 2019年8月17日閲覧。

外部リンク

[編集]