エミリー・サミュエルソン
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2009年四大陸選手権のサミュエルソンとベイツ | |||||||||||||||||||||||||||
生誕 |
1990年5月14日(34歳) ミシガン州サウスフィールド | ||||||||||||||||||||||||||
身長 | 161 cm | ||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||
所属クラブ | アナーバーFSC | ||||||||||||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | |||||||||||||||||||||||||||
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エミリー・サミュエルソン(英語: Emily Samuelson, 1990年5月14日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州出身の女性元フィギュアスケート(アイスダンス)選手。元パートナーのエヴァン・ベイツとともに、2010年バンクーバーオリンピックアメリカ代表、2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝。
経歴
[編集]ミシガン州のサウスフィールドに生まれ5歳でスケートを始めた。2000年にエヴァン・ベイツとカップルを結成。2004-2005シーズンの全米選手権ノービスクラスで優勝し、翌2005-2006シーズンよりジュニアに移行してISUジュニアグランプリに参戦を果たした。
2006-2007シーズン、JGPメキシコ杯とJGP台湾杯で連続優勝を果たし、初進出のJGPファイナルでは2位となった。2007年全米選手権ではジュニアクラスで優勝を果たし、メダルが期待された世界ジュニア選手権は途中棄権に終わった。
2007-2008シーズン、地元開催のJGPレークプラシッドとJGPウィーン杯で優勝し、2度目の進出となったJGPファイナルでは2年連続の2位となった。2008年全米選手権にはシニアクラスで出場し4位。3シーズン連続の出場となった世界ジュニア選手権で優勝を果たした。
2008-2009シーズン、シニアクラスへ完全移行し、スケートアメリカで4位、NHK杯で3位となりシニアのグランプリシリーズで初めて表彰台に上った。2009年全米選手権では2位となり、初めてのシニアのISUチャンピオンシップとなった四大陸選手権では3位、世界選手権では地元アメリカの観客からスタンディングオベーションをうける素晴らしい演技を披露し11位となった。
2009-2010シーズンはグランプリシリーズの3大会に出場、うちNHK杯では3位。全米選手権でも3位となりオリンピック代表の座を獲得し、バンクーバーオリンピックに出場、11位となった。その後シュピルバンドとズエワの元に移籍した[1]。
2010-2011シーズンは、リフトの練習中にサミュエルソンのブレードがベイツのアキレス腱を切ってしまったため、ベイツは手術を行った。ケガの回復には6ヶ月を要するため、グランプリシリーズの出場を取り止めた[2]。その後も競技活動を休止、シーズン終了間際にベイツとのパートナー解消を発表した[3][4]。
2011-2012シーズンはトッド・ギレスとパートナーを組み[5]、以前のコーチの元で競技活動を再開[6]、中国杯に出場したが8位という結果に終わった[7]。シーズン終了後、ギレスとのパートナー解消を発表した[8]。新しいパートナーを探していたが、アマチュア競技には戻らず、プロスケーターとして活躍。
引退後は、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチでファイナンシャルアドバイザーの職に就いた[9]。
主な戦績
[編集]大会/年 | 2005-06 | 2006-07 | 2007-08 | 2008-09 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 |
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冬季オリンピック | 11 | ||||||
世界選手権 | 11 | 9 | |||||
四大陸選手権 | 3 | ||||||
全米選手権 | 2 J | 1 J | 4 | 2 | 3 | 8 | |
GP中国杯 | 8 | ||||||
GPスケートカナダ | 5 | ||||||
GPエリック杯 | 4 | ||||||
GPNHK杯 | 3 | ||||||
GPスケートアメリカ | 4 | ||||||
ネーベルホルン杯 | 1 | ||||||
世界Jr.選手権 | 10 | 棄権 | 1 | ||||
JGPファイナル | 2 | 2 | |||||
JGPウィーン杯 | 1 | ||||||
JGPレークプラシッド | 1 | ||||||
JGPメキシコ杯 | 1 | ||||||
JGP台湾杯 | 1 | ||||||
JGPスケートスロバキア | 8 | ||||||
JGPソフィア杯 | 5 |
詳細
[編集]2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SD | FD | 結果 |
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2012年1月22日 - 29日 | 全米フィギュアスケート選手権(サンノゼ) | 8 53.24 |
8 82.75 |
8 135.99 |
2011年11月4日 - 6日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(上海) | 7 43.64 |
8 63.10 |
8 106.74 |
2009-2010 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | CD | OD | FD | 結果 |
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2010年3月22日-28日 | 2010年世界フィギュアスケート選手権(トリノ) | 10 32.61 |
10 52.79 |
10 83.37 |
9 168.77 |
2010年2月12日-28日 | バンクーバーオリンピック(バンクーバー) | 14 31.37 |
11 53.99 |
11 88.94 |
11 174.30 |
2010年1月15日-23日 | 全米フィギュアスケート選手権(スポケーン) | 4 37.36 |
3 59.60 |
3 93.73 |
3 190.69 |
2009年11月19日-22日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(キッチナー) | 4 31.47 |
3 51.49 |
5 77.80 |
5 160.76 |
2009年10月15日-18日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(パリ) | 4 31.11 |
6 46.55 |
5 80.41 |
4 158.07 |
2008-2009 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | CD | OD | FD | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2009年3月23日-29日 | 2009年世界フィギュアスケート選手権(ロサンゼルス) | 13 32.51 |
11 54.97 |
9 87.28 |
11 174.76 |
2009年2月2日-8日 | 2009年四大陸フィギュアスケート選手権(バンクーバー) | 4 31.41 |
3 59.48 |
3 89.90 |
3 180.79 |
2009年1月18日-25日 | 全米フィギュアスケート選手権(クリーブランド) | 2 36.28 |
2 56.97 |
2 88.39 |
2 181.64 |
2009年12月10日-14日 | 2008/2009 ISUグランプリファイナル(高陽) | - | 5 55.89 |
3 92.15 |
3 148.04 |
2008年11月27日-30日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(東京) | 3 32.18 |
4 50.92 |
4 78.35 |
3 161.45 |
2008年10月23日-26日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(エバレット) | 5 31.81 |
4 55.01 |
3 88.84 |
4 175.66 |
2008年9月25日-28日 | 2008年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 2 34.53 |
1 53.36 |
1 88.26 |
1 176.15 |
2007-2008 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | CD | OD | FD | 結果 |
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2008年2月25日-3月2日 | 2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ソフィア) | 1 35.11 |
1 57.84 |
1 88.71 |
1 181.66 |
2008年1月20日-27日 | 全米フィギュアスケート選手権(セントポール) | 4 34.00 |
4 57.62 |
6 83.54 |
4 175.16 |
2007年12月6日-9日 | 2007/2008 ISUジュニアグランプリファイナル(グダニスク) | 3 31.70 |
2 55.66 |
2 84.49 |
2 171.85 |
2007年9月13日-16日 | ISUジュニアグランプリ ウィーン杯(ウィーン) | 1 34.38 |
2 51.73 |
1 85.73 |
1 171.84 |
2007年8月30日-9月2日 | ISUジュニアグランプリ レークプラシッド(レークプラシッド) | 1 30.76 |
1 51.72 |
1 72.94 |
1 155.42 |
2006-2007 シーズン | ||||||
開催日 | 大会名 | CD1 | CD(CD2) | OD | FD | 結果 |
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2007年2月26日-3月4日 | 2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(オーベルストドルフ) | - | 4 31.18 |
2 53.98 |
- | 棄権 |
2007年1月21日-28日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(スポケーン) | 1 17.77 |
1 17.98 |
2 50.63 |
1 81.27 |
1 167.65 |
2006年12月7日-9日 | 2006/2007 ISUジュニアグランプリファイナル(ソフィア) | - | 3 31.24 |
2 50.11 |
2 70.63 |
2 151.98 |
2006年10月12日-15日 | ISUジュニアグランプリ 台湾杯(台北) | - | 2 30.33 |
1 51.38 |
1 72 |
1 153.71 |
2006年9月14日-17日 | ISUジュニアグランプリ メキシコ杯(メキシコシティ) | - | 1 32.33 |
1 52.32 |
1 71.10 |
1 155.75 |
2005-2006 シーズン | ||||||
開催日 | 大会名 | CD1 | CD(CD2) | OD | FD | 結果 |
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2006年3月6日-12日 | 2006年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(リュブリャナ) | - | 10 27.28 |
10 43.91 |
11 62.97 |
10 134.16 |
2006年1月7日-15日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(セントルイス) | 2 15.91 |
2 17.03 |
2 51.07 |
2 76.23 |
2 160.24 |
2005年9月29日-10月2日 | ISUジュニアグランプリ ソフィア杯(ソフィア) | - | 5 30.13 |
5 43.42 |
5 67.13 |
5 140.68 |
2005年9月1日-4日 | ISUジュニアグランプリ スケートスロバキア(ブラチスラヴァ) | - | 6 27.51 |
10 34.30 |
6 64.15 |
8 125.96 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SD | FD | EX |
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2011-2012 | サンバ、マンボ、サンバ 振付:トム・ディクソン |
天国への階段 曲:レッド・ツェッペリン 振付:クリストファー・ディーン |
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2010-2011 | タンゴ:Descle el Alma | 巴里のアメリカ人 作曲:ジョージ・ガーシュウィン |
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シーズン | OD | FD | EX |
2009-2010 | ディクシー・チックスメドレー | 大地の歌 作曲:フランチェスコ・サルトリ 演奏 サラ・ブライトマン and アンドレア・ボチェッリ |
You Should Be Dancing 曲:ビージーズ |
2008-2009 | Swing: Let Yourself Go 作曲:アーヴィング・バーリン ボーカル:クリスティン・チェノウェス |
アマゾニック by Tonci Huljic |
You Should Be Dancing 作曲:ビージーズ Bittersweet 作曲:アポカリプティカ |
2007-2008 | カリンカ Russikie Napievi |
Luna ボーカル:アレッサンドロ・サフィーナ |
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2006-2007 | バンドネオンの嘆き 作曲:フアン・デ・ディオス・フィリベルト |
Hit's Rimixed ボーカル:タリア |
脚注
[編集]- ^ "Samuelson, Bates announce coaching change". icenetwork.com. April 28, 2010.
- ^ [1]
- ^ Ainsworth, Alexa (June 22, 2011). "Samuelson, Bates call it quits". Universal Sports.
- ^ "Samuelson, Bates announce end of partnership". U.S. Figure Skating (IceNetwork). June 28, 2011.
- ^ Rutherford, Lynn (August 22, 2011). "Samuelson, Gilles happy to join forces". icenetwork.com.
- ^ Rutherford, Lynn (September 9, 2011). "New team Samuelson, Gilles to train in Ann Arbor". icenetwork.com.
- ^ ISU Grand Prix of Figure Skating 2011/2012 中国杯 公式結果
- ^ Todd and My End of Partnership
- ^ From the Olympics to Wall Street: The athletes who become brokers
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]- エミリー&エヴァン公式サイト
- エミリー・サミュエルソン (@EmilySamuelson) - X(旧Twitter)
- エミリー・サミュエルソン - Olympedia