コンテンツにスキップ

むろつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
むろつ
基本情報
建造所 日立造船神奈川工場
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 たかみ型掃海艇
艦歴
計画 第3次防衛力整備計画
発注 1970年
起工 1971年4月16日
進水 1971年12月16日
就役 1972年3月30日
1988年3月23日(特務船に種別変更)
除籍 1995年3月30日
要目
基準排水量 380トン
満載排水量 448トン
全長 52.0m
最大幅 8.8m
深さ 4.0m
吃水 2.41m
機関 三菱YV12ZC15/201ディーゼル × 2基
出力 1,440仏馬力 (1.06 MW)
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 14ノット
乗員 47名
兵装 Mk.10 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-9A 対水上
ソナー ZQS-2 機雷探知機
その他 掃海装備
53式普通掃海具0型一式
56式浮上式掃海電線一式
71式音響掃海具
テンプレートを表示

むろつローマ字JDS Murotsu, MSC-637YAS-88)は、海上自衛隊掃海艇たかみ型掃海艇の8番艇。艇名は室津島に由来する。旧海軍鵜来型海防艦室津」に次いで日本の艦艇としては2代目。

艦歴

[編集]

「むろつ」は、第3次防衛力整備計画に基づく昭和45年度計画掃海艇337号艇として、日立造船神奈川工場で1971年4月16日に起工され、1971年12月16日に進水、1972年3月30日に就役し、同日付で第2掃海隊群隷下に新編された第43掃海隊に「てうり」とともに編入された。定係港は横須賀

1973年3月20日、第43掃海隊が佐世保地方隊下関基地隊に編入。

1988年3月23日、特務船に種別変更され、船籍番号がYAS-88に変更。佐世保地方隊隷下の佐世保警備隊に編入。

1989年6月15日対馬防備隊に編入。

1995年3月30日、除籍。

参考文献

[編集]
  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目

[編集]