アロンドラ・タピア
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基本情報 | ||||
国籍 | ドミニカ共和国 | |||
生年月日 | 2004年5月19日(20歳) | |||
出身地 | ラ・ベガ州 | |||
ラテン文字 | Alondra Tapia | |||
身長 | 193cm | |||
選手情報 | ||||
所属 | 天津渤海銀行 | |||
愛称 | アロン | |||
ポジション | OP | |||
利き手 | 右 | |||
スパイク | 325cm |
アロンドラ・デニス・タピア・クルス(Alondra Denis Tapia Cruz、2004年5月19日 - )は、ドミニカ共和国の女子バレーボール選手である。ドミニカ共和国代表。
来歴
[編集]13歳でバレーボールを始める。古川学園高等学校監督の岡崎典生からのスカウトを受け、中学卒業後来日[2]。
来日当初は練習の厳しさからホームシックになったり[3][4]、怪我の影響もあり満足な活躍はできなかったが[5]、2年生で迎えた第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)ではミドルブロッカーとして得点を量産し、チームの準優勝に貢献した。
第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会では母がドミニカ共和国から応援に駆け付け準決勝から観戦する中[6]、決勝戦では36得点を記録。古川商業時代の1999年以来の優勝を果たし、最優秀選手に選ばれている[4][7]。
古川学園高等学校卒業後の2023年、ドミニカ共和国代表に初選出[8]。2023年ネーションズリーグのメンバー入りを果たした。
2023年シーズンはペルーリーグ (es) のCV Deportivo Géminis (en) に所属[9]。最多得点のタイトルを獲得した[10]。
2024年、前年に続きネーションズリーグに出場。6月15日のブルガリア戦では試合には敗れたもののネーションズリーグでは歴代4位となる1試合37得点を記録した[1]。同年は2024年パリオリンピック出場を果たした。9月、中国スーパーリーグの天津渤海銀行入団が発表された[11]。
人物
[編集]球歴
[編集]受賞歴
[編集]- 2022年 - 第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー) - 優秀選手[14]
- 2022年 - 第27回全国私立高等学校バレーボール選手権大会(さくらバレー) - 優秀選手[15]
- 2022年 - 令和4年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ) - ベスト6、優秀選手[16]
- 2023年 - 第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー) - 最優秀選手[7]
- 2024年 - ペルーリーグ (es) - 最多得点[10]
- 2024年 - 第4回NORCECAファイナルシックストーナメント - ベストオポジット[17]
- 2024年 - U23パンアメリカンカップ - ベストオポジット[18]
所属チーム
[編集]脚注
[編集]- ^ a b Diario, Listin (2024年6月24日). “Buena chica, joven y altísima: Así es la nueva Reina del Caribe, Alondra Tapia” (スペイン語). listindiario.com. 2024年8月10日閲覧。
- ^ a b “「バレーの留学生は難しい」その理由は? 最初は“ヘタ”だったドミニカ人留学生が春高バレーの頂点に立つまで「目標はサオリ・キムラ」(米虫紀子)”. Number Web - ナンバー. 2024年5月17日閲覧。
- ^ a b “「バレーの留学生は難しい」その理由は? 最初は“ヘタ”だったドミニカ人留学生が春高バレーの頂点に立つまで「目標はサオリ・キムラ」(米虫紀子)”. Number Web - ナンバー. 2024年5月17日閲覧。
- ^ a b “【春高バレー】古川学園のエース・タピア、ドミニカ共和国から母が駆けつけ「ママに日本一を見せられた」卒業後は日本の大学へ”. スポーツ報知 (2023年1月8日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ “2022春高を彩ったヒロイン タピア・アロンドラ(古川学園)【月バレ2022年2月号・プレーバック】 | 月バレ.com【月刊バレーボール】”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2022年12月27日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ a b “【春高バレー】古川学園4度目V王手「相思相愛」196センチのタピア・アロンドラ最多17得点 - バレーボール : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年5月17日閲覧。
- ^ a b “女子大会全51試合結果、個人賞受賞選手一覧【春高2023】 | 月バレ.com【月刊バレーボール】”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2023年1月8日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ “ドミニカ代表チームには“春高バレーMVP”選手も 国際大会を前に岡山市で合宿【岡山】 | OHK 岡山放送”. OHK 岡山放送. 2024年5月17日閲覧。
- ^ “Alondra Tapia brilla en liga voli peruana” (英語). El Día (2024年1月19日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ a b “Sitio de la competición por Data Project”. fpdv-web.dataproject.com. 2024年5月17日閲覧。
- ^ “Tianjin Bohai Bank Volleyball Club”. 2024年9月20日閲覧。
- ^ “古川学園17年連続春高切符 ドミニカU18代表アロンドラ14得点 - バレーボール : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年5月17日閲覧。
- ^ “全国二冠を狙う金蘭会、古川学園の選手ら注目の10人【春高2023(女子)】 | 月バレ.com【月刊バレーボール】”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2023年1月3日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ “【春高】MVPは男子・前嶋悠仁、女子・深澤めぐみ! 個人賞&男女全102試合結果一覧、熱き新春の戦いが全日程終了 | 月バレ.com【月刊バレーボール】”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2022年1月9日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ “さくらバレー 古川学園が女子の頂点に 阿部明音、タピア・アロンドラが驚異の得点力 | 月バレ.com【月刊バレーボール】”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2022年3月26日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ “【四国インターハイ2022】女子ベスト6表彰選手・優秀選手&女子全77試合結果一覧、熱き夏の戦いが終了【バレー】 | 月バレ.com【月刊バレーボール】”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2022年8月1日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ “[https://norceca.net/Brayelin%20Mart%C3%ADnez%20elected%20MVP%20of%20the%20NORCECA%20Final%20Six.htm Brayelin Mart�nez elected MVP of the NORCECA Final Six]”. norceca.net. 2024年9月20日閲覧。
- ^ “[https://norceca.net/Cuban%20Lisania%20Grafort%20Named%20Most%20Valuable%20Player%20at%20U23%20Women%E2%80%99s%20Pan%20Am%20Cup.htm Cuban Lisania Grafort Named Most Valuable Player at U23 Women�s Pan Am Cup]”. norceca.net. 2024年9月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- Tapia - volleyballworld.com
- Alondra Denis TAPIA CRUZ - ユーロスポーツ