コンテンツにスキップ

アーリー・イヤーズ〜シングル・コンピレーション+

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『アーリー・イヤーズ〜
シングル・コンピレーション+』
緑魔子ベスト・アルバム
リリース
録音 1967年1970年
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル BRIDGE / 東芝EMI
プロデュース 藍渕邪子 / 河田爲雄
テンプレートを表示

緑魔子 アーリー・イヤーズ〜シングル・コンピレーション+』(みどりまこ - プラス)は、緑魔子のベスト・アルバム。2004年11月21日発売。発売元は東芝EMI、販売はBRIDGE規格品番:BRIDGE-025。

解説

[編集]

緑魔子のシングル盤全曲にサウンド・トラックドラマ主題歌の音源を網羅したベスト・アルバム[1]

1967年から1970年までに東芝から発表した7インチシングル盤両面10曲に、キャニオン CİNE DISCから発表したシングル『やさしいにっぽん人』よりサウンド・トラックと共に2トラック、1967年のTBSテレビドラマ『マコ!愛してるゥ』の主題歌『ウーン愛してる』を加えた計13曲を収録。6作品は初CD化。

全シングルのA・B面曲と共にドラマ主題歌を加えた[2][3]緑魔子の全レコード歌唱音源・完全網羅盤となっている。

付属のブックレットには「歌手・緑魔子について」「緑魔子プロフィール」及び全レコードジャケットがカラーで掲載されている。

収録曲

[編集]
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「女泣かせの雨」平田淳鈴木淳安形和巳
2.「おえつ」丹古晴己鈴木淳安形和巳
3.「女はかなしい」丹古晴己吉川実安形和巳
4.「一人ぼっちの泪」平田淳東京之助大西修
5.「あなたひとり」丹古晴己進藤昇安形和巳
6.「いつわりの恋」志賀大介鈴木淳大西修
7.「愛されたいの」平田淳東京之助小谷充
8.「信じていいの」ジョーヤ増渕ジョーヤ増渕小谷充
9.「酔いどれ船」寺山修司田辺信一田辺信一
10.「引越し」寺山修司田辺信一田辺信一
11.「やさしいにっぽん人(OST)」サウンド・トラック(サウンド・トラック)(サウンド・トラック)
12.「やさしいにっぽん人」東陽一海老沼裕田山雅光海老沼裕・田山雅光
13.「ウーン愛してる」長沢ローシナ・トラオ大沢保郎
合計時間:

特記事項

[編集]
  • トラック11 - 13まではモノラル録音である。
  • トラック13は、緑魔子と共にバーブ佐竹ロイヤル・ナイツが歌唱している。
  • 2006年12月14日に、東芝が保有する東芝EMI全株式を2007年度上期中に210億円でEMIグループに売却すると発表。これに伴い、東芝EMIは東芝グループから離脱し、東芝は音楽事業から撤退。そして2007年6月30日、社名を「東芝EMI株式会社」から「株式会社EMIミュージック・ジャパン」へ変更。本作はCDレーベル面に『Toshiba』とプリントされていたためロゴをそのまま使用することが出来ず、好評であった[4]にもかかわらず二年間ほどで廃盤になった。それゆえ中古CD市場では(保存状態にもよるが)価格が高騰する傾向にあったが2024年10月16日に20年振りとなる再発盤がリリースされた〈規格品番:BRIDGE025RE〉[5][6]

クレジット

[編集]
  • SPECIAL THANKS TO
第七企画
株式会社ポニーキャニオン
株式会社東映
株式会社バーブ音楽出版
たかはしよう
臼井隆(PLAYGIRL-OFFICE)
土龍団(ジャケット提供)

脚注

[編集]
  1. ^ 緑魔子はレコード以外にもソノシートナレーション物を発表している実績があるが、本盤に収録は叶わなかった。
  2. ^ 1967年当時オンエアされたのみで、音盤化は初となる。
  3. ^ 但し、本作リリース前に東映からDVDが発売され、それによって視聴可能ではあった。
  4. ^ 2004年11月当時のmixiのコミュニティ等では本作発売の話題で盛り上がっていた。
  5. ^ 当然ながらCDレーベル面の『Toshiba』ロゴはデザインから外され、発売元はユニバーサルミュージックへと変更されている。
  6. ^ http://bridge-inc.net/?pid=1755725