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アイデンティみらい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アイデンティみらい
原語表記 アイデンティみらい
呼称 アイデンティみらい
愛称 アイデンティ
クラブカラー  
 
創設年 1988年
所属リーグ 茨城県社会人サッカーリーグ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン 茨城県つくばみらい市
ホームスタジアム みらい平グラウンド
つくばみらい市総合運動公園多目的広場
運営法人 有限会社エルフスポーツクラブ
代表者 日本の旗 鈴木茂徳
監督 日本の旗 岡島輝樹
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
有限会社エルフスポーツクラブ
種類 有限会社
本社所在地 300-2353
茨城県つくばみらい市小張字新山3983-1
設立 1988年4月
業種 サービス業
法人番号 3050002036233
事業内容 サッカークラブ経営、フットサル場経営、サッカークリニックの開催、指導者派遣、各種イベント・地域貢献活動、スポーツ用品販売
代表者 富田哲二
資本金 3,000,000円(設立時)
主要子会社 株式会社Jフューチャーズ
外部リンク https://www.identymirai.jp/
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アイデンティみらい(Identy Mirai)は、茨城県つくばみらい市をホームタウンとする社会人サッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの一つである。

クラブ概要

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1988年に幼児・小学生のためのサッカースクールとして設立。その後スクール生の成長に合わせ、1993年に中高生部門としてボランティア組織の「FC常総アイデンティ」が設立され[1]、ジュニアユースチーム(U-15)やユースチーム(U-18)が創設、1998年にシニアチーム(現在のトップチーム)として常総アイデンティが創設された[2]。なお、クラブ設立当初は千葉県鎌ケ谷市に事務所が置かれていたが、その後守谷市取手市を経て、2009年に現在のつくばみらい市に移転した[1]

2006年、運営法人のFC常総アイデンティが有限会社エルフスポーツクラブの傘下に入ったことにより、運営法人が有限会社エルフスポーツクラブへ変更された[1]

2016年より、クラブの名称を常総アイデンティからアイデンティみらいへ変更した[1]。同年、第52回全国社会人サッカー選手権大会関東予選決勝で、海自厚木マーカスPK戦の末、5 - 4で勝利し[3]、初の全国社会人サッカー選手権大会出場を決めた。

クラブ名の「identy(アイデンティ)」とは、英語の「identity(アイデンティティ)」を短縮した造語で、「同一である」といった意味から「この地域のおらが街のクラブになって欲しい」と、「みらい」は、つくばみらいの「みらい平」にあるクラブで、未来に向かっていく象徴になってほしいという願いを込めて、命名された[2]

歴史

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1988年 - 2017年(設立~茨城県リーグ)

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2018年 - 2023年(関東リーグ)

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  • 2023年
    • 関東リーグ2部6年目。シーズンを通して苦戦が続き、3勝5分10敗の10位(最下位)に終わった。本来ならば県リーグへ自動降格となる順位だったが、当年度は1部所属のVONDS市原FC栃木シティFCジョイフル本田つくばFCの3チームがJFL昇格に向けて全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023に出場していた事もあり、この内2チームがJFL入りを果たせば他力ながら2部残留となる状況だった。しかし、結果は栃木シティのみがJFLへ昇格したため、翌年度の茨城県リーグ降格が確定した[4]。因みに9位ながら残留した境トリニタスとは最終的な勝点差が1・得失点差では上回るという状態だったため、勝点1の差で降格と残留の明暗が分かれる結果となった(勝点が並んでいた場合、得失点差で上回るアイデンティみらいが残留していた)。なお、茨城県リーグへの降格確定後には、前述した3チームへSNS上にて感謝の言葉を表明している[5]

2024年 - (茨城県リーグ)

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  • 2024年
    • 2017年以来の茨城県リーグ1部在籍。上位陣相手に苦戦が続き、9勝2分5敗の4位で終了。1年での関東リーグ復帰とはならなかった。
  • 2025年
    • 茨城県リーグ1部2年目。

戦績

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リーグ戦

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年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 得失差 天皇杯 クラブ名
2004 茨城県2部 優勝 茨城県知事杯敗退 常総アイデンティ
2005 茨城県1部 10位 10 15 3 1 11 15 41 -26
2006 茨城県2部Aブロック 優勝 31 12 10 1 1
2007 茨城県1部 8位 13 13 3 4 6 22 35 -13
2008 茨城県2部Aブロック 2位 33 13 11 0 1 57 14 43
2009 優勝
2010 茨城県1部 4位 21 14 6 3 5 28 18 10
2011 4位 21 14 6 3 5 29 25 4
2012 6位 15 14 4 3 7 18 28 -10
2013 6位 10 14 3 1 10 12 34 -22
2014 5位 17 14 5 2 7 20 18 2
2015 4位 21 14 6 3 5 37 26 11
2016 2位 34 14 10 4 0 48 5 43 アイデンティみらい
2017 優勝 38 14 12 2 0 51 10 41 県予選敗退
2018 関東2部 4位 25 18 6 7 5 30 25 5
2019 7位 18 18 5 4 9 19 25 -6
2020 6位 12 9[※ 1] 3 3 3 8 12 -4
2021 5位 27 18 8 3 7 23 17 6
2022 7位 21 18 6 3 9 21 24 -3
2023 10位 14 18 3 5 10 8 21 -13
2024 茨城県1部 4位 29 16 9 2 5 43 26 17
2025
注釈
  1. ^ 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、前期1節~前期9節の全試合を中止し、後期日程のみでの開催となった。

全国社会人サッカー選手権大会

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  • 出場1回
年月日 ラウンド 会場 得点 対戦相手 観客
52 2016年10月22日 1回戦 あけぼの 1 - 0 富山新庄クラブ 300
2016年10月23日 2回戦 丸山陸上 1 - 2 三菱自動車水島FC 120

タイトル

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リーグ戦

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所属選手・スタッフ

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2023年

スタッフ

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役職 氏名 前職 備考
GM 日本の旗 富田哲二 アイデンティみらい 監督
監督 日本の旗 岡島輝樹 アイデンティみらい ヘッドコーチ
コーチ 日本の旗 伊藤信哉 アイデンティみらいU-18 コーチ
日本の旗 上田晃広 アイデンティみらいU-18 監督
日本の旗 都並智也 ブリオベッカ浦安 選手 選手兼任
GKコーチ 日本の旗 原信田英之 アルテ高崎 運営委員代理

選手

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Pos No. 選手名 前所属 備考
GK 1 日本の旗 鈴木悠生 エスペランサSC
21 日本の旗 保坂泉喜 利根商業高校
31 日本の旗 田中源也 共栄大学
DF 2 日本の旗 喜多佑真 ジョイフル本田つくばFC
4 日本の旗 髙松琢人 COEDO KAWAGOE F.C
5 日本の旗 赤城雅紀 上武大学
18 日本の旗 西龍成 利根商業高校
19 日本の旗 佐藤大悟 広島ユナイテッドFC
22 日本の旗 河田大志 明秀学園日立高校
24 日本の旗 丸﨑誠也 大宮東高校
28 日本の旗 郡司滋比古 つくばFCネクスト
MF 6 日本の旗 金子晴樹 上武大学
7 日本の旗 半田琉人 尚美学園大学
8 日本の旗 五十嵐健 エスペランサSC
10 日本の旗 臼田拓海 アイデンティみらいU-18
14 日本の旗 都並智也 ブリオベッカ浦安 コーチ兼任
15 日本の旗 鈴木翔平 松江シティFC
16 日本の旗 工藤純哉 ACアルマレッザ入間
17 日本の旗 三浦碩仁 Cento Cuore HARIMA
26 日本の旗 大和久竜成 ミナトSC
FW 9 日本の旗 松田大輝 ブリオベッカ浦安
11 日本の旗 小島正之介 サウルコス福井
13 大韓民国の旗 李準祐 大韓民国の旗 朝鮮理工大学校朝鮮語版
20 日本の旗 酒井啓人 獨協大学
27 日本の旗 竹本大輝 ヴェルフェ矢板

下部組織出身者

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ユニフォーム

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ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

クラブカラー

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  •   青、 

ユニフォームスポンサー

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掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
八潮化学 YASHIO
chemical
2022年 -
鎖骨 福岡運輸 福岡運輸株式会社 2023年 - 左側に表記
FUKUOKA
GROUP
右側に表記
背中上部 セイム タスペーサー 2015年 - 2018年 - 2022年は「TASMAGIC」表記
背中下部 明送 MEISO 2019年 -
増山会計事務所 増山会計 2020年8月 -
パンツ前面 ヒタチ緑化 HITACHI 2020年 - 2011年は背中上部と袖
2012年 - 2016年は胸
2011年 - 2016年は「ヒタチ緑化」表記
パンツ背面 なし - -

ユニフォームサプライヤーの遍歴

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歴代ユニフォームスポンサー表記

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年度 箇所 サプライヤー
鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面
2011 十和 /
OCHIAI
- ヒタチ緑化 - ヒタチ緑化 - - adidas
2012 ヒタチ緑化 - -
2013
2014
2015 タスペーサー
2016 Anfini DUELO
2017
2018 Anfini TASMAGIC 華のれん Hinata
2019 MEISO
2020 - /
増山会計
HITACHI
2021 増山会計 ATHLETA
2022 YASHIO
chemical
株式会社アネーロ
Anhelo
2023 福岡運輸株式会社 FUKUOKA
GROUP
タスペーサー -

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g 会社概要”. 2023年8月10日閲覧。
  2. ^ a b c アイデンティとは…”. 2016年8月21日閲覧。
  3. ^ a b 全社予選 東京23が3年連続本大会出場」『TOKYO FOOTBALL』2016年6月20日。オリジナルの2016年8月22日時点におけるアーカイブ。2016年8月21日閲覧。
  4. ^ 栃木シティのJFL入会が正式決定 来季の関東20チームも決定”. 東京サッカー[TOKYO FOOTBALL]. 2023年12月29日閲覧。
  5. ^ “先日のJFL入れ替え戦を持ちまして、2024シーズンは茨城県リーグへの参入となりました。”. X(旧Twitter). (2023年12月5日). https://twitter.com/identymirai/status/1731837561059107323 2023年12月29日閲覧。 

外部リンク

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